今回はパイロットの「アクロドライブ」を紹介します。
アクロドライブは、回転式のシングルボールペンです。
真鍮製の軸でしっかりとした重みがあって高級感があります。
なめらかなアクロインキの書き味はクセになりますね。
税込み定価は3300円です。
それでは詳しく紹介します。
パイロット アクロドライブのおすすめポイント
黄銅でできた軸はしっかりとした重みがある
スリムなデザインでかっこいい
グリップ部分が太くなっていて持ちやすい
カラーバリエーションが豊富
回転式はノック音がしないので静かな場面でも使いやすい
アクロインキでなめらかな書き味
パイロット アクロドライブの特徴
軸は黄銅でできていてしっかりとした重みがある
軸の素材は黄銅(真鍮)です。
黄銅というのは銅と亜鉛の合金で真鍮とも呼ばれます。
真鍮は筆記具に使用される金属ではかなりメジャーな金属で、いろんなボールペンや万年筆に使われています。
重さは約30gで、持ってみるとかなりずっしりとした重みを感じます。
この重みのおかげであまり筆圧をかけなくてもさらさらと書けますよ。
スリムなデザイン
全体的にはすらっとしたスリムなデザインになっています。
余計な装飾がなくシンプルでかっこいいですよね。
グリップ部分が少し太くなっている
グリップ部分がすこし膨らんで太くなっています。
ちょうどグリップするあたりからペン先に向かって太くなっているので、グッと力を入れて書くときにグリップが滑りにくいです。
落ち着いた塗装がクールでかっこいい
今回紹介するのはダークグレー。
よく見ると、単色の塗装ではなく、パールのような、マットのような複雑な塗装がされている感じですね。
若干光沢もありつつ、マット塗装のような落ち着いた感じもします。
塗装はつるつるし過ぎず、手になじみやすいですよ。
控えめなロゴが高級感を演出
軸に「DRIVE」「PILOT JAPAN」のロゴが入ってます。
かなり控えめなロゴがさりげなく高級感を演出してくれていますね。
カラーバリエーションが豊富
今回紹介するダークグレーを合わせて全部で11種類ものカラーバリエーションがあります。
- パールホワイト
- ダークブルー
- メタリックブルー
- メタリックピンク
- ダークグレー
- シルバー
- カッパー
- メタリックグレー
- ピンクゴールド
- ブラック
- ボルドー
どれもきれいな塗装で高級感がありますよ。
クリップなどの装飾が3種類
クリップや天冠などの装飾が、ダークグレーとシルバーはクロームメッキとなっています。
その他はゴールドメッキもしくはピンクゴールドメッキです。
そのどれもが軸のカラーととても合っていて、どの色を見ても高級感があってかっこいいです。
いろんなカラーや装飾を見ていると、他のカラーのも欲しくなりますね。
僕はクロームメッキが一番好きなのでこのダークグレーを選びました。
替え芯の品番は「BFNR-30」
アクロドライブに使用できる替え芯の品番は「BRFN-30」です。
金属の替え芯で、アクロインキでサラサラと書けるのが特徴です。
太さはEF(0.5mm)、F(0.7mm)、M(1.0mm)の3種類。
また、同型で油性インキの替え芯「BRF-25」もアクロドライブで使用することができます。
この替え芯は太さがB(1.2mm)、BB(1.6mm)というかなり太い線が書けます。
これらの替え芯の太さや書き味についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
よかったら参考にしてください。
軸のカラーによって最初に入っている替え芯の太さが違う
軸のカラーによってこの最初に備わっている替え芯の太さが変わってきます。
EF(0.5mm) | F(0.7mm) | M(1.0mm) |
パールホワイト ダークブルー メタリックブルー メタリックピンク | ダークグレー シルバー カッパー メタリックグレー ピンクゴールド | ブラック ボルドー |
初期設定ではこのようになっています。
最初に入っている替え芯の太さを変えることはできませんが、替え芯の太さはEF、F、Mの3種類あるので、好みの太さに交換すればいいと思います。
最初の替え芯の太さは気にせず、好きな軸の色で選べばいいかと思います。
皆さんはどのカラーを選びますか?
パイロット アクロドライブの使い心地
繰り出す時の手ごたえが絶妙で高級な感じ
芯を繰り出すときの手ごたえですが、若干重みを感じますが、回しやすいです。
中に板バネがはいっていて、最後にスッとハマってロックがかかる感じの手ごたえがします。
この適度な重みと、最後のスッとハマる感じがとても絶妙です。
同じパイロットの回転式で「コクーン」というボールペンがありますが、こちらは最後のスッとハマる感じは同じですが、かなり回転が軽いです。
この若干重みを感じる手ごたえが、高級な感じがします。
芯を繰り出す時に音がしない
これは回転式のシングルボールペンならではの特徴かと思います。
静かな場所で、ボールペンをカチカチする音が気になる場面ってありますよね。
図書館で勉強している時とか、会議中とか音を出したくない場面では静かに芯を繰り出せるので重宝しますよ。
最初に入っている替え芯の太さはF(0.7mm)
先に紹介しましたが、ダークグレーは購入時にはこのF(0.7mm)の替え芯が入っています。
こんな感じの替え芯で、金属製です。
品番は「BFNR-30F-B」です。
適度な重みでヌルヌルと書きやすい
0.7mmと太めなのもあるかと思いますか、かなりヌルヌルとした書き心地です。
太い方が線の強弱がつけやすいですね。
はねやはらいが表現しやすいです。
アクロインキとジェットストリームをちょっと比較
同じ太さのジェットストリームと比較してみました。
並べて書くと、アクロインキの方が黒く見えますね。
またアクロインキはフラッシュが観察できませんが、ジェットストリームはレッドフラッシュしています。
ジェットストリームのサラサラした書き味はクセになりますが、より黒いインクを使いたいのであればアクロインキですね。
今回ちょっと比較してみましたが、もう少し本格的にこの2本を比較してみたいと思います。
同型で樹脂の替え芯も使える
パイロットのボールペンの中でも比較的安価なものに使用されている替え芯です。
品番は「BFNR-10F-B」。
写真で見ると分かるかと思いますが、パッと見サイズはほぼ同じです。
試しにアクロドライブに入れてみました。
繰り出し、収納に問題なく、回転はスムーズにできます。
筆記時、口金にしっかり沿っていて、カタついたりしませんでした。
メーカーのカタログとしては、適合するとは明記されていませんが、特に問題なく使用できました。
安い替え芯の方がありがたいので、樹脂製の替え芯でもいいかなって思います。
ただ、まだ長期使用していないのでどんな不具合が出るかは分かりません。
使用に際しては自己責任ということでお願いします。
パイロット アクロドライブをおすすめする理由
程よい重みで扱いやすい
スリムなデザインにグリップ部分が太くなっていて持ちやすい
回転式はノック音がしないので静かな場面でも使いやすい
アクロインキがしっかり黒く、書き味はなめらか
というところかと思います。
これまでシングルボールペンはジェットストリームを使うことが圧倒的に多かったですが、アクロドライブを使いだしてからは、かなり使いやすいので常備するようになりました。
派手な装飾がなくシンプルなデザインなので、仕事でも全く問題なく使えます。
それから、アクロインキがしっかり黒くてヌルヌルと書きやすいのも良かったです。
それから今回使用したアクロインキは0.7mmでしたが、他の太さもいろいろ試してみてみたいと思います。
またいろんな太さの書き味など比較してレビューできればと思っています。
最後に
今回はパイロットのアクロドライブを紹介しました。
税込み定価3300円ですが、それ以上の価値があると感じる一本でした。
いろんなカラーバリエーションがあるので、自分用として購入するのはもちろんですがプレゼントしても喜ばれるんじゃないかなと思います。
レビューしながら違うカラーのも欲しくなってきました(笑)
最後まで読んでくれてありがとうございました。
コメント
acro1000と使い分けています。driveは、アクロインキではありませんが、BRF-25BBまで含むと、0.5,0.7,1.0,1.2,1.6mmが選択可能ってのは、ありがたいです。
コメントありがとうございます。
いろんな太さのリフィルを試してみたくなりました。
また試してみて記事にできればと思います。
大変貴重な情報をありがとうございました。