今回はアクロドライブ発売から10周年を記念して発売された「アクロドライブ10th 限定モデル」を紹介します。

通常モデルが登場したのが2015年9月。
アクロドライブはアクロシリーズのフラッグシップとして人気がありました。
ただ残念ながら2025年に生産が終了し在庫限りに。
そして2025年11月に限定モデルが最終ラインナップとして登場しました。
公式ページのプレスリリースを見て、これは売り切れてしまう前にゲットしておかなければ!と思い「ディープシーブルー」を購入。

アクロドライブの高い質感と使い心地には定評がありますが、やはりこの限定カラーがまたかっこいいですよね。
価格は通常モデルが税込定価3300円、限定モデルは税込定価4400円と通常モデルより高価ですが納得できる仕様かと思います。
通常モデルと比較しながらレビューしてみたいと思います。
PILOT(パイロット)「アクロドライブ10th 限定モデル」をおすすめする人
回転繰り出し式のボールペンを探している
アクロドライブを愛用している
限定モデルと聞くとソワソワする
PILOT(パイロット)「アクロドライブ10th 限定モデル」の特徴
デザインは通常モデルと同じ

グリップ部分が太くなり、なめらかな曲線をえがいたボディデザインは同じですね。
カラーの違いはありますが、クリップの形状も同じです。
使用素材やサイズも通常モデルと同じ
改めて通常モデルの重さやサイズを測定してみました。

使用素材は黄銅(真鍮)で重さは29.94gでした。


全長は134.45mm、グリップ部分の一番太いところで10.81mmでした。
次いで限定モデルの重さやサイズを測定してみました。
使用されている素材は黄銅(真鍮)で塗装仕上げとなっているのは通常モデルと同じですね。

重さは29.74gとほぼ同じ重さで、ずっしりとした持ち心地もほぼ変わりません。


全長は134.46mm、最大径10.85mmとサイズも測定の誤差範囲で同じですね。
回転繰り出し式でノック音がしない

アクロドライブは回転繰り出し式のボールペンです。
回転の手ごたえは重すぎず、スッと回せます。
またペン先が出きったところで、固定されるような手ごたえがあります。
そのためペン先がしっかり固定されるので、ふいに回転させてしまってペン先の長さが変わるといった事がありません。
回転の手ごたえも通常モデル、限定モデルとも同じですね。
回転繰り出し式ボールペンのメリット

回転繰り出し式ボールペンでは、ノック式のように片手でノックして使うといった手軽さはありません。
どうしても両手を使って回転してペン先を繰り出してから使うようになります。
使用する際のひと手間が煩わしいと感じる人もいるかと思います。
ただ、回転繰り出し式はペン先を繰り出す際に大きな音がしないというメリットがあります。

会議中など、音が出ないように神経を使う場面で、「カチッ」というノック音をさせてしまい、上司からの視線が痛かったという経験はありませんか?
気まずい空気にならないようにするには回転繰り出し式ボールペンは便利ですよ(笑)
装飾がマットブラック

限定モデルで通常モデルと大きく違う部分として、クリップなどの装飾部分がマットブラック塗装というところです。
パーツカラーが光沢を抑えたマットブラックで統一されていることで、グッと引き締まった印象になりますね。
通常モデルでは軸のカラーによって、クロムメッキ、ゴールドメッキ、ピンクゴールドメッキと光沢のある仕上がりだったので、限定モデルはかなり落ち着いた雰囲気です。
限定モデルはマット塗装


軸の塗装方法が違いますね。
通常モデルでは光沢塗装で、手触りがつるっとしています。
限定モデルはマット塗装になっていて、少しザラっとした手触りです。
手になじみやすく、グリップが滑りにくいですね。
光沢が抑えられているので、より落ち着いた印象です。
軸のカラーが秀逸

通常モデルでは「パールホワイト」「ダークブルー」「メタリックブルー」「メタリックピンク」「ダークグレー」「シルバー」「カッパー」「メタリックグレー」「ピンクゴールド」「ブラック」「ボルドー」と全部で11種類ものカラーがありました。
僕が持っている通常モデルは「ダークグレー」。
ビジネスで使いやすい定番カラーが揃っていました。
定番カラーであればまだ手に入るかと思います。

そして限定モデルですが、「World Traveler」というコンセプトのもと、「世界の極致」(北極・砂漠・森・海)をイメージしたカラーがラインアップされています。
今回紹介するのは光の届かない深海をイメージした「ディープシーブルー」と言うカラーです。
黒いクリップとダーク系のカラーはより引き締まって見えてかっこいいですね。
その他、北極の白銀をイメージした「アークティックシルバー」、砂漠の大地をイメージした「デザートカッパー」、神秘的な森をイメージした「ミスティックフレストグリーン」と全部で4種類。
特にブルー、グリーンのようなダーク系は人気が高く、ほとんどの店舗で売り切れとなっているようです。
廃盤モデルで限定カラーとなればその希少性からプレミア価格になってくる可能性はありますね。
替え芯(リフィル)は「BRFN-30」

アクロドライブの初期充填リフィルは「BRFN-30F-B」。
ボールサイズは0.7mm(細字)、インクカラーは「黒」です。
「BRFN-30」はボールサイズが0.7mmの他、0.5mm(極細)と1.0mm(中字)の3種類。
以前はインクカラーも「黒」の他、「赤」「青」もあったんですが、現在は「黒」のみとなってしまっています。
カラーバリエーションは多い方がいいように思いますが、それほど需要がなかったんでしょうかね?
「BRFN-30」は「BRFN-10」と互換性がある

「BRFN-10」はアクロインキ搭載の単色用のボールペンリフィルです。
「BRFN-30」との違いはリフィルが樹脂製であるというところです。
そしてもうひとつ、価格が違い「BRFN-30」は税込330円、「BRFN-10」は税込110円。
ボールサイズの種類が少なかったりしますが、この価格差はランニングコストにかなり差が出ますね。
注意する点として、「BRFN-30」が採用されている軸全てで互換性があるかどうかは分かりません。
僕が検証した軸に関しては特に問題なく使用できたので互換性があると言えます。
もちろんアクロドライブでも検証し、どちらも使用できました。
こちらの記事で「BRFN-10」と「BRFN-30」の互換性を検証しています。
よかったら参考にしてください。
PILOT(パイロット)「アクロドライブ10th 限定モデル」の使い心地
低重心で安定した筆記

真鍮製でずっしりとした持ち心地ですが、グリップが太くなっているおかげで重心がグリップ部辺りにあります。
重心が低いのでペンが安定しやすく、扱いやすいですね。
マット塗装で滑りにくくなっているのも効いてます。
また重心が低いので、グリップしてしまうとそれほど重さを感じないですね。
サラサラとした書き味

アクロインキ独特のサラサラとした書き心地は間違いないですね。
インクフローは比較的安定してますが時にドバっと出てくることがあって、ちょっとびっくりすることがあります。
アクロインキの書き味を0.7mmの他、0.5mm、1.0mmとで比較したレビューをしています。
よかったらのこちらの記事も参考にしてください。
発色がよくフラッシュしにくい

アクロインキは他社の低粘度油性インクと比較してもかなり黒く書けます。
またアクロインキは他の油性インクボールペンではよく見られるレッドフラッシュは起きません
写真上がアクロインキ、下がジェットストリームで書いたものです。
明らかに黒のレベルが違いますね。
またジェットストリームはレッドフラッシュしているのを確認できます。

アップで見てみるとよりレッドフラッシュしているのが分かりますね。
ここで補足しておきますが、黒いから優れている、フラッシュするから問題がある、というような話ではないです。
こういったインクの傾向があるというのを踏まえて、どちらがより好みかを選んでいただけたらと思います。
「BRFN-10」も使えるか改めて検証

アクロドライブの初期リフィル「BRFN-30」を取り出し、樹脂製の「BRFN-10」を入れてみます。

軸内での固定は特に問題なくできました。
繰り出し、収納する際はリフィルが引っ掛かることなく、動作はスムーズでした。

ペン先と口金との固定も問題ないですね。
筆記感は「BRFN-30」、「BRFN-10」どちらも変わりないですね。
それと、リフィルが金属製から樹脂製にしたことで、若干ですが重さが軽くなります。
体感で分かるほどの差ではないですし、ペンバランスも低重心のままで使用感としてはほぼ変わらないので、特になんの問題なく使用できますね。
PILOT(パイロット)「アクロドライブ10th 限定モデル」をおすすめする理由
クリップなどの装飾がブラックなので引き締まった印象でかっこいい
廃盤となったモデルでの限定カラーは希少性がある
回転繰り出し式でノック音を気にしなくてもいい
低重心で筆記がしやすくインクの発色がいい
というところかと思います。
アクロドライブの多機能ペンやアクロ1000などは健在で、アクロシリーズそのものがなくなる訳ではないですが、完成度の高いボールペンだっただけに廃盤になってしまうのは残念ですね。
ただ3/6にパイロットのプレスリリースでアクロドライブの後継となる「エターリンク」発売が発表されましたね。
写真を見る限りではほぼ同じ仕様かなと思いますが、どうなんでしょうね。
詳しい内容はこちらの公式ページをご確認ください。
最後に

今回はパイロットの回転繰り出し式ボールペン「アクロドライブ10th限定モデルを紹介しました。
この記事が皆さんのボールペン選びの一助になれば幸いです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。





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