今回は2026年3月に発売されたパイロットの回転繰り出し式ボールペン「エターリンク」をレビューします。
「エターリンク」は2025年に廃盤となった「アクロドライブ」の後継モデルとして登場しています。
「アクロドライブ」と比較しながらレビューしていきたいと思います。
パイロット「エターリンク」をおすすめする人
「アクロドライブ」を愛用していたが壊れたので代替のボールペンを探している
オールブラック仕様の回転繰り出し式ボールペンが欲しい
パイロットのアクロインキが好き
パイロット「エターリンク」の特徴
コンセプトは「永遠」と「絆」

「eterlink」は「eternal “永遠”」と「link “絆”」を組み合わせた造語で、「書くことで、『点が連なり、線になり、あなただけの物語になる』」という想いが込められています。
パイロット プレスリリース 2026.03.06より引用
「アクロドライブ」は「インキのなめらかさを視覚化した流線形デザイン」や「高い実用性」というコンセプトで、筆記を加速させるイメージをもつ「DRIVE」が名前に組み込まれています。
「エターリンク」はこの「アクロドライブ」のコンセプトを引き継ぎつつ、過去と未来、人と人とをつなぐ「永遠の絆」へと昇華されたモデルなんですね。
デザインやスペックはほぼ同じ

デザインはグリップ部分が太くなった流線形で見た目はほぼ同じです。
クリップ形状は根元が太く、途中からきゅっと締まった独特の形状なっているところも同じですね。
それぞれ重さやサイズを測定してみました。
重さ比較


アクロドライブは29.91g、エターリンクは29.87gとほぼ同じですね。




先軸、後軸それぞれも測定してみました。
| モデル | 全体の重さ | 先軸 | 後軸 |
|---|---|---|---|
| アクロドライブ | 29.91g | 12.36g | 13.77g |
| エターリンク | 29.87g | 12.26g | 13.77g |
個体差や測定誤差を考慮すると重さはほぼ同じといっていいと思います。
おそらく使用されている素材についてもほぼ同じものかと思います。
サイズ比較




| モデル | 全長 | 最大径(グリップ部) |
|---|---|---|
| アクロドライブ | 134.42mm | 10.85mm |
| エターリンク | 134.48mm | 10.80mm |
サイズについても両モデルともほぼ同じですね。
回転の手ごたえも同じ感覚


回転はやや重めで、出し切ったあたりで「クッ」と軽くロックがかかるような手ごたえがあります。
軽くロックがかかることで、リフィルが勝手に引っ込むことはないですね。
また収納した際にも軽くロックがかかるような手ごたえがあるので、ペンケースに収納した場合でも、知らないうちにリフィルが出てきてペンケース内を汚すようなことも起きにくいかと思います。
この使い勝手の良さもしっかりと継承されていますね。
「アクロドライブ」を気に入って使っていたけど、壊れてしまった(そうそう壊れないですが)ので代替のものを探しているという人は「エターリンク」一択ですね。
パーツが共通なので先軸と後軸との入れ替えが可能

この写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、左からアクロドライブ、中央は限定アクロドライブ、右がエターリンクです。
先のサイズ測定でパーツはほぼ同じというのがわかりましたが、この接続部も同じです。
ネジ山の感じが同じに見えますよね。
実際に先軸と後軸とを入れ替えることができます。

これも写真だと分かりにくいですが(汗)
先軸がエターリンク、後軸がアクロドライブです。
マットな感じと光沢とで驚くほどミスマッチ(笑)
もうちょっとセンスのある組み合わせがあるかと思いますが、僕が持っているモデルではこんな結果に(汗)
特におすすめする訳ではないですが、作りが同じなのでこんなことも出来ますよ的な話でした。
カラーバリエーションが豊富になった

「アクロドライブ」ではクリップ、リングのカラーがゴールドとシルバーの2種類。

以前紹介した2025年の限定モデルでは装飾が「マットブラック」仕様でしたね。

「エターリンク」では「ゴールド」と「シルバー」「ピンクゴールド」に加え「ブラック」が通常ラインとして追加されています。
軸のカラーも「アクロドライブ」の通常モデルは11種類(2025年限定モデルが4種類)であったものから、全12種類に増えています。
ボールサイズと軸カラー
ラインナップは初期のボールサイズによって展開されているカラーが違います。
「アクロドライブ」のボールサイズと軸カラー
| ボールサイズ | 軸カラー | パーツカラー |
|---|---|---|
| 0.5mm | パールホワイト ダークブルー メタリックブルー メタリックピンク | ゴールド ゴールド ピンクゴールド ピンクゴールド |
| 0.7mm | ダークグレー シルバー カッパー メタリックグレー ピンクゴールド | シルバー シルバー ゴールド ゴールド ピンクゴールド |
| 1.0mm | ブラック ボルドー | ゴールド ゴールド |
「エターリンク」のボールサイズと軸カラー
| ボールサイズ | 軸カラー | パーツカラー |
|---|---|---|
| 0.5mm | ライラック コスモス ローズベージュ パールホワイト | シルバー シルバー ピンクゴールド ピンクゴールド |
| 0.7mm | ダークブルー カッパー ブラック アイスシルバー エイジングメタル ブラッドオレンジ ブラック グレー | ゴールド ゴールド ブラック ブラック ブラック ブラック シルバー シルバー |
シルバーパーツの軸カラーが2種から4種へ、またブラックパーツが限定ではなく通常ラインに加わっています。
軸は華やかなカラーから落ち着いたビジネス向けのカラー、さらに「アクロドライブ」ではなかったブラッドオレンジやブラック・ブラックなどのトレンド感のあるカラーまで幅広く揃っています。
また、「アクロドライブ」では初期にボールサイズが1.0mmのリフィルが充填されていたモデル(ブラック・ボルドー)がありましたが、「エターリンク」ではなくなっています。
細く書けるボールペンが好まれる傾向にあるので、ボールサイズ1.0mmという太さはあまり需要がないんでしょうかね。
イチ押しは「ブラック・ブラック」

僕が選んだのは「ブラック・ブラック」というカラー。
「アクロドライブ」にはなかったカラーで、ラインナップを見た時から狙っていました。
軸のカラーがブラック、クリップなどの装飾もブラックと全身が真っ黒で、かなり引き締まって見えてかっこいいですよね。
僕は最近真っ黒な軸を買いがちで、以前レビューした「ピュアモルト」(正確にはダークブラウンというカラーですがどう見ても黒(笑))や「サラサグランド・オールブラック」とかどんどん黒軸が増えていってます(笑)
中央のリング上部にあった「DRIVE」という文字はなくなった


形状はほぼ同じですが、カラーバリエーションが豊富になったことともう一か所違いがあります。
この中央リング上部にあった「DRIVE」の文字です。
「アクロドライブ」にあった「DRIVE」の文字が「エターリンク」にはこの文字がありません。


真裏にある「PILOT JAPAN」の文字は残っています。
デザイン的には遠目ではほぼ同じに見えますが、軸や装飾のカラー以外では「DRIVE」の文字があるかどうかで「アクロドライブ」か「エターリンク」かを見分けることができますよ。
リフィル(替え芯)は「BRFN-30」

リフィルは「アクロドライブ」に採用されていたリフィルと同じ「BRFN-30」です。
金属製の軸でボールサイズは0.5mm、0.7mm、1.0mmの3種類。
「ブラック・ブラック」に初期に充填されているのは0.7mmです。
インクは「アクロインキ」が採用されており、低粘度油性インクで軽やかな書き心地です。
インクカラーはブラックのみ。
以前はブルーやレッドもあったんですが、残念ながら廃盤になってしまっています。
売れると思うんですけどなんで廃盤になってしまったんでしょうね。
いつも愚痴のようになってしまってすみません…(汗)
2026年7月1日の価格改定でびっくりする値段に…

さて、この「BRFN-30」は以前税込定価330円という値段でした。
ですが2026年7月の改定で税込定価1100円に!
改定前に買い込んだという人も結構いらっしゃるかなと思います。

ちなみに樹脂製リフィル「BRFN-10」は税込定価110円から220円に。
物価高騰はこの先も続くんでしょうね(泣)
互換性はこの後検証します。
パイロット「エターリンク」の使い心地
回転は適度な重さで静かに繰り出せる

先にも触れましたが、回転の手ごたえはほぼ同じで、繰り出した時のロックされる感じなど同じですね。
また「アクロドライブ」と同じく「エターリンク」でも繰り出す際に音が出ません。
授業中や会議中でも静かに繰り出しできるのは回転繰り出し式ならではの魅力ですね。
使い心地は「アクロドライブ」と比べ遜色はない

軸内でのリフィル固定はしっかりしており、ペンを振っても「カチャカチャ」といった音は出ません。
筆記時にペン先はしっかりと固定されており、非常に安定しています。
グリップ部分が太くなっているので、低重心で扱いやすいです。
アクロインキのサラサラとした書き心地、しっかりとした黒の発色は間違いないですね。。
「BRFN-30」と「BRFN-10」の互換性を確認

これまでにいくつか「BRFN-30」が採用されているボールペンに「BRFN-10」を試してみましたが、検証した軸はどれも互換が確認できました。
今回も「エターリンク」に「BRFN-10」が使えるか検証してみました。


軸内の固定は問題なく、「BRFN-30」と同様、軸内で「カチャカチャ」と動くことはないですね。
回転もスムーズで「BRFN-30」を入れている時と比べても違いが分からないです。

ペン先の固定も問題なく、筆記時にペン先がカタつくようなことはないので互換があると言っていいと思います。
「BRFN-10」が使えるので、EF(0.5mm)やF(0.7mm)を主に使っている人はランニングコストがかなり減らせますね。
パイロット「エターリンク」をおすすめする理由
カラーバリエーションが増え「アクロドライブ」になかったカラーが選べる
使い心地は「アクロドライブ」そのものなので安心して使える
「BRFN-10」が使えるのでランニングコストが抑えられる
といったところでしょうか。
「エターリンク」になって大きく変わった点として、やはりカラーバリエーションが増えたのが良かったかと思います。
僕は迷わず「ブラック・ブラック」にしましたが、「シルバー・ブラック」も気になっていて、しっかりと物欲を刺激されています(汗)
価格が「アクロドライブ」が税込定価3300円であったのが、「エターリンク」は3850円。
デザインやパーツがほぼ同じなので、昨今の原材料費高騰に伴うリブランディングという感はあります。
ぶっちゃけ「アクロドライブ」をお持ちの方ならあえて買い替える必要性はないかなと思いますが、これまでになかったカラーでお気に入りが見つかれば全然アリかなと思います。
最後に

今回はパイロットの回転繰り出し式ボールペン「エターリンク」を紹介しました。
この記事が皆さんのボールペン選びの一助になれば幸いです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
こちらは今回比較したアクロドライブのレビュー記事です。
よかったら参考にしてください。





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