今回はSTADETLER(ステッドラー)の「アバンギャルド」と「アバンギャルド・ライト」の違いを比較しながらレビューしたいと思います。
ざっくりとした違いは
- サイズ
- 重さ
- ボールペンカラーの数
というところです。
それぞれの特徴などを踏まえ、どんな場面で使いやすいかを考えてみました。
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「アバンギャルド」と「アバンギャルド・ライト」の違いが知りたい
「アバンギャルド」と「アバンギャルド・ライト」はどう使い分ける?
STADETLER(ステッドラー)の「アバンギャルド」と「アバンギャルド・ライト」の共通点
まずは「アバンギャルド」と「アバンギャルド・ライト」の共通点についてです。
どちらも多機能ペン
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「アバンギャルド」「アバンギャルド・ライト」はどちらも多機能ペンです。
ボールペンにシャープペン機能が備わっています。
ノック方式は振り子式
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ノック方式はどちらも振り子式が採用されています。
振り子式というのは、ノック部分に振り子が仕込まれています。
ペンを傾け、軸に示している色を上に向けてノックするとその色が出てくるというものです。
クリップの横にあるボタンを押せばペンが収納されます。
振り子式のメリットとしては、見た目がシンプルになり、片手で操作が出来るという点です。
デメリットとしては、操作が慣れるまでは思った色が出せないことがあります。
多色・多機能ペンのノック方式についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
よかったら参考にして下さい。
軸はアルミ製
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どちらも軸はアルミ合金でできています。
アルミ合金は軽量かつ頑丈という特徴があります。
金属製の多機能ペンとしてはどちらも軽量な部類に入るので、持ち運びやすく取り回しもしやすいです。
また、アルミは発色が良く、見た目が美しいのも特徴です。
口金やノック部分、メーカーロゴなどは銀色
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どちらも口金、ノック、クリップに加え、メーカーロゴなど全て銀色で統一されています。
使用するカラーを抑え、装飾を銀色で統一されていることで、落ち着きがありシャープな印象ですね。
ノックのサイズはほぼ同じ
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軸のサイズは違いますが、このノック部分を並べてみるとほぼ同じように見えますね。
ペン先を収納する部分のボタンもほぼ同じようなところに配置され、サイズも同じようです。
ここだけアップで見るとほぼ区別がつきませんね。
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実測すると若干ノックのサイズが違いました。
さすがに「アバンギャルド」と「アバンギャルド・ライト」とで全く同じのパーツという訳ではなさそうです。
「D」型の替え芯が使える
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ボールペンの替え芯は「D」型という規格が採用されています。
ステッドラーの「D」型替え芯はボールサイズが1種類。
品番は黒が「92RE-09」、赤が「92RE-02」、青が「92RE-03」です。
油性らしい重めの書き味です。
同じ「D」型規格であれば互換性があります。
純正の書き味を変えたいという人には他メーカーの替え芯に替えてみるのもいいかと思います。
おすすめの「D」型替え芯は三菱鉛筆の「ジェットストリーム」
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人気の低粘度油性ボールペンといえば「ジェットストリーム」ですね。
「ジェットストリーム」に「D」型替え芯があり、品番が「SXR-200」。
その特徴は
- ジェットストリームならではのサラサラの書き味
- ボールサイズが0.5mmと0.7mmの2種類から選べる
- インクカラーが3種類(黒、赤、青)
というところで、「アバンギャルド」「アバンギャルド・ライト」どちらにも使用できますよ。
STADETLER(ステッドラー)の「アバンギャルド」と「アバンギャルド・ライト」の違い
続いて「アバンギャルド」と「アバンギャルド・ライト」の違いについてみていきたいと思います。
デザインが違う
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コンセプトは共通しており、どちらも見てもよく似ています。
ですが、「アバンギャルド」はグリップ部分が太くなっています。
対して「アバンギャルド・ライト」はストレートで、グリップ分にはドットのへこみがあり、滑りにくいように加工されています。
サイズが違う
ひと目で見ても分かる通りサイズが全く違いますね。
それぞれサイズを比較してみました。
「アバンギャルド」
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全長(リフィルを収納した状態) 148.03mm
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グリップ部径 11.24mm
クリップ辺り径 10.18mm
「アバンギャルド・ライト」
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全長(リフィルを収納した状態) 131.64mm
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グリップ部径 9.44mm
クリップ辺り径 9.39mm
全長は「アバンギャルド」に比べ「アバンギャルド・ライト」が約17mm短いですね。
「アバンギャルド」はグリップ部が11.24mmと太く感じます。
ぱっと見はクリップ部周囲径は同じかと思いましたが、実際に測定すると「アバンギャルドライト」の方が若干細いですね。
重さが違う
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重さは「アバンギャルド」が18.75g、「アバンギャルド・ライト」が13.78gでした。
その差は約5g。
持ってみるとかなり違いがあるのが分かります。
口金の作りが違う
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写真左が「アバンギャルド」、右が「アバンギャルドライト」です。
見た目通り「アバンギャルド」の方がしっかりしていて、重みがあります。
振り子式はノック部分に複雑なギミックが仕込まれているため、どうしても重心が上になりやすいです。
「アバンギャルド」は全体の重さも重くなっていますが、このように口金部分を重くすることで低重心になるように工夫されているんですね。
また「アバンギャルドライト」は全体が軽量化されており、またサイズも小さいためバランスが取れています。
それぞれのサイズや特性に合わせ、どちらも使いやすいようにデザインされているのがよく分かりますね。
ボールペンの数が違う
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「アバンギャルド」はボールペンが「黒」「赤」「青」にシャープペン。
「アバンギャルド・ライト」はボールペンが「黒」「赤」にシャープペン」。
大きい分「アバンギャルド」の方がボールペン1本多いですね。
軸のカラーバリエーションが違う
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「アバンギャルド」は「ブラストブラック」「スノーホワイト」「クールシルバー」「シャンパンゴールド」「チタニウムグレー」「ナイトブルー」「アーバンブルー」と全部で7種類。
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「アバンギャルド・ライト」は「ペールベージュ」「ペールピンク」「ペールブルー」「ブラストシルバー」「ブラストブラック」「スノーホワイト」「クールシルバー」「シャンパンゴールド」「チェリーブロッサム」「カーマイン」「バレンシア」「グリーンティ」「アクア」「アーバンブルー」「ナイトブルー」と全部で15種類。
「アバンギャルド・ライト」の「スノーホワイト」は生産終了しており在庫限りのようです。
「アバンギャルド」は落ち着きのあるカラーがラインナップされています。
「アバンギャルド・ライト」はカラーバリエーションが豊富で華やかなカラーが揃っています。
「アバンギャルド」と「アバンギャルド・ライト」それぞれの使う場面
サイズ、機能、ボールペン数の違いから、それぞれに適した使用する場面を考えてみました。
「アバンギャルド」は持ち運ぶよりもデスクに備えて使う
デスク中心の作業が多い人には「アバンギャルド」
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サイズの大きい「アバンギャルド」はデスクに備えておくのがおすすめです。
グリップが太く握りやすいので、長時間使用していても疲れにくいので、デスクでの作業にピッタリです。
どれも落ち着いたカラーで高級感があるので、ビジネスシーンでも問題なく使えますね。
ボールペン3色とシャープペンを使い分ける
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ちょっとしたメモにはシャープペンが使えます。
さらにボールペンが3色あるので、思考をアウトプットする時に便利ですね。
メインのメモなどは「黒」、重要事項や緊急事項には「赤」、補足や未処理案件は「青」といった使い分けですね。
3色ボールペンの活用方法などいろんな書籍を参考に使ってみてはどうでしょうか。
これだけの機能が1本で済むので、デスクの場所をとる事はありませんね。
持ち運ぶなら胸ポケットよりペンケース
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胸ポケットに入れて持ち運ぶのもいいですが、グリップ部分が太くなっているのでちょっと違和感があるかもしれません。
持ち運ぶ場合はペンケースに入れるのがいいと思います。
「アバンギャルド・ライト」はコンパクトなデザインを活かして手帳と一緒に持ち運ぶ
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メモを片手に外回りの仕事中心の人なら「アバンギャルド・ライト」
コンパクトなデザインなので手帳などと一緒に持ち運ぶのに「アバンギャルド・ライト」が最適です。
軸がストレートなので、ペンホルダーにフィットして、取り出しもしやすいです。
シャープペンと2色ボールペンを使い分け
シングルボールペンのような細さで、ボールペンが2色にシャープペン機能もついているのでどんな場面でもすぐにメモすることができます。
スケジュール帳に仮スケジュールが入れば「シャープペン」でサッとメモをしておく、まず予定は「黒」、緊急事案には「赤」で書き込むなどですね。
特にスケジュール帳は色分けしておくと、黒一色で書き込んでいるスケジュール帳よりひと目で重要度が分かるので非常に便利ですよ。
カラフルで種類が豊富な「アバンギャルド・ライト」
「アバンギャルド・ライト」は何といっても軸のカラーが豊富でカラフルなのが特徴です。
手帳に合わせて軸のカラーを選ぶことができますね。
同じグループ内で、個性に合わせたカラーを選んでプレゼントするのもいいかもしれないですね。
例えばリーダーには「カーマイン」、サブリーダーには「クールシルバー」、影のリーダーには「ブラストブラック」とか(笑)
他にも豊富なカラーを活かした使い道がたくさんあるかと思いますよ。
最後に
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今回はステッドラーの多機能ペン「アバンギャルド」と「アバンギャルド・ライト」の共通点や違いを紹介しました。
またそれぞれどんな場面で使いやすいか、どんな風に使うかなどを僕なり考えてみました。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
「アバンギャルド」「アバンギャルド・ライト」それぞれの特徴についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
よかったらこちらの記事も参考にしてください。
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