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【ボールペンレビュー】RHODIA(ロディア)スクリプトボールペン【チタニウム】

ボールペン・ローラーボール
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今回はRHODIA(ロディア)スクリプトボールペンを紹介します。

RHODIA(ロディア)と聞くと、ブロックロディアが真っ先に頭に浮かんできますよね。

RHODIA(ロディア)はブロックロディアの他、ノートやメモ帳など紙製品を中心にボールペンや鉛筆などの筆記具、ペンケースなども手掛けています。

スクリプトコレクションには、ボールペンの他、マルチペン(多機能ボールペン)やメカニカルペンシル(シャープペンシル)などがあります。

今回紹介するスクリプトボールペンは

  • アルミニウム製で軽量
  • ノック式
  • ヘアライン加工で高級感がある
  • 「D型」のリフィル(替え芯)が使える

という特徴があります。

それでは詳しく紹介します。

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RHODIA(ロディア)スクリプトボールペンをおすすめする人

RHODIA(ロディア)が好き

ノック式のボールペンが使いたい

高級感のあるボールペンを探している

RHODIA(ロディア)について

RHODIA(ロディア)は、フランスで生まれた文房具ブランドです。

代々、紙を扱う商家であったヴェリヤック家のアンリとロベールというによって1934年、フランスのリヨンという都市で創設されました。

RHODIA(ロディア)という名前はリヨンを流れるローヌ川(RHONE)に由来しているそうです。

RHODIAのロゴの上に2本の木が描かれていますね。

この2本の木には紙の原材料である木を表しているのと同時に、ロディアの創設者であるアンリとロベールの絆を象徴するマークものだそうです。

ロディアは高品質なメモ帳で知られており、ブロックロディアは時代を超えて愛され続けています。

ロディアの公式サイトへのリンクです。

よかったら参考にしてください。

RHODIA(ロディア)スクリプトボールペンの特徴

6角形でシンプルなデザイン

まず目を引くのはこの6角形ですね。

正六角形でどの角度から持っても違和感なく、とても持ちやすいです。

軸はストレートで余計な装飾がないシンプルなデザインなのがいいですね。

さらに細部を見ていきたいと思います。

クリップ形状はシンプルで「RHODIA」のロゴ

クリップもシンプルなストレートでデザインされています。

そしてクリップ部分には「RHODIA」のロゴ。

クリップ部分以外には文字がなく、形状とも相まってとてもシンプルでいいですね。

アルミニウム製で重さは20.00g

軸の素材はアルミニウムです。

軸はアルミニウムで軽量化を図りつつ、口金やクリップ部分には真鍮が使われています。

重さをスケールで測定したところ20.00gでした。

金属製のボールペンとしては比較的軽量な部類かと思います。

僕は普段金属製の25~30gくらいのペンを好んで使っているので、僕は軽いなと感じました。

全長は130mm

ノックしていない状態での全長が130mmです。

パーカーの「ジョッターXL」、OHTO(オート)の「GS02」と並べてみました。

「ジョッターXL」が約140mm、「GS02」が約138mmなので、普段使っているボールペンに比べると少し短く感じるかと思います。

短いといっても、持った感じは特に違和感はなく、20.00gという重さと相まってとても持ちやすいです。

長すぎず短すぎないサイズなので、ちょうどメモ帳と一緒に持ち歩きやすいかと思います。

ヘアライン加工で高級感がある

軸をアップにしてみると、極細の溝が無数にあるのが分かりますね。

これをヘアライン加工と言います。

以前紹介した「ラミー2000」という多機能ボールペンでも見られた加工方法で、高級腕時計などにも施される加工方法です。

ヘアライン加工のメリット

  • 傷が目立たない
  • 高級感を演出してくれる
  • 滑り止め効果がある
  • 金属に施すと指紋が目立たない
  • ヘアライン加工のデメリット
  • ヘアライン方向と違う方向の傷は目立つ
  • 経年によってヘアラインが薄くなる

きめ細やかなヘアライン加工で、表面は思ったよりもなめらかで手になじみやすいです。

爪がひっかかったり、ザラっとしたりするような感じはありません。

定番カラーはブラック・オレンジ・シルバーの3種類

定番カラーはブラック・オレンジ・シルバーの3種類です。

ブラックとオレンジはブロックロディアでもおなじみのカラーですね。

どれも発色がよく、またひと目でロディアの製品であることが分かるのがいいですね。

軸のアルミニウム部分にはアルマイト加工が施されています。

アルマイト加工とは

難しい説明は僕も十分理解できていないので省略しますが、要は電気の力で人工的にアルミニウム表面に分厚い酸化アルミニウム被膜を作る方法です。

アルマイト加工をすることで、アルミニウムの耐食性・耐摩耗性が向上します。

さらに、塗装の密着性が強いのも特徴です。

アルマイト加工は幅広い分野で用いられており、鉄道車両や航空機の内装、半導体、やかんやフライパンなどの調理器具などがそれにあたります。

ペン表面をアルマイト加工することで摩耗に強く、また塗装が長持ちするので、ながくきれいな状態が保てますね。

毎年限定カラーが発売されている

これまで発売された限定カラーは「レッド」「ターコイズ」「セージ」「ゴールド」など。

今回紹介するのは2023年の限定カラー「チタニウム」です。

チタン製のボールペンというわけではなく、軸はアルミニウムですが、チタンを彷彿とさせる渋いカラーがかっこいいですよね。

販売が終了したカラーによってはかなり高額で取引されているものがあってびっくりします。

カラーによってはまだ定価で手に入るものもあるので、欲しいカラーがあれば早めに購入するのをおすすめします。

ソフトなノック感で音もマイルド

スクリプトシリーズでマルチペン(多機能ボールペン)は回転式が採用されていますが、このシングルボールペンはノック式です。

ノックの動きはかなりなめらかで、跳ね返りもかなりソフトですね。

「カチッ」というより小さく「シュカッ」というマイルドな感じのノック音です。

ロディアのリフィル(替え芯)は低粘度油性インク

スクリプトボールペンに使われているロディアのリフィルは低粘度油性インクです。

リフィルの品番は「9280C」。

インクカラーはブラック、ボールサイズは0.7mmです。

ロディアの「D型」リフィルは、この他「9282C(0.7mm・ブルー)」「9283C(0.5mm・ブラック)」「9284C(0.5mm・レッド)」があります。

海外の筆記具ブランドはボールサイズが1.0mmくらいの太いサイズが多いですが、ロディアのリフィルは細いリフィルがラインナップされているのがいいですね。

0.7mmがブラックとブルー、0.5mmがブラックとレッドというちょっと変則的なラインナップなのが面白いです。

後述しますが、低粘度油性インクなのでかなりサラサラとした書き心地ですよ。

リフィル(替え芯)の規格は「D型」

リフィル(替え芯)の規格は「D型」と呼ばれていてい、多機能ボールペンに多用されている規格です。

写真は上から「ラミー」、「uniのジェットストリーム」、そして「ロディア」の「D型」リフィルです。

「D型」は汎用性が高いのが特徴で、いろんなメーカーが「D型」の替え芯を製造、販売しています。

同じ規格であればロディア以外のメーカーでも使用できますよ。

リフィル(替え芯)の交換方法

口金の部分を外すことができます。

口金を外すと、長ーいバネとリフィルが見えますね。

バネは口金に付いているので無理やりバネを引っ張って外さないようにしてくださいね。

リフィルを引き抜いた状態で、中を見るとこんな感じです。

この穴に新しい替え芯を差し込みます。

替え芯が固定できたら、長いバネの中にリフィルを通すようにして入れます。

口金を装着したら交換完了です。

RHODIA(ロディア)スクリプトボールペン使い心地

程よい重みで持ち心地がいい

六角形が手にフィットしやすいです。

重すぎることはなく持ち心地はいいですね。

グリップしてみても130mmという長さは特に違和感はないです。

ヘアライン加工で滑りにくく、手になじみやすい感じがします。

ペンバランスは中央よりややペン先側にあり、バランスがいいです。

サラサラとしたなめらかな書き心地

低粘度油性インキなのでとてもなめらかな書き味です。

サラサラとした書き心地で気持ちよく書けますね。

発色は油性インクっぽい若干グレーっぽさを感じる黒ですね。

ただ若干「ダマ」ができやすいかなという印象です。

ジェットストリームの「D型」リフィルを使ってみる

同じ規格のジェットストリームに替えてみました。

軸内の固定は問題ないです。

口金との隙間はなく、筆記時にはカタカタしないですね。

書き味はもちろんジェットストリーム特有のサラサラ感です。

「D型」リフィルのデメリットは筆記距離が短い

「D型」リフィルのジェットストリームの筆記距離は

ボールサイズ0.5mmで300m、0.7mmで200mです。

同じ低粘度インクを採用したロディアのリフィルは、ジェットストリームの筆記距離とそれほど変わらないと思います。

筆記距離が短いと頻繁にリフィルを交換するようになるのでそれだけランニングコストがかかることになります。

「D型」リフィルは書き味や選択肢が多いというメリットはありますが、筆記距離が短いためランニングコストがかかるのがちょっと残念ですね。

またジェットストリームのリフィルは税込定価220円ですが、ロディアのリフィルは税込定価176円とちょっと安いです。

純正リフィルもかなり書きやすいので、ランニングコストを抑えたいなら無理に他メーカーの「D型」リフィルに変えなくてもいいかなと思います。

RHODIA(ロディア)スクリプトボールペンをおすすめする理由

アルミニウム製の軸で程よい重みがある

ヘアライン加工が施され高級感がある

軸が6角形になっているので持ちやすい

「D型」の替え芯が使える

というところかと思います。

見た目がカッコよく、またシンプルなデザインなのでどんな場面でも使いやすいかと思います。

「D型」リフィルはメリット、デメリットありますが、好きなリフィルに変えて自分好みのカスタムが簡単にできるのはポイントが高いと思います。

スクリプトボールペンは税込定価2750円とちょっと高価ですが、見た目、使い心地、書きやすさなどクオリティーが高いので十分満足できるんじゃないかと思います。

最後に

今回はロディアのスクリプトボールペンを紹介しました。

勝手なイメージですけど、ブロックロディアと一緒に持ち歩いているだけでちょっとデキる人っぽく感じますね。

この記事が皆さんのボールペン選びの一助になれば幸いです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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