今回はシャーピーの「S・GEL」COPPER(コッパー)を紹介します。
COPPER(コッパー)はその名の通り銅色に輝く美しい軸が特徴です。
さらにC300系リフィルが使える軸としてもおすすめです。
それでは詳しく紹介します。
Sharpie(シャーピー)「S・GEL」COPPER(コッパー)をおすすめする人
ノック式のボールペンを使いたい
見た目がゴージャスなボールペンが欲しい
C300系リフィルが使えるボールペンを探している
Sharpie(シャーピー)について

Sharpie(シャーピー)は、アメリカ発の筆記具ブランドで、特に油性マーカーで世界的に知られています。
シャーピーというブランドが誕生したのは1964年。
世界初のペン型油性マーカーとして登場しました。
日本での知名度は国内ブランドが強くそこまで高くないですが、アメリカでは油性マーカーといえばシャーピーというほど高い知名度を誇っています。
日本でもLOFTとのコラボ企画などで徐々に認知度は高まっています。
こちらのリンクはシャーピージャパンの公式ホームページです。
シャーピーの多彩な製品に興味のある方はこちらを参考にしてください。
製造元はNewell Brands(ニューウェル・ブランズ)という大手消費財メーカーです。
Newell Brands(ニューウェル・ブランズ)について

Newell Brands Inc.(ニューウェル・ブランズ)は、日常生活に密着した製品を世界中に展開するアメリカの大手消費財メーカーです。
設立は1903年。
本社はジョージア州アトランタにあります。
日本法人として東京都港区にニューウェルブランズ・ジャパン合同会社があります。
ニューウェル・ブランズは、非常に幅広い分野のブランドを展開しています。
筆記具・文具部門ではSharpie(シャーピー)の他、Paper Mate(ペーパーメイト)Parker(パーカー)、Waterman(ウォーターマン)などです。
パーカーやウォーターマンなどよく知っているブランドもニューウェル・ブランズなんですね。
その他、ベビー・育児用品(アップリカなど)、キャンプ・アウトドア(コールマンなど)、家庭用品、フレグランスなど幅広く多角的に展開しています。
ニューウェル・ブランズの多岐にわたるブランドなど、詳細については公式ホームページをご参照ください。
Sharpie(シャーピー)「S・GEL」COPPER(コッパー)の特徴
輝く銅色のボディ

一番に目を引くのがギラっとした銅色に輝くカラーです。
金属軸に胴メッキが施されています。
ずっしりとした持ち心地からおそらく真鍮が使われていると思います。
磨いた銅は金よりも赤みがかった感じで、ローズゴールドに似た輝きでとても美しいです。
軸だけでなく、口金からクリップ、ノック部分全てに胴メッキが施されているので、統一感があっていいですね。
メッキの耐久性については今後しばらく使ってみてどうなるか見てみたいと思います。
ずっしりとした持ち心地で重さは28.46g

重さを測定したところ28.46gでした。
かなりずっしりとした持ち心地ですね。
先にも少し触れましたが、おそらく真鍮が使われているかと思います。
一見するとその美しさから女性向けでもいいように思いますが、この重さはむしろ男性向けかなという感じもしますね。
軸やクリップが金属なので壊れにくいと思います。
あとはメッキが経年でどう変化していくかですね。
ストレート軸でグリップ部分が太くなっている

軸はストレートでとてもシンプルなデザインになっています。
グリップ部分が太くなっており、グリップしやすいように緩やかな流線形を描いています。

またグリップの滑り止めにローレット加工が施されています。
このグリップデザインのおかげでかなりグリップしやすいですね。
胴軸部分に「Sharpie」の刻印

胴軸にはブランドロゴである「Sharpie」の文字が刻印されています。
さりげないデザインで光の加減によって浮き出てくるロゴなので、それほど目立たないですね。
クリップ部分には「S・GEL」

クリップもストレートで金属製です。
ここにはモデル名である「S・GEL」の文字が刻印されています。
リフィルはゲル「K」型

コッパーに使われているリフィルはシャーピー独自の「S-GEL」シリーズ専用に設計されたものだそうです。



リフィルのサイズを測定すると全長111.42mm、外径5.99mm、ペン先径2.30mmでした。
ゲル「K」型の規格が
全長111mm(±1.0)、外径6.1mm(±0.15)、ペン先径2.3mm(±0.05)
となっているので、数値からすると「S-GEL」シリーズのリフィルはJIS規格のゲル「K」型に相当しますね。
ボールペンのリフィルにはJISで定められた規格があります。
こちらの記事で詳しく紹介していますので、よかったら参考にしてください。
リフィルのボールサイズは2種類

購入時に本体内に充填されているリフィルのボールサイズは0.7mmです。
手帳に記入するにはちょっと太いかなと思います。
購入した際もう一本リフィルが付いてきますが、こちらもボールサイズは0.7mmですね。
「S-GEL」シリーズのリフィルにはもうひとつボールサイズ0.5mmがあります。
公式ページではリフィルのみの販売はこの2種類でした。
また、「S-GEL」シリーズにはビビッドカラーが展開されており、インクカラーは8色。
今手元にないのでおそらくですが、同じ規格のリフィルかと思うので流用は可能かなと思っています。
原色よりはちょっとシックなイメージのインクカラーが揃っているのでこちらも気になるところです。
C300系リフィルとの互換性あり

オリジナルがゲル「K」型リフィルなので、同規格のリフィルが使用可能です。
ぺんてるの「XLRN」(エナージェル)や三菱鉛筆の「UMR-05S」(ユニボールワン)、ゼブラの「JF芯」などがゲル「K」型です。
これらはもちろん使用可能ですが、さらに他のC300系リフィルも使用できます。
こちらの記事でコッパーとC300系リフィルとの互換性について検証しています。
コッパー以外の軸でも検証しているので、よかったら参考にしてください。
Sharpie(シャーピー)「S・GEL」COPPER(コッパー)の使い心地
ソフトな手ごたえのノック感

ノックはしっかりとした太さがあり、滑らかな形状なのでノックしやすいです。
とてもソフトなノック感で、音もちょっと高級感のある「チャキッ」という感じの音がします。
重心は中央付近で安定している

約28gとかなり重みはありますが、グリップするとけっこう安定します。
重心はちょうど中央にある「Sharpie」という文字あたりでバランスは悪くないですね。
ちょっと太めのグリップなので、あまり指に力を入れなくても自然に持てます。
重めのボールペンが苦手な人には不向きかと思いますが、バランスが良いのでそれほど疲れるということはないかと思います。
口金はしっかりしておりカタカタしない

口金の精度はいいですね。
リフィルとの隙間は肉眼ではほとんどないように見えます。
サラサラとした書き心地で乾きも早い

シャーピーのゲルインクはしっかりとした黒で発色がいいですね。
インクフローもよく、ヌルヌルとした書き心地です。
乾きが早いので擦れる事も少ないですね。
紙によっては裏抜けするが気にするほどでもない
裏抜けしにくいインクということですが、やはり紙によっては多少ですが裏抜けしてしまいます。


写真の左がツバメノート、右がロディアです。
このレベルの紙になると全く裏抜けしてないですね。


写真左はダイソーのレポート用紙、右はキャンパスノートです。
水性インクだとかなり裏抜けする紙ですが、思ったほど裏抜けしていないですね。
まったく裏抜けしないわけではないですが、裏抜けしにくいインクでとても優秀だと思います。
Sharpie(シャーピー)「S・GEL」COPPER(コッパー)をおすすめする理由
ゴージャスな見た目で見栄えがいい
ずっしりとした持ち心地でペンバランスがいい
ノック式のボールペンで使い勝手がいい
金属軸なので壊れにくい
C300系リフィルが使えカスタマイズ性が高い
というところかと思います。
当ブログに頂いた情報がきっかけで購入に至った今回のボールペンですが、かなり当たりだったと思います。
価格も1600円程度とお手頃な価格で、これだけのクオリティであれば十分満足できるかと思います。
僕好みのずっしりとした軸で使い心地は良かったですが、このあたりは好みが分かれるかなというところでしょうか。
最後に

今回はシャーピーのボールペン「S・GEL」COPPER(コッパー)を紹介しました。
この記事が皆さんのボールペン選びの一助になれば幸いです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。






コメント