今回はLAMY(ラミー)のlogo(ロゴ)というボールペンを紹介します。
僕が持っているのは本体がステンレス製の「ロゴ ステンレス」と樹脂製の「ロゴ プラス」の2種類。
無駄のないミニマルなデザインと実用性を兼ね備えたノック式のボールペンです。
それでは詳しく紹介します。
ラミー「ロゴ ステンレス」「ロゴ プラス」をおすすめする人
デザインと機能性を両立したボールペンを使いたい
さりげなく「良いモノ」を持ち歩きたい
ジェットストリームの書き味が好きで軸もこだわりたい
ラミー「ロゴ ステンレス」「ロゴ プラス」の特徴
「ロゴ」はウルフギャング・ファビアン氏によるデザイン
1983年に登場した「LAMY logo」。
2026年現在で40年以上の歴史を持つシリーズです。
そのデザインを手がけたのがウルフギャング・ファビアン(Wolfgang Fabian)氏です。
ラミーを支えてきたデザイナーのひとりで、「サファリ(safari)」をデザインしたのもファビアン氏です。

その他、サファリのシルエットをベースにアルミ素材で大人っぽく仕上げた「アルスター(AL-star)」や「スイフト(swift)」、「ティポ(tipo)」もファビアン氏のデザインです。
「優れたデザインとは、製品の本質を表現し、使う人に視覚的な喜びと、完璧な機能性を提供するものである」
この言葉通り、「ロゴ」は何十年経っても色褪せず、今でも使い続けられる筆記具です。
今回紹介するのは「ロゴ ステンレス」と「ロゴ プラス」の2種類。
「ロゴ」の基本デザインであるシンプルですっきりとした円筒状のデザインはそのままに、よりカジュアルでカラーバリエーションが豊富な樹脂を使用したモデルが「ロゴ ステンレス」と「ロゴ プラス」です。
この両モデルも、ファビアン氏が手がけた「ロゴ」のデザインを受け継いでいます。
「ロゴ ステンレス」と「ロゴ プラス」のスペック比較
「ロゴ」の基本デザインであるシンプルですっきりとした円筒状のデザインを受け継ぎながら、それぞれ異なる素材を使ったモデル。
「ロゴ ステンレス」は本体がステンレスで口金やノック部分は樹脂製。
対して「ロゴ プラス」は本体が樹脂製で口金やノック部分は金属が使われています。
使用されているパーツが全く逆になっているところが面白いですね。
全長はステンレスが135.52mm、プラスが135.62mm。


グリップ径はステンレスが9.32mm、プラスが10.30mm。


クリップを含む最大径がステンレスは13.087mm、プラスが13.89mm。


重さはステンレスが15.12g、プラスが16.88gでした。


実際に測定し他結果を軸の素材と合わせて一覧にしてみました。
| ロゴ ステンレス | ロゴ プラス | |
|---|---|---|
| 軸 | ステンレス | 樹脂 |
| 口金 | 樹脂 | 金属 |
| ノック部 | 樹脂 | 金属 |
| 印象 | 落ち着いた | カジュアル |
| 全長 | 135.52mm | 135.62mm |
| グリップ径 | 9.32mm | 10.30mm |
| 最大径(クリップ含む) | 13.07mm | 13.89mm |
| 重さ | 15.12g | 16.88g |
基本デザインは同じですが、使用素材の違いでかなり印象が違いますね。
長さはほぼ同じですが、ステンレスの方が細くプラスの方が太いですね。
軸が樹脂製のプラスの方が1.76g重かったのはちょっと意外でした。
「ロゴ ステンレス」の特徴

本体はステンレス製。
鏡面仕上げで光沢があり、ツルっとした手触りです。
グリップ部分には円環状の凹凸があり、グリップしても滑りにくくなっています。


両端のパーツは樹脂製で、僕が持っている「ブラックマット」というカラーになります。
口金やノック部分がマットブラック塗装されていて、金属の質感と相まって引き締まった印象です。
この他、パーツカラーは「ブルー」「グリーン」「レッド」と4種類あります。
価格は税込定価2750円です。
「ロゴ プラス」の特徴

先にも触れましたが「ロゴ ステンレス」とパーツ配置が真逆で、本体は樹脂製です。
両端のパーツは金属製で、クロムメッキ処理がされていて光沢があります。
「ロゴ ステンレス」と違い本体が樹脂のため、カジュアルな印象です。


僕が持っているのは「ブラック」ですが、その他「ブルー」「レッド」「ホワイト」。
また限定カラーが展開されていて、2015年には「ストーングレー」「コーラル」、2022年には「アプリコット」「ラグーン」、また過去には「パイン」や「フラミンゴ」といったカラーもあったようです。
価格は「ロゴ ステンレス」と同じく税込定価2750円です。
天冠から一体となったクリップ

どちらも天冠からクリップまでが一体となっている、実にシンプルなデザインです。
クリップにはバネが内蔵されていて、程よいバネ感があります。

開きやすく、胸ポケットや手帳にも収まりやすいです。
クリップは金属製ですが、過去には「オールプラスチック」という天冠とクリップが完全に一体化した現行より安価なモデルもあったようです。
控え目なロゴ

本体のノック側に小さく「LAMY」とだけ書かれていますね。
「ロゴ」は、社名や企業ロゴ、ブランドマークを入れやすいシンプルなデザインも特徴のひとつ。
実際にコーポレートギフトやノベルティとしても利用されてきました。
企業ロゴなどを入れやすいデザインとして利用されてきたことを考えると、この控え目なLAMYロゴも「ロゴ」らしい特徴かなと思います。
リフィルは「M16」

口金部分を外すとリフィルが取り出せます。
初期に充填されているリフィルは「M16」というリフィル。
油性インクが採用されていて、太さはF、M、Bの3種類。
またインクカラーはブラック、レッド、ブルーの3色、またMのみ先の3色に加えグリーンと全部で4色展開となっています。
公式での参考価格は990円(税込 2025年資料)とちょっとお高めです(汗)
もちろん「M17」ジェットストリームインサイドが使える

2024年に三菱鉛筆傘下となり、2025年に華々しく登場した「ラミー サファリ ジェットストリームインサイド」。
ラミーの中でも人気の高い「サファリ」とサラサラの書き味で人気の「ジェットストリームインク」との出会いはかなり話題となりましたね。
この時共に登場した「M17」は「M16」と互換性があり、「M16」を使用するラミーのボールペンに使用できます。
「ロゴ」ももちろん「M17」が使えるボールペンのひとつ。
「M16」独特の油性インクらしい書き味や発色も面白いですが、普段使いなれた「ジェットストリーム」の安定したサラサラの書き味は安心できますね。
インクカラーはブラックのみ、太さはEFとFの2種類です。
公式ページに表示されている税込定価は1100円。
う~ん…使い続けるにはかなり悩む価格ですね(汗)
ラミー「ロゴ プラス」「ロゴ ステンレス」の使い心地
意外と重厚なノック感


ノックしようとしたときに、わずかに遊びがありますね。
すっと沈み込んでからバネの反発が感じられ、押し込んでいく際に「ヌルッ」という特有な手ごたえ。
そして「ガチッ」という感じのちょっと重厚感のあるノック音と、やや強めのクリック感が手に伝わってきます。
「カチッ」という軽快なノック感をイメージしていましたので初めてノックした時はちょっと違和感がありました(いい意味で)
独特のクリック感が楽しいので、何度もノックしてしまいます。
「ステンレス」と「プラス」でノック音が違う
ノックの手ごたえはよく似ていますが、ノック音が結構違いますね。
どちらも「ガチッ」という重厚感のあるノック音ですが、「ロゴ ステンレス」は音がやや控えめで、少しこもったような低くて重厚感のある音に感じます。
対して「ロゴ プラス」は樹脂製の軸ということもあってか、ノック音がよく響き、少しはじけるような感じがあります。
同じ「ロゴ」でも、軸や両端の素材違うことでノックしたときの音や印象が変わるのは面白いですね。
重心は「ステンレス」が中心よりやや高めで「プラス」は中心よりやや低め


「ステンレスは」中心より重心はやや高めですね。
そのため「ステンレス」は筆記時に、ノック部方向へ少し引っ張られるような感じになります。
ペンをかなり縦にして使う人はそれほど気にならないかもしれないですが、少し寝かせ気味に持つ人はちょっと使いにくいかもしれないですね。
対して「プラス」は中心よりやや低めの位置にあります。
両端、特に口金部に金属パーツが使われていることも、この低重心に影響しているのかなと思います。
どっしりとしているのでかなり安定して筆記できます。
円環状のグリップは意外と滑りにくい


軸の素材がステンレスや樹脂なので、どちらもツルっとした手触りの素材になります。
ですが、円環状のスリットが程よく指先にかかるので滑りにくくなっています。
おかげでペン先がブレにくく、安定してカチッとした文字が書けますね。
ねっとりとしたいかにも油性という書き味が楽しい「M16」

書き出しはぐにゅっとした油性インク独特の重みがあります。
ペン先が温まってくるとヌラヌラと濃厚な書き味へと変わってきます。
ペン先に適度な摩擦が感じられ、サラサラと速記するよりは一文字ずつ丁寧に書いていくのに向いているという印象ですね。
普段から低粘度インクを使っている人にはかなりクセのある書き味になるかと思いますが、この油性インクらしい書き味がまた楽しいんですよね。
筆記条件によっては、かすれやインクのダマが気になることもあります。
ただ、こうした部分も含めて、低粘度油性インクとは違う昔ながらの油性ボールペンらしさとして楽しめるところだと思いますね。
軽やかでサラサラとした書き味の「M17」

ジェットストリームインクは皆さんご存じの書き心地かと思います。
紙の上でサラサラ、スルスルとペン先が走っていく感覚は、一度使うと手放せなくなってしまいますよね。
筆圧を殆どかけなくてもいいので疲れにくく、「M16」よりも長時間の筆記に向いていますね。


写真の左が「M16」、右が「M17」で書いた文字です。
ボールサイズは違いますが、発色、かすれ具合がかなり違いますね。
それぞれの組み合わせとおすすめの使用場面
軸は金属軸で落ち着きのある「ロゴ ステンレス」とカジュアルに扱える「ロゴ プラス」。
リフィルはラミーの純正らしいねっとりとした書き味の「M16」とジェットストリームの軽やかな書き味が楽しめる「M17」。
2種類の軸と2種類のリフィルの組み合わせで、どんな人に向いているか考えてみました。

まず「ロゴ ステンレス」+「M16」。
ラミーの昔の雰囲気を味わいたいという人向けの組み合わせですね。
するすると滑るようには書けないですが、書くスピードを落とせるのでじっくりと思考をしながらゆったりと書き記していくという使い方がしたい方にはこの組み合わせかなと思います。
きれいな字を書くというより、頭の中にあるものをひとつずつ紙に出していくという作業にいいと思います。

次に「ロゴステンレス」+「M17」。
この組み合わせは「M17」の軽やかな書き味を活かして、素早くメモを残したりするなど、日常使いとしてストレスなく使えるんじゃないかなと思います。
また軸はステンレス製で所有感もあります。
書き味にもこだわりたいし、軸にもこだわりたいという方によさそうです。

そして「ロゴプラス」+「M16」。
軸のデザインがカジュアルなので気軽に使いたい、普段使いとして自分のペースでメモを取ったり、自分のToDoリストを作成したりするのに向いているかなと思います。
「M16」の独特なねっとりとした書き味を楽しみながら、少しゆっくりめに書くのも面白い組み合わせです。

最後に「ロゴ プラス」+「M17」。
「ロゴ プラス」の低重心と「M17」の滑らかな書き味の組み合わせで、ペン先を安定させながら、ある程度まとまった文章を書くのに向いているかなと思います。
考えたことをスムーズに紙に載せていきたいときにも使いやすそうです。
気になる組み合わせはありましたか?
ラミー「ロゴ プラス」「ロゴ ステンレス」をおすすめする理由
シンプルかつ実用的なデザインでガシガシ使える
軽量でコンパクトなので持ち運びに便利
(ちょっと高いけど)「M17」でジェットストリームの書き味が堪能できる
といったところかと思います。
「ロゴ ステンレス」「ロゴ プラス」は税込定価2750円ですが、実売価格としては2000円以下で手に入るかと思います。
比較的手に取りやすい価格ですし、実用的でちょっと人と違うボールペンが使いたいと思っている人にはおすすめですよ。
最後に

今回はラミーの「ロゴ ステンレス」と「ロゴ プラス」を紹介しました。
この記事が皆さんのボールペン選びの一助になれば幸いです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。


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