【ラミーのローラーボールリフィル】「M63」と「M66」の違い【キャップ式とノック式】

ボールペン・ローラーボール
当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

今回はラミーのリフィル「M63」と「M66」についてです。

どちらもラミーのローラーボール用のリフィルですが、ざっくり分けると「M63」はキャップ式用、「M66」はノック式用です。

スポンサーリンク

「M63」と「M66」の違い

ペン先の乾燥を防ぐ構造があるかどうか

写真左が「M63」、右が「M66」のペン先です。

最初にも触れましたが、「M63」はキャップ式用に設計されており、インクの乾燥を防ぐ構造になっています。

対応モデルは「ラミー2000」、「ステュディオ」、「サファリ」などです。

そして「M66」はノック式用で、ペン先が露出している状態でもインクが乾きにくいように設計されているんですね。

対応モデルは「スゥイフト」、「ティポ」などですね。

サイズの違い

見た目はよく似ていますが、誤使用を防ぐためリフィルのサイズが変えられています。

「M63」はペン先径 2.48mm、軸径 6.20mm、全長 115.30mmです。

「M66」はペン先径 2.62mm、軸径 6.78mm、全長 109.97mmです。

ペン先径軸径全長
M632.48mm6.20mm115.30mm
M662.62mm6.78mm109.97mm

数字で見ると分かりやすいかと思いますが、簡単に言うと「M63」が細長く、「M66」が太く短いです。

試しにサファリに「M66」を入れてみました。

サファリの軸内でリフィルが上下して全く固定されず、ペン先も引っ込んだままなのでとても筆記はできません。

次にティポに「M63」を入れてみました。

なんとか入りましたが、ノックしていない状態でペン先が出てきてしまっています。

また長すぎるためノックしても固定できず、常に写真のようにペン先が出た状態のままです。

ティポにはキャップがないのでいずれペン先が乾燥して使えなくなるでしょうね。

「M63」と「M66」は互換性がないので、購入時には気をつけてくださいね。

書き心地の違い

ペンの構造とインクの特性の違いから「M63」と「M66」では書き心地や発色が違います。

写真左が「M63」、右が「M66」です。

「M63」はなめらかでしっとりとした万年筆のような書き心地

「M66」のインクも速乾性ですが、「M66」に比べるとインクが乾燥しにくくなっています。

そのためインクが均一になりやすいです。

またインクの粘度がやや高めなので、しっかりとした線を書きやすいです。

筆記抵抗が少なくあたかも万年筆を使っているかのようななめらかさが書いていて気持ちがいいですね。

「M66」はサラサラと軽い書き心地

ノック式用なので、インクは速乾性に優れています。

インクの粘度が低めなので、軽い筆圧でサラサラと書けます。

「M63」と比べるとしっとり感はなくややドライな感じがしますね。

水性インクというよりは、ちょっとフローが若干渋めのゲルインクのような印象です。

最後に

今回はラミーのローラボール用リフィル「M63」と「M66」の違いについてレビューしました。

キャップ式に採用されている「M63」の方が気持ちよく書けるので僕は好きですが、みなさんはどちらが好みですか?

この記事が皆さんのローラボール選び、リフィル選びの一助になれば幸いです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

人気ブログランキングでフォロー
ボールペン・ローラーボール
スポンサーリンク
しのわんをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました