【互換性検証】Hacoa(ハコア)木軸ローラーボール「SLEEK」とC300系リフィル【+ゲル「L」型】

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今回はハコアのキャップ式ローラーボール「BALLPOINT PEN SLEEK」とC300系リフィルとの互換性を検証したいと思います。

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ハコアの「SLEEK」にはどんなリフィルが使えるのか知りたい

水性「C」型リフィル採用軸はC300系リフィルと互換性があるのか知りたい

水性「C」型と水性「A」型リフィルの違い

「SLEEK」のレビュー記事でも触れましたが、もう一度シュミット社の「888」とC300系リフィルとを比較してみます。

まずはシュミット社の「888」の測定結果です。

比較するのは同じ水性インクが採用されているリフィル、水性「A」型のひとつ「OHTO C-305」です。

「C-305」の測定結果がこちら。

測定結果を一覧にしてみました。

全長軸径ペン先径
シュミット社
「888」
109.46mm6.17mm2.50mm
OHTO
「C-305」
110.62mm6.18mm2.30mm

先にも述べましたが、シュミット社の「888」は水性「C」型に相当します。

全長や軸径はほぼ同じですが大きく違うのはペン先径です。

水性「A」型だけでなく、その他のC300系リフィルもペン先径が2.3mm。

対して水性「C」型はペン先が2.5mmと約0.2mm太いです。

そのため、ハコアのローラーボール「SLEEK」にはC300系リフィルが使えそうですが、ペン先がカタつく可能性があります。

またC300系軸に「888」を入れようとした場合は、ペン先が口金部分に引っかかって出てこない可能性があります。

今回は水性「C」型リフィルに対応した軸に水性「A」型を含むC300系リフィルがどの程度使えるのか、という検証になります。

それでは実際に検証してみたいと思います。

Hacoa(ハコア)「BALLPOINT PEN SLEEK」にいろんなC300系リフィルを入れてみる

ハコアの公式ページでは替え芯の対応例として、三菱鉛筆のジェットストリームリフィル「SXR-〇」やユニボールシグノ用リフィル「UMR-〇」、パイロットのフリクションリフィル「LFBKRF」などが挙げられていました。

その他のC300系リフィルも含めて検証してみます。

パイロットのフリクションリフィル「LFBKRF」の分類は?

これまでパイロットのフリクションに使われている「LFBKRF」はあまり触れてきませんでした。

というのも僕は使用する都合上「文字が消えると困るから」なんです。

とはいえ公式ページで挙げられているリフィルを試さないという選択肢も考えられないので、今回は検証に含めたいと思います。

またフリクションリフィルは「インクが消えてしまう」という特性はありますが、インクそのものはゲルインクです。

まずはリフィルサイズを測定してみます。

ゲルリフィルの規格それぞれと一覧にして比較してみます。

全長軸径ペン先径
フリクション
「LFBKRF」
110.60mm6.02mm2.49mm
ゲル「J」型111mm(±1.0)5.5mm(±0.15)2.3mm(±0.05)
ゲル「K」型111mm(±1.0)6.1mm(±0.15)2.3mm(±0.05)
ゲル「L」型110mm(±1)6.3mm(±0.15)2.5mm(±0.05)

測定結果から、全長やペン先径はゲル「L」型に近いですね。

ただ軸径が「L」型の規格には合わず、またどの型にも適合しないのでゲル「N」型(「J」「K」「L」「G2」以外)ということになります。

ただかなり似通っているので、軸の内部構造にもよりますが、水性「C」型の軸には使えそうな感じですね。

ということで、今回検証するリフィルはこちらになります。

水性「A」型OHTO「C-305」(CR01)
ゲル「J」型サクラクレパス「R-GBN-05」
(サインボールiD)
ゲル「K」型ぺんてる「LRN5」(エナージェル)
三菱鉛筆「UMR-82」(ユニボールシグノ) 
ゲル「N」型パイロット「LFBKRF」(フリクション)
油性「H」型三菱鉛筆「SXR-5」(ジェットストリーム)

 それでは順に試してみます。

OHTO「C-305」(CR01)

まずは水性「A」型リフィル、OHTOの「C-305」です。

軸には問題なく入りました。

また軸内での固定は特に問題なかったです。

ペン先の収まりもいいですね。

ただ、ペン先と口金部分にはわずかな隙間がありますね。

ちょっとカタつくかなと思いましたが、気になるカタつきはなく安定して筆記できました。

軸内部のリフィル固定がかなりしっかりしていたので、ペン先に大きな影響はなかったのかなと思います。

サクラクレパス「R-GBN-05」(サインボールiD)

次にサクラクレパスのサインボールiDなどに使われているリフィル「R-GBN-05」を試してみます。

軸内へは特に問題なく入りました。

ペン先は「888」や「C-305」に比べてちょっと飛び出してしまっています。

またペン先と口金部分とに隙間があるのが肉眼でも分かりますね。

見た目はかなりカタつきそうでしたが、使ってみると思ったより安定していました。

ぺんてる「LRN5」(エナージェル)

ぺんてるのエナージェルなどに使われている「LRN5」を試してみます。

サクラクレパスの「R-GBN-05」みたいにペン先が飛び出ている感じはなく、ある程度収まりがよく見えます。

やはりペン先と口金部分とには隙間が見えますね。

こちらも口金部分に隙間は見えるものの、ペン先のカタつきはなく安定して筆記できました。

三菱鉛筆「UMR-82」(ユニボールシグノ)

ユニボールシグノに使われている「UMR-82」を試してみます。

軸内へは特に問題なく入りました。

こちらはペン先がちょっと飛び出してきていますね。

先端構造のわずかな差で飛び出てしまうんでしょうかね。

ペン先と口金との隙間はありますね。

こちらもペン先部分に隙間はありますが、カタつきはなく安定して筆記できました。

パイロット「LFBKRF」(フリクション)

こちらはパイロットのフリクションに使われている「LFBKRF」です。

軸内は特に問題なく入りました。

ペン先も問題なく出てきましたし、飛び出すことなく収まりがいいですね。

ペン先径が水性「C」型に近いため、口金との相性はいいですね。

まったくカタつくことなく筆記できました。

三菱鉛筆「SXR-5」(ジェットストリーム)

最後にジェットストリームのシングル用リフィル「SXR-5」(写真はSXR-L-5)を試してみました。

軸径が細いので入れるのは問題なかったです。

ペン先が少し飛び出してしまっていますね。

ペン先と口金部分とに隙間も見えます。

ただ、やはり軸内でのリフィル固定がしっかりしているのでペン先がカタつくことはなく、安定して筆記できました。

まとめ

「888」のペン先径が2.5mmであるのに対し、C300系リフィルのペン先径が2.3mmだったのである程度筆記時のカタつきはあるのかと予想していましたが、そのどれもがカタつくことなく筆記できました。

これは軸側のリフィル固定がかなりしっかりしているからかなと思います。

ただもう少し筆圧が高い人だとペン先のカタつき、グラつきが出るかもしれませんね。

またフリクションリフィルはペン先径が測定値で2.49mmとほぼシュミット社の「888」と同じなので、ペン先がしっかりと固定されているので筆記しやすかったですね。

ゲル「L」型も試してみた

ゲル「L」型に相当するのはパイロットのジュースに使われている「LP2RF-8UF」です。

C300系には含まれていませんが、水性「C」型に近い規格であるゲル「L」型を試してみたいと思います。

試す前に「888」とゲル「L」型のサイズを比較してみます。

ゲル「L」型に分類されるパイロットの「LP2RF-8UF」を測定してみました。

測定した結果と「888」とを比較してみます。

全長軸径ペン先径
水性「C」型
「888」
109.46mm6.17mm2.50mm
ゲル「L」型
「LP2RF-8UF」
110.27mm5.98mm2.49mm

全長、軸径もよく似ていますし、なによりペン先径が約2.5mmと収まりがよさそうです。

実際に入れてみました。

ペン先が飛び出してくることなく、収まりがいいですね。

また口金との隙間は肉眼ではほとんど見えないですね。

筆記時にカタつくことはほとんどなく、安定しています。

ゲル「L」型はペン先径が太いため、C300系リフィルには含まれていませんが、「SLEEK」との相性はいいですね。

「SLEEK」とC300系リフィル+フリクションリフィル+ゲル「L」型リフィルとの互換性検証結果

規格メーカー
リフィル品番
(主なモデル名)
検証結果
水性「A」型OHTO
「C-305」
(CR01)
ゲル「J」型サクラクレパス
「R-GBN-05」
(サインボールiD)
ゲル「K」型ぺんてる
「LRN5」
(エナージェル)

三菱鉛筆
「UMR-82」
(ユニボールシグノ) 




ゲル「N」型パイロット
「LFBKRF」
(フリクション)
油性「H」型三菱鉛筆
「SXR-5」
(ジェットストリーム)
ゲル「L」型パイロット
「LP2RF-8UF」
(ジュース)

評価した結果を一覧にしてみました。

表の記号ですが、「◎…カタつきがない」、「〇…ほとんどカタつきがない」、「△…カタつきはあるが比較的抑えられている」、「×…かなりカタつき筆記に影響が出る」という感じで評価しています。

採寸結果での予想に反して、C300系リフィルはペン先と口金とに隙間ができるものの、検証したどれもがカタつきがなく安定して筆記ができるという結果になりました。

一応評価として用意した△と×となるリフィルはなかったです(笑)

そして、フリクションリフィルとゲル「L」型はペン先径が水性「C」型に近いのでカタつきなく使用できました。

今回の結果から口金とペン先径に違いはあっても、軸の内部構造がしっかりしていてリフィルがしっかり固定されていれば、ペン先のカタつきは抑えられるなと感じました。

ハコアの「SLEEK」はよくできた軸だったんだなと改めて感じましたね。

ただし、今回の検証で水性「C」型軸すべてに当てはまるとは限らないです。

ある程度の指標として、参考程度に思っていただければと思います。

最後に

今回はハコアの木軸ローラーボール「BALLPOINT PEN SLEEK」とC300系リフィル+フリクションリフィル+ゲル「L」型リフィルとの互換性を検証してみました。

この記事が皆さんのボールペンリフィル選びの一助になれば幸いです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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