スポンサーリンク

【レビュー】パイロットTIMELINE(タイムライン)【2段階回転繰り出し式】

ボールペン・ローラーボール
スポンサーリンク

今回はパイロットのタイムラインという回転繰り出し式のボールペンを紹介します。

パイロットのタイムラインは

  • デザインがおしゃれでかっこいい
  • 2段階の回転繰り出し式
  • アクロインキでサラサラの書き心地

という特徴があります。

それでは詳しく紹介します。

スポンサーリンク

パイロット タイムラインをおすすめする人

回転繰り出し式のボールペンを探している

ちょっと人と違う筆記具を使いたい

サラサラした書き味のボールペンが好き

パイロット タイムラインの特徴

2006年度のグッドデザインを受賞している

受賞に至ったポイントとして

  • 2段階で繰り出される新機構
  • 口金が収納されることでポケットやカバンの中を傷めない
  • 口金を収納するとコンパクトになり携帯に便利
  • グリップ部分の素材にいろんなバリエーションがある
  • グリップ部分付近に重心があり、使い心地がいい

というところが評価されています。

造形面では、美しさ、独創的、魅力的、誠実さ、使用環境への配慮といった項目が評価されており、機能面では、デザインコンセプト、デザインの総合的な完成度、使いはじめてからの維持、改良、発展、長く使えるデザインなどの項目で評価されています。

それでは細部を見ていきたいと思います。

2段階で繰り出される新機構

この2段階の回転繰り出し式という点がタイムラインの最大の特徴です。

口金が収納される機構はタイムラインならではですね。

口金が収納されることで次のようなメリットがあります。

口金が収納されることでポケットやカバンの中を傷めない

口金を収納するとペン先はこんな感じになります。

とがっている部分が引っ込んでしまうので、ペン先が平らな状態になります。

このおかげで、ポケットやカバン、ペンケースなどに入れてもペン先で中を傷めることがありません。

ペン先を保護するのではなく、収納するという発想は本当にすごいですね。

口金を収納するとコンパクトになり携帯に便利

口金を収納すると全長が121mmになります。

同じパイロットの回転繰り出し式のボールペン「コクーン」と比べてみます。

ペン先収納時のパイロットのコクーンは全長が140mmなのでその差が19mm。

これだけコンパクトになるんですね。

胸ポケットに入れてもペン先がポケットに干渉することなく携帯できますね。

筆記時はコクーンが143mm、タイムラインが137mmとなり、タイムラインが筆記時に短く感じることはありませんね。

回転繰り出し式の手ごたえがクセになる

収納されている時点から、まず口金を出します。

回転の重さはかなり軽い感じで回しやすいです。

口金が出きったところで、一度「コトン」という感じで止まります。

この止まる時の手ごたえがいいですね。

口金が出た状態でさらに繰り出すと芯が出てきます。

またこの芯が出きった状態でもう一度「コトン」という感じで止まります。

ちょうどきれいにハマった!って感じがありますし、筆記時に芯が引っ込んでしまうようなことがありません。

収納する時も、2段階で「コトン」「コトン」と止まります。

回転そのものはサラッと回しやすいのがいいですし、この止まる時の手ごたえがいいので僕は好きです。

回転繰り出し式のメリット

この2段階の回転繰り出し式でのメリットは先に上げた通りですが、回転繰り出し式のその他のメリットは芯を出す時に音がしないというところです。

授業中や会議中など、極力音を出したくない場面でも、ノック式だとどうしても「カチカチ」という音が出てしまいます。

それに比べ、回転繰り出し式のボールペンであれば、芯を繰り出す時に音がほとんどしません。

静かにメモを取りたいときなどにはちょうどいいですね。

回転繰り出し式のデメリットは両手を使う必要がある

ノック式は片手で操作ができるというのが大きなメリットで、急ぎの時や片手がふさがっている状態でもノックすればすぐに書き始めることができますよね。

その点、回転繰り出し式は芯を出す時には両手が必要になります。

軽い手ごたえの回転繰り出し式のボールペンであれば、慣れれば片手での操作も可能かもしれません。

ですが、タイムラインは2段階の回転繰り出し式です。

よほど手が大きく器用な人でなければ片手での操作は難しいのではないかなと思います。

僕もちょっとチャレンジしてみましたが、出せなくもないですが片手でサッと芯を繰り出すのは無理でした。

むしろ片手で無理に繰り出そうとしてペンを傷めてしまう可能性もあるので、ちゃんと両手で操作した方がいいと思います。

PRESENT(プレゼント)はグリップや軸が樹脂製

僕が買ったのはPRESENT(プレゼント)というシリーズです。

グリップや軸は樹脂でできています。

グリップ部分は透明樹脂なので2段階での繰り出し、収納機構が見えますよ。

タイムラインは4種類のシリーズがある

PRESENTシリーズのほか、FUTUREETERNALPASTというシリーズがあります。

PRESENTは「現在」という意味があり、FUTUREは「未来」、ETERNALは「永遠」、PASTは「過去」とTIME」に関する名前が付けられています。

それぞれ使われている素材が違います。

FUTURE黄銅アルミETERNAL樹脂アルミPAST樹脂含浸カバ材アルミという感じです。

どのシリーズも気になっていて、この違いをもっと紹介できたらと思いますが、今回はお小遣いの都合で買えませんでした(笑)

シリーズによって値段も違う

僕が買ったPRESENTシリーズが一番安く、税込み定価が3300円です。

FUTUREとETERNALは税込み定価5500円、PASTが税込み定価7700円となっています。

PRESENTのカラーバリエーションは全部で6種類

今回紹介するのはブラックですが、その他にプラチナシルバー、ムーンライトゴールド、スノーホワイト、アクアブルー、シェルピンクと全部で6種類あります。

光沢のある塗装で綺麗ですし、落ち着いた大人っぽいカラーがランナップされていますね。

グリップ部分付近に重心があり、使い心地がいい

2段階での回転繰り出しによって、収納時と筆記時でかなり重心が移動します。

筆記時にはグリップ部分の少し上にある軸が膨らんだところに重心がくるように設計されてます。

持ち手のあたりに重心があるととても扱いやすいですよ。

替え芯はパイロット独自規格

替え芯はパイロット独自の規格となるので、パイロット以外での流用はできません。

替え芯の品番はBRFN-30。

金属性の替え芯になり、税込み定価330円です。

ボールの大きさはEF(0.5mm)、F(0.7mm)、M(1.0mm)の3種類あり、色もB(黒)、R(赤)、L(青)の3種類あります。

品番にすると、例えば0.5mmの黒であれば「BRFN-30EF-B」となります。

また同じ規格で油性インキの替え芯も使えます。

品番は「BRF-25」です。

油性インキの替え芯はB(1.2mm)、BB(1.6mm)という極太の線が書けるのが特徴で、かなりヌルヌルとした書き味です。

これら金属製の替え芯5種類についてこちらの記事で詳しく紹介しています。

よかったら参考にしてください。

樹脂の替え芯も使える

同じ規格で金属ではなく、樹脂製の替え芯も使うことができます。

品番もBRFN-10です。

数字の部分が「10」か「30」かの違いだけです。

素材は違いますが同じ規格なので動作は特に問題はありません。

大きく違うのは値段。

金属軸は税込み定価330円に対し、樹脂は税込み定価110円とかなり安いです。

もうひとつ違うのはボールの大きさの種類で、樹脂製の替え芯は0.5mmと0.7mmの2種類で、金属の替え芯にはあった1.0mmがないというところです。

動作には問題がないので、どうしても1.0mmが使いたいということでなければ安い替え芯にしても特に問題はないかと思います。

パイロット タイムラインの書き味

替え芯はBRFN-30F-B

買ったときについているこの替え芯を使用します。

かなりヌルヌルした書き心地

0.7mmという太さも関係していると思いますが、かなりサラサラというよりヌルヌルとした書き心地です。

滑りが良すぎると感じるくらいヌルヌルと書けます。

線が途切れることはないですし、黒の発色もいいですね。

さすがのペンバランス

このグリップよりも少し上あたりに重心を感じます。

持った時のペンの重みは若干感じますが、ちょうどグリップあたりに重心があるので、ペン先のコントロールがしやすいです。

適度な太さがありグリップがしやすいです。

ちょっと太めのボールペンが好きな人にはいいと思いますよ。

パイロット タイムラインをおすすめする理由

2段階の回転繰り出し式で収納、持ち運びに便利

口金が収納されるというタイムラインならではのデザインが楽しめる

アクロインキのなめらかな書き味がいい

というところかと思います。

回転繰り出し式は片手で操作ができないというデメリットがあります。

忙しいとき、どうしても片手で操作がしたい人には回転繰り出し式は不向きかと思いますが、ゆったりした時間を楽しみながら、「書く」という行為を楽しむ人にはおすすめできる一本です。

最後に

今回はパイロットのタイムラインという2段階回転繰り出し式ボールペンを紹介しました。

タイムラインならではのデザインは好き嫌いもはっきり分かれると思いますが、人とちょっと違うボールペンを探している人にはいいんじゃないかなと思います。

僕はこのデザインが気に入って買いました。

回転の手ごたえが楽しく、何度も芯を出し入れしてしまいます。

他の素材のタイムラインも使ってみたいと思ってるので、また手に入れたら紹介したいと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

ブログランキング・にほんブログ村へ
ボールペン・ローラーボール
スポンサーリンク
スポンサーリンク
しのわんをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

  1. やんも より:

    タイムラインを使いたいしあのインクの書き味を味わいたいけど、替え芯は安く済ませたいという悩みに対してストレートに答えていただいた記事でした。
    こちらの記事のおかげで書き物生活がより良くなりました。
    本当にありがとうございます。

    • しのわん しのわん より:

      お役にたててよかったです。
      コメントありがとうございました。
      他のボールペンでも試して記事にできればと思っています。

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました