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【レビュー】OHTO(オート)アメリカンテイスト ノック式【ボールペン】

ボールペン・ローラーボール
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OHTOというメーカーをご存知ですか?

穴を空けずに重ねた書類を綴じることができる「ガチャック」というヒット商品を開発したメーカーです。

OHTOは大正8年に創業された日本の文房具メーカーで、創立100周年を過ぎた今でも新製品を積極的に開発しています。

今回紹介するのは2006年から販売されているOHTOのアメリカンテイストというボールペンです。

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OHTO アメリカンテイストはこんな人におすすめ

日本製のボールペンが使いたい

「G2」規格の替え芯を使えるボールペンが欲しい

お手頃な値段で高級感のあるボールペンを探している

OHTO アメリカンテイストの特徴

日本製のボールペン

最初にも書きましたが、OHTOは日本の文具メーカーです。

大正8年創業ってすごいですね。

書類を綴るガチャックという製品はステープラ(ホッチキス)を使わなくていいので紙に穴が開かないのが便利ですよね。

ワークマンの服が機能性が高く、そして安い!というところが好きで結構買いに行くんですが、ワークマンではズボンの裾上げの仮止めにこのガチャックを使ってました。

紙を綴る以外にもこんな使い方があるのかと感心します。

話がそれてしまいましたね(汗)

OHTOは日本国内に自社工場があり、日本製にこだわって作られています。

OHTOの本社工場は茨城県結城市にあります。

ボールペンの心臓部ともいえるチップの製造から、パーツの組み立て、筆記試験に至るまで茨城の工場で行われています。

製造から組み立てまで日本製ってすごいですよね。

「G2」規格の替え芯が使える

OHTOの替え芯は国際規格「G2」を採用しています。

なので、OHTOの替え芯を同じ「G2」規格のボールペンに使用することが出来ます。

写真にあるのは、三菱鉛筆のジェットストリーム、ペリカン、パーカーの「G2」規格のリフィルです。

OHTOが作成する替え芯は、低粘度油性インクです。

書き味については後述しますが、なんといっても安いのが魅力。

「G2」規格の替え芯って割と高いんですが、OHTOの替え芯は税込定価110円!

国内生産の「G2」規格の替え芯がこの値段で買えるのは、普通に安いですよね。

替え芯の特徴はニードルポイント

同じ「G2」規格のジェットストリームと比べてみます。

ペン先の形状が独特ですね。

細くなっているので、筆記時にペン先が見やすくなるというのが特徴です。

お手頃な値段で高級感がある

このアメリカンテイスト、OHTOの公式ショップで購入しました。

値段は税込550円でした。

それでは外観を見ていきます。

口金とノック部分は真鍮製

口金とノック部分は真鍮でできているので、前後に重心が分散されている感じです。

軸は主にアクリル。

装飾部分は真鍮です。

見た目はとてもいいですね。

軸のサイズ感などは、パーカーのIMっぽい感じがしますね。

並べて比べてみました。

パッと見のサイズはよく似ています。

持った感じは、軸のほとんどがアクリルなのでIMに比べるとちょっと軽く感じますね。

クリップ部分はSK材

SK材ってなに?

SK材は「エス・ケー材」と読みます。

SはSteel(鋼)、Kは日本語の工具(Kougu)を指しています。

「炭素工具鋼鋼材」という名称で、工具類など製品に広く使われます。

SK材の特徴として硬さと耐摩耗性があげられます。

工具などに主に使われるので炭素工具鋼という名称となっているそうです。

つまり、このクリップ部分はそれだけ頑丈な金属でできているということです。

細部の材質までこだわって作られているんですね。

ただこのクリップ、頑丈すぎて結構固いです。

紙とかにちょっと挟んだりするには固すぎて紙がよれてしまいます。

マーブル模様の装飾

軸全体は黒で塗装されていますが、この帯になっている部分には銀色と黒色の淡いマーブル模様になっています。

見る角度や光の加減で淡く揺らぐマーブル模様はきれいですよ。

写真は接続部分を拡大したものです。

写真では分かりにくいかもしれませんが、表面をマーブル塗装しているのではなくアクリル樹脂を混合させて作っているようです。

この値段でこのクオリティはかなり得した感がありますね。

アメリカンテイストの他のモデルでは、グリップ部分がマーブルになっていたり、回転繰り出し式では全体がマーブル模様だったりといろんな種類があります。

いろんなパターンのが欲しくなりますね。

ノック感は結構重め

ノック感は「ガシャッ」という感じでけっこう重めです。

素材はしっかりしているので耐久性は高そうです。

バネが出てくる

替え芯を替えようとして取り出すと、替え芯と一緒にバネが出てきます。

新しい替え芯にこのバネを付け替えてから装着するようになります。

このバネをうっかり落としてなくしてしまったりするとノックできなくなるので大変です。

このバネが出てくる仕様は何とかしてもらいたかったな~って感じですね。

OHTO アメリカンテイストの書き味

ペンバランスはやや後ろ

ペンバランスはやや後ろにあります。

ノックすると真ん中くらいに重心が寄ってきます。

持った感じはいいですね。

バランスがいいと長時間使用しても疲れにくいです。

なめらかな手触りで、軸の太さもちょうどいいので手になじみやすいです。

書き心地

ドライアップしやすいのか、しばらく使わないでいると書き始めがかすれやすいです。

少し筆記するとすぐになめらかにインクが流れ出てくるようになります。

低粘度インクなので、馴染んでくるとヌルヌルと書けます。

ジェットストリームと比べるとサラサラっとした感じではなく、ヌルヌルとした少し粘りのある感じです。

発色も低粘度というよりは、書き味と同じく油性ボールペンらしい感じがします。

筆圧が弱くても書けますが、それなりに筆圧をかけた方が書きやすいですね。

ニードルチップの効果

このニードルチップ、確かに筆記時の視野が良くなりました。

OHTOが推しているだけのことはあります。

納得しました。

ペン先が見やすいと、こんなにも筆記しやすいんですね。

立てて書く方が書きやすい

僕が万年筆をよく使うせいか、ペンを寝かせて書く癖があります。

あまり寝かせて書くとペン先のボールがうまく転がってくれないので少しかすれてしまいます。

特に細いペンだとよりその傾向があります。

普段からペンを立てて書く人は何の問題もないかと思いますが、僕みたいにペンを寝かせて書く人はしっかりペンを立てるようにして書きましょう。

OHTO アメリカンテイストをおすすめする理由

日本製で安心の技術力

ボールペンのクオリティは値段以上

ニードルチップは筆記時の視野が広がって書きやすい

といったところですね。

残念な点をあえて挙げると

ノックが重い

替え芯と一緒にバネが出てきてしまう

というあたりかなと思います。

値段を考えると、「これ、550円でいいの?」と思うくらい

素材、作りがいいので相当お買い得なボールペンだと思います。

最後に

今回はOHTOのアメリカンテイストというボールペンを紹介しました。

実はこのアメリカンテイストと一緒にOHTOの気になるボールペンを何本か購入しています。

OHTOというメーカーを知り、調べていくうちにどんどん気になってつい何本も買ってしまいました。

また使ってみてレビューしたいと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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