以前OHTOの「アメリカンテイスト」というボールペンを紹介しました。
この「アメリカンテイスト」という名でいろんな形のボールペンがあるんです。
「アメリカンテイスト」に共通する特徴は
- マーブル模様
- G2規格の替え芯が使える
- 重量感がある
- 安い(税込み定価550円!)
というところです。
それぞれに個性があって面白いので次々と買ってしまいました。
今回は僕が持っているアメリカンテイスト6種類を全て紹介します。
アメリカンテイストはこんな人におすすめ
G2規格の替え芯が使えるボールペンを探している
個性的なボールペンが使いたい
安く、重量感のあるボールペンが欲しい
アメリカンテイストの特徴
どの形のも全て「アメリカンテイスト」という名前なので、名前で区別ができません。
なので、今回は区別しやすいようにNo.1~No.6として紹介します。
メーカーがNo.による区別をしているわけではありませんのでご注意ください。
アメリカンテイストNo.1
これは以前紹介したアメリカンテイストです。
軸の一部にマーブル模様があしらわれています。
アメリカンテイストの中では一番おとなしいデザインですね。
ノック式でかなり頑丈な感じです。
重さは24gです。
No.1のアメリカンテイストについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
よかったら参考にしてください。
アメリカンテイストNo.2
次に紹介するのはこちらです。
ペンの中央部分がくびれている、ひょうたんのような形をしているアメリカンテイストです。
かなり独特な形をしていますね。
写真では分かりにくいかもしれませんがグリップ部分は持ちやすいように三角形の形になっています。
光の加減で揺らめく赤いマーブル模様がきれいですね。
重さは30gです。
No.2のクリップ
かなり頑丈です。
ちょっと何か挟もうとしてもほとんどしならないので挟むのが大変です(笑)
No.1はストレートでしたが、No.2は三角形でクリップの先が玉状に加工されています。
No.2は回転繰り出し式
この丸い天冠部分を回すと芯が出てくるようになっています。
この回転させる部分が小さくて持ちにくいのが難点ですね。
回転はそれほど重くないので、そこまで大変ということはないと思います。
No.2の替え芯の替え方
ペン先にある口金を回して外すと替え芯が交換できます。
No.1でもそうでしたが、このバネが替え芯と一緒に外れます。
このバネをなくしてしまうとノックできなくなるのでなくさないように気を付けてくださいね。
No.2の使い心地
このひょうたん型、グリップ部分が三角形になっていて持ちやすいですね。
ペンバランスはやや後ろよりですが、それほどバランスは悪くないです。
アメリカンテイストNo.3
次に紹介するアメリカンテイストも中央にくびれがある、ひょうたんのような形をしています。
写真の上からNo.1、No.2、No.3と並んでいます。
No.2に比べるとくびれがすくないですね。
No.3はNo.1とNo.2を足して割ったような感じかな?
グリップ部分のマーブル模様がアクセントになっていますね。
重さは27gです。
No.3のクリップ
中が少し膨らんだ楕円形のような形のクリップになってます。
No.2に比べると少ししなるので、ちょっと挟む程度なら大丈夫そうです。
No.3はノック式
No.3はノック式になっています。
写真の左がNo.1、右がNo.3です。
ノックの感触は重めですが、No.1と比べると若干軽く感じます。
ノックすると機械っぽい「ガシャッ」という感じの音がしますね。
このノック部分、No.1とサイズ、形が違います。
共通パーツは使ってないんですね。
同じ「アメリカンテイスト」という名がついていますが、まったく別のボールペンですね。
No.3の替え芯の替え方
グリップ部分を回すと外せます。
これも替え芯と一緒にバネが外れます。
No.3の使い心地
No.2ではグリップ部分が三角になっていましたが、このNo.3はグリップは丸みがあり樽状になっています。
ちょうどグリップ部分が膨らんでいるので持ちやすいですね。
ペンバランスはこれもやや後ろに重心がありますが、筆記にはあまり影響はないですね。
アメリカンテイストNo.4
軸がストレートで両端に向かってシュッと細くなるデザインです。
以前に紹介したNo.1とデザインは近いかな?
軸のストレート部分の樹脂は深みのある赤と暗赤色とのコントラストが美しいです。
光の加減で移ろっていく感じがいいですね。
それからグリップ部分のマーブル模様も深みがあっていいですね。
全体が赤なのにそれほど派手な感じがなく、むしろ落ち着いた印象です。
重さは23gでした。
No.4のクリップ
ストレートですが、横から見ると弧を描いています。
クリップ位置もノック側から少し離れていますね。
クリップだけ見てもどれも形が違いますね。
No.4はノック式
No.4もノック式になっています。
写真は上からNo.1、No.4、No.3です。
ノック感は割と重めですね。
No.1、No.3と比べてもノック部分の形がやはり違いますね。
No.4の替え芯の替え方
グリップ部分を回して外し、替え芯を交換します。
これも替え芯と一緒にバネが出てきます。
替え芯を交換する時はなくさないように気をつけてくださいね。
No.4の使い心地
ペンバランスはほぼ中央ですね。
23gと程よい重みで扱いやすいですし、グリップもしやすいです。
アメリカンテイストNo.5
写真は上からNo.4、No.5と並んでいます。
No.4と似ていますが、大きく違うのは全体の太さ。
No.4に比べて細身です。
軸のストレート部分はNo.4と同じく光によって色が移ろっていくのを楽しめる深みのある赤ですね。
No.5はグリップ部分がストレートになっています。
形は違いますがNo.4と同じくグリップ部分がマーブル模様になっています。
重さは20gで、今回紹介するアメリカンテイストの中で一番軽いモデルになります。
No.5のクリップ
No.5のクリップはやや先に向かって細くなっていくデザインになっています。
横からみるとほぼストレートです。
No.5のクリップも固いですね。
No.5はノック式
No.5もノック式です。
ノックの手ごたえはNo.4とほぼ同じ感じで重めですね。
ノック部分が先に向かって徐々に細くなっていくデザインなので、ノックが重い分ちょっと指に刺さる感じがします。
No.5の替え芯の替え方
このグリップ部分を回すと外れます。
この接続部分もそれぞれ違いますね。
No.4と比べるとネジがついているのが軸側とグリップ側という違いがありますね。
接続部分が樹脂製だったり金属製というのも違いますね。
形だけでなく素材まで違うんですね。
No.5の使い心地
ペンバランスは重心がほぼ中央です。
アメリカンテイストの中で一番細身になっているので、細いグリップが好きな人にはよさそうですね。
アメリカンテイストNo.6
No.6はかなり独特な形をしていますね。
中央部が膨らみ、両端に向かって徐々に細くなっています。
全体がマーブル模様で、クリップ位置が中央に近い位置にあります。
ポケットに刺すとこの金属部分が飛び出してきてしまいますね。
これはポケットにさしていると目立ちますね。
重さは31gとけっこう重めです。
No.6のクリップ
板状でかなりしなりやすくなっています。
今回紹介するアメリカンテイストの中で一番しなりやすいクリップですね。
アクセントに穴が3つ開いています。
No.6は回転繰り出し式
この長く出ている円錐になっている金属部分を回すと芯が出し入れできます。
かなりしっかりした重めの回し心地で、ヌルっと回る感じです。
円錐部分が大きいので回しにくくはないです。
No.6の替え芯の替え方
ペン先にある口金を回して外し、替え芯を交換します。
No.6の使い心地
他のアメリカンテイストより短く、こじんまりした感じなのでちょうど手におさまります。
割とずっしりした感じはありますが、おさまりがいいので扱いやすいです。
アメリカンテイストをおすすめする理由
しっかりした作りでデザインは個性的
G2規格の替え芯が使える
安い!(税込み定価550円)
という感じですね。
値段以上のクオリティであるのは間違いないと思います。
割と普通な感じからかなり攻めた個性的なデザインまであり、多彩で面白いですね。
使用しているパーツ、細部までそれぞれが違うのにも驚きました。
OHTOの替え芯最大の特徴はニードルポイント
「アメリカンテイスト」6種は面白くておすすめですが、使用している替え芯もけっこうおすすめです。
この替え芯の最大の特徴はニードルポイントというところです。
ペン先が細くなっているので、筆記時の視野が広くなるので文字が見やすいですね。
低粘度インクでけっこう書きやすいですし、その上安いのが魅力です。
OHTOの替え芯はG2規格。
同じ規格であれば流用可能です。
ボールペンの替え芯の「G2」規格についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
よかったら参考にしてください。
最後に
今回は僕が持っているアメリカンテイスト6種類紹介しました。
そのどれもが「アメリカンテイスト」という名前で販売されていますが、見れば見るほど違うボールペンでした。
気になる「アメリカンテイスト」はありましたか?
一部製造が終了するということですが、これだけ面白いボールペンが市場から消えていくのは残念ですね。
気になるモデルがあれば今のうちに手に入れておいた方がよさそうですね。
OHTOさんならまた面白いボールペンを作ってくれるんじゃないかと期待しています。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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