今回は以前紹介した三菱鉛筆のジェットストリームプライムシリーズから「ノック式シングルボールペン」の再レビューです。
このモデルは残念ながら2025年6月で生産が終了となっています。
僕はもうかなり長くお付き合いしているボールペンで、愛着も相当あります。

塗装が剥げてきてさすがに見栄えが悪いかなと思って同じノック式シングルを新調したんですが、結局もったいなくて何度か撮影に使ったくらいでした。
それからさらに塗装剥がれが進み、いよいよ新調したのに交換しようと決心。
ノック式シングルでも発売当初モデルと現行モデル(と言っても廃盤になりますが…)せっかくなのでこの2本をちょっと比較したり、経年でどれだけ変化してしまったのかレビューしてみようと思います。
発売当初モデルと現行モデルを比較
発売当初モデルと現行モデルでは塗装が違う

ノック式シングルが登場したのは2013年10月。
発売当初モデルは光沢塗装でした。
手触りはツルッとした感じですが、ずっと使っているせいか、かなり手に馴染みます。
塗装が吸い付くような感じで滑りにくいです。

写真の上が現行モデル、下が発売当初モデルです。
現行モデル(くどいようですが廃盤です…)はマット塗装になっていますね。
光沢塗装からマット塗装になったのか、詳しい情報は分かりませんでした(汗)
光沢塗装のモデルを購入したのが約8年前なので、少なくとも2017年頃は光沢塗装のモデルが製造されていたんじゃないかと思います。
「ブラック」以外の塗装
「ブラック」以外の塗装を見てみます。

こちらは早々に廃盤となったピンク。
光沢塗装でツルッとした手触りです。

こちらはブルー。
限定のブルーブラック用にと思って購入。
こちらも光沢塗装でパール塗装になっているのでキラキラしていて、ツルッとした手触りですね。

こちらはライトピンクです。
こちらも光沢塗装で、ブルーと同じくパール塗装になっているのでキラキラしています。
手触りもつるつるしています。

こちらはシルバーです。
シルバーは先軸と後軸とで塗装が違います。
先軸部分は光沢塗装でギラギラしていて、つるっとした手触りです。
後軸は先軸と違いマット塗装になっていて、ザラっとした手触りです。
長年使うと石に光沢がなくなる

クリップについている石は発売当初から現行まで同じようについています。
この石ですが、経年によってかなり変化しています。
写真の上が現行モデルで下が発売当初モデルです。
発売当初モデルは経年でかなり光沢がなくなってしまっていますね。
汚れもかなりついているので、色がくすんでしまい目立たなくなってしまっていますね。
また形もかなり変わってしまい、削られて小さくなっていて、角が削れて丸くなってしまっています。
クリップなどのメッキがボロボロ

どちらもクロムメッキが施されています。
当然ですが、購入当初はメッキが輝いてきて綺麗でした(笑)
ですが、さすがに経年でメッキがボロボロになってしまっていますね。
これだけメッキが削れて傷だらけになってしまうと、ザラザラした手触りになってしまっています。
重さ比較
塗装以外に違いはあるかと重さを測ってみました。






| 全体 | 前軸 | 後軸 | |
| 発売当初モデル | 25.06g | 7.94g | 15.62g |
| 現行モデル | 25.08g | 7.90g | 15.42g |
使用素材も構造も同じなので重さはほぼ同じですね。
頑丈でずっと使えるが一か所だけ弱点があった
以前レビューしたときに、耐久性が高く壊れにくいという話をしました。
確かにレビューした当時に一番懸念していたのはクリップの耐久性ですが、今まで全く折れることなく使い続けてきました。
ですが、実は一度だけ一か所壊れたところがあります。

それがこのノック部分。
現行モデルではノックの金属部分はかなりがっちりついていますが、発売当初モデルではノック部をくるくる回すと外せます。
(現行モデルでもがんばったら外せるかもしれませんが、壊してしまうリスクが高いので皆さんは無理やり外そうとしないでくださいね)

写真はピンクですが、ノックの金属部を外すと出てくるのがこの白い樹脂。
ここが一度折れてしまったことがあるんです(汗)
落とした拍子にノック部分がポロッと取れてしまい、見ると樹脂部分がポッキリ折れてました。
慌てて接着剤をちょっとつけ、ぎゅっと押しつけたら想像以上にがっちりくっつきました。
接着剤を少なめにつけたので、ノック感も損なわれずに済みました。
これ以降ノック部分が折れることなく使い続けています(安堵)
しっかりとした作りで、頑丈なのは間違いないかと思います。
でも弱い部分があるとすればこの部分かなと思うので、僕のように落とさないように気を付けてくださいね。
今思えば、この折れた時の写真を撮っておけばよかったかな(笑)
リフィル(替え芯)はSXR-○

ノック式シングルはリフィルが安価で済むのが最大の利点かなと思います。
筆記距離はおおよそ800m程書け、価格は1本が税込定価110円。

同じシングルでも回転繰り出し式に採用されている「G2」タイプリフィル「SXR-600-〇」は筆記距離は約1500mと長いですが、価格が税込定価660円。
「G2」タイプリフィル「SXR-600-〇」は互換性が高く使い勝手のいい優秀なリフィルですが、コスパで考えると「SXR-〇」はかなりいいのでランニングコストを抑えられますよ。
SXR-〇は種類が豊富

ボールサイズが0.38mm、0.5mm、0.7mm、1.0mmと4種類から選べます。
またインクカラーも黒の他、青、赤と3色あります。
同じ形状でジェットストリームインクの書き味をさらに軽やかにしたライトタッチインク「SXR-L-〇」も選べます。
ライトタッチインクには黒、青、赤の他に期間限定でブルーブラックもありましたが、ほとんどの店舗で売り切れてしまって現在は入手困難です。
それぞれの品番、ボールサイズやインクカラーなどをまとめてみました。
| 品番 | インク | ボールサイズ | インクカラー | 価格(税込定価) |
| SXR-38 | ジェットストリーム | 0.38mm | 黒・赤・青 | 110円 |
| SXR-5 | ジェットストリーム | 0.5mm | 黒・赤・青 | 110円 |
| SXR-7 | ジェットストリーム | 0.7mm | 黒・赤・青 | 110円 |
| SXR-10 | ジェットストリーム | 1.0mm | 黒・赤・青 | 110円 |
| SXR-L-5 | ライトタッチ | 0.5mm | 黒・赤・青 | 132円 |
| SXR-L-7 | ライトタッチ | 0.7mm | 黒・赤・青 | 132円 |
ノック式シングルは安価なリフィルが使える軸なので、このまま廃盤にせず他のプライムシリーズのようにリニューアルして出して欲しいですね(熱望)
今の流れだとこの「石」はなくなる

新たなプライムシリーズでは「石」は影も形もなくなってしまっています。
ノック式シングルがリニューアルされると、石はなくなりクリップもフラットタイプになりそうな気がしますね。
昨年発売されたジェットストリームプライム回転繰り出し式シングルのクリップと並べてみました。
最近の傾向としてはプライムシリーズのクリップの形状はフラットタイプでマット塗装ですね。
リニューアルされるとしたらこれに近いものになるかもしれないですね。
(そもそもリニューアルするとは限らないですが…)
こちらは2022年に書いたノック式シングルのレビュー記事です。
よかったら参考にしてください。
最後に

今回はジェットストリームプライムのノック式シングルを再レビューしました。
この記事が皆さんのボールペン選びの一助になれば幸いです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
余談(レビューとは全く違う個人的な話なのでスルーで大丈夫です)

発売当初モデルの塗装剥がれが進んでしまったので、後継として購入した現行モデルですが寝かせ過ぎたのか、昨年末(2025年12月)に「ピュアモルト ジェットストリームインサイド」が登場。
新登場した「ピュアモルト」はリフィルがノック式シングルと同じ「SXR-〇」ということでかなり歓喜しましたが、それと同時に現行モデルの行き場がなくなりそうに(汗)

とりあえず赤インク用は「ピンク」を引退にして「ライトピンク」にしましたが、さて黒インク用をどうするか。
発売当初モデルの後継には手になじんだ重みのある現行モデルにしようか、それとも新しく登場した「ピュアモルト ジェットストリームインサイド」にしようか…

2本並べてしばし、いや、かなり悩みました。
悩んだ結果、それぞれにボールサイズの違うリフィルを入れて使い分けるというところで僕的にはいい感じに解決しました。

普段から胸ポケットにボールペンを挿していて、黒、赤、多機能の3本が基本です。


気分でプライム以外のボールペン、ゲルインクボールペン、ローラーボール、万年筆のどれかを追加するという布陣でいました。
そして今回さらに「ピュアモルト」が追加。
胸ポケットに挿しているボールペンが増えたことで、同僚から「持ちすぎだろ!(笑)」とツッコミが(笑)
周囲には僕が筆記具好きだということがかなり浸透してますが、何本も胸ポケットに挿した状態でうろうろするのは違和感があるようです…
かといってペンケースを持ってうろうろするのは仕事の都合上ちょっと不便なので、このまま突き通そうかと思っています。
かなり個人的な話でしたが、いろいろと葛藤もあったのでつい記事にしてしまいました(笑)
とりあえず今回はこの辺で。
ここまで読んでいただいた方、お付き合いいただきありがとうございました。



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