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【レビュー】三菱鉛筆(uni)ジェットストリームエッジ「ホワイトレッド」【超極細0.28mm】

ボールペン・ローラーボール
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今回紹介するのは三菱鉛筆のジェットストリームエッジ「ホワイトレッド」です。

ジェットストリームエッジが登場したのは2019年12月。

油性ボールペンのカテゴリで世界初、ボールサイズ0.28mmという超極細の線が書けるのが最大の特徴です。

さらに超極細の線を書く為にチップ形状から軸のデザインまで細部までこだわって作られています。

それでは詳しく紹介します。

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三菱鉛筆(uni)ジェットストリームエッジをおすすめする人

とにかく細い線が書きたい

ゲルインクより油性インクが好き

ジェットストリームを愛用している

三菱鉛筆(uni)ジェットストリームエッジの特徴

ボールサイズ0.28mm

ジェットストリーム最大の特徴はボールサイズ0.28mmを実現したというところです。

これまでジェットストリームのボールサイズ最小は0.38mmでした。

油性インクはただボールサイズを小さくするだけでは筆記に耐えられません。

まずインクの粘度が高いと出口が狭くなっているのでインクがすぐにインク詰まりを起こします。

インクが詰まらないようにするためにはインクの粘度を下げ、サラサラにする必要があります。

各社低粘度の油性インクを開発していますが、0.3mmの極細はゲルインクが多いです。

ジェットストリームという低粘度の油性インクを開発した三菱鉛筆だからこそ実現した超極細と言えますね。

ペン先はポイントチップという形状

写真(左)がエッジ専用に開発されたのがペン先にかけて絞り込むように細くなる「ポイントチップ」という形状です。

ペン先にかけてスリムに絞った形状で、細かい筆記作業をする際にもペン先がクリアに見えるようになっています。

写真(右)がよく見かけるペン先の形状は「砲弾型」と呼ばれています。

「砲弾型」と「ニードルチップ」を並べてみると、その違いがよく分かりますね。

筆記面が見やすくなることで、細くなった筆記線をしっかりと視認することができますね。

「ポイントチップ」と「ニードルチップ」との比較

筆記面が広く見えるペン先の形状としては、もうひとつ「ニードルチップ」があります。

「ニードルチップ」も筆記面の視野が広く書きやすいですね。

OHTOのボールペンはこの「ニードルチップ」を採用していますし、ボールサイズの小さいゲルインクリフィルにも採用されています。

ここからは推測ですが、既存の規格ではなく、「ポイントチップ」を採用したのはインクフローを確保するためではないかと思います。

「ニードルチップ」は細い管になっていますが、「ポイントチップ」は流線形です。

角がない形の方がインクの流れをさえぎることなく、流れやすいですよね。

ボールサイズを小さくしてもインクがペン先まで届かないと擦れてしまったり、場合によっては書けなくなったりします。

擦れることなく気持ちよく書けるようにするため、ペン先をインクフローが確保できる形状にしたんじゃないかと思います。

個性的なデザイン

グリップ部分は円柱形、また後軸は6角形という組み合わせ。

さらにグリップ部からノック部に向かって徐々に細くなっていくデザイン。

全体としてはかなり個性的なデザインとなっています。

「0.28mm」という細さを表現したというデザインはかなり個性的ですね。

発売されて5年が過ぎましたが、今でもどこか近未来的な印象を与えてくれます。

個性的なデザインになるとどうしても賛否あるかと思いますが、デザインだけでなく機能性にも優れています。

それでは細部を見ていきたいと思います。

リフィル(替え芯)をしっかりと固定できる先軸

先軸というのはこのグリップがある部分です。

口金とリフィルとの間に肉眼で見ても分かるような隙間があるとリフィルがグラグラしてしまい、まっすぐな線が書けません。

でもエッジの口金部分をアップで見ると、リフィルと口金の隙間はほとんどありませんね。

筆記してもペン先がカタカタと揺れることはありません。

口金の精度が高いおかげで細い線を正確に書けるようになっています。

重さは14.00g

先軸に金属を使用していますが、後軸が樹脂なので全体としては軽量です。

軽量な分取り回しがしやすいので、低重心と合わせてより扱いやすい工夫がされています。

絶妙なペンバランス

先軸は真鍮製、グリップ部分はアルミニウムとなっています。

さらにクリップのついている後軸はABS樹脂となっています。

先軸だけの重さを測定すると7.10gでした。

全体の重さが14gなので、グリップ部分が半分以上を占めていることになりますね。

重い素材をペン先側に使用し、軸を樹脂という軽量素材を使う事で低重心化を図っているんですね。

低重心化することでとり扱いがしやすくなっています。

硬いワイヤークリップ

形状は独特で、正面から見るとまっすぐですが、横から見ると波打った感じですね。

そしてかなりバネが効いていて硬いです。

数枚の紙などに挟むと、紙がたわんでしまいます。

胸ポケットには挟みやすい形状ですが、生地がゆがんでしまいますね。

デザイン性重視だったのか、あまりクリップを使う場面は想定していなかったのか、ちょっとクリップは使いにくいですね。

ノック式のボールペン

ジェットストリームエッジはノック式のボールペンです。

ノック感はほどよい力加減でノックでき、跳ね返りも強すぎないです。

軸のカラーは4種類

今回紹介するホワイトレッドの他、ブラック、シャンパンゴールド、ネイビーと全部で4種類あります。

また2021年2月に発売された0.38mmの軸カラー、ブラックレッド、プルシアンブルー、ミントグリーン、ベリーピンクの4種類を含めると全部で8種類から選ぶことができます。

ベーシックなカラーだけでなく、個性的なカラーもラインナップされていますね。

リフィル(替え芯)は樹脂製

リフィル(替え芯)は先軸を外すとこんな感じで刺さっています。

これを引っこ抜くと外せます。

品番は「SXR-203-28」です。

インクカラーは黒、赤、青の3色あります。

値段は税込定価220円とちょっとお高めですね。

ジェットストリームの多色ボールペンの替え芯と規格は同じ

ジェットストリームの多色ボールペンの替え芯と同じ規格なので、流用することができます。

替え芯を並べてみました。

ペン先の形状は「砲弾型」と「ポイントチップ」との違いで分かりますが、パッと見ではほとんど見分けがつかないですね。

多色用の0.5mmの替え芯を入れてみました。

品番は「SXR-80-05」で値段は税込定価110円です。

きちんと入ります。

ノックも違和感なくできました。

口金部分のフィット感も良く、カタカタと揺れることはないですね。

エッジの本体は気に入っているけど、ちょっと細すぎるという人は試してみてください。

三菱鉛筆のホームページにある替え芯の互換表にも「互換性を確認している替え芯」という記載があったので大丈夫かと思います。

ジェットストリーム替え芯 互換表

三菱鉛筆(uni)ジェットストリームエッジの使い心地

低重心で使いやすい

重心がペン先側寄りになっているので、かなり扱いやすいですね。

グリップがアルミニウムで縦のラインが入っていて、一見滑りやすいのかと思うかもしれませんが、マット塗装になっていて、手になじみやすく滑りにくくなっています。

しっかりと細い線で小さな文字が書ける

ジェットストリームの「0.5mm」「0.38mm」との比較

まずはジェットストリームの「0.5mm」「0.38mm」と比較してみます。

同じ文章、同じサイズで書いてみましたが、かなり印象が違いますね。

すべて5mm方眼ひとマスにおさまるように書いてみました。

エッジで書くと方眼のひとマスが大きく感じますね。

アップで撮影しているので「0.5mm」でも割と読めますが、実際にはちょっとつぶれて読みにくいです。

よほどでなければここまで小さな文字を書くのは日常ではほとんどないと思います。

小さな手帳でもたくさんの情報を書き込めますね。

ゲルインキの極細字と比較

今回比較したのは、三菱鉛筆の「STYLE FIT(0.28mm)」、パイロットの「juice up(0.3mm)」、ゼブラの「サラサクリップ(0.3mm)」、ぺんてるの「エナージェル(0.3mm)」です。

どれも超極細で使いやすいボールペンですが、「細さ」という点ではジェットストリームエッジのひとり勝ちですね。

ゲルインキはどうしても少しにじんでしまうので、ボールサイズより若干太くなってしまいます。

同じボールサイズの「STYLE FIT」でもゲルインキと油性インキという違いがあるので、ジェットストリームエッジに比べると少しにじんでしまうため太くなります。

パイロット、ゼブラ、ぺんてるのボールサイズは「0.3mm」

十分細いですが、こうして並べるとその違いがよく分かります。

ボールサイズだけで見るとわずか0.02mmの違いなんですけどね。

ただ、発色という点ではゲルインキの方が優秀ですね。

くっきりとしていて、きれいな黒が表現されています。

筆記角度には注意しないと擦れてしまう

筆記する時、ペンの角度によってはカリカリしたり、線がかすれてしまったりする場合があります。

90度ではペン先のボールが紙にしっかりとつき、なめらかに書けました。

この角度なら全く違和感なく書けますね。

普段ペンを垂直に持って書いている人にとっては、擦れはほとんど体験しないと思います。

僕は普段90度で持つことがないので、変なグリップになってますね(笑)

60度でもそれほどカリカリした感じはないですが、わずかに擦れる部分がありました。

多分筆記中に60度よりペンが寝てしまって擦れたのかなという感じですが、この程度なら特に問題なく使えますね。

45度になるとかなりカリカリした感じで擦れてしまいますが、思ったよりは書けるなという印象ですね。

ボールサイズが大きいボールペンになると45度くらいでもなめらかに書けますが、エッジではちょっと厳しかったですね。

45度で持ってみるとかなりペンを寝かせて使っている感じがしますが、さすがにこれ以上ペンを寝かせてつかう人は少ないんじゃないでしょうか。

30度と試してみましたが、ほぼ書けませんでした(笑)

ところどころ書けたのが不思議なくらいです。

いろんな角度を試してみた結果60度~90度が書きやすいですし、擦れにくいですね。

エッジは筆記時のペンの角度には気を付けないと擦れるので注意です。

三菱鉛筆(uni)ジェットストリームエッジをおすすめする理由

「0.28mm」と超極細で筆記できる

超極細ながらなめらかな書き味

低重心でペンバランスがいい

というところかと思います。

見た目が個性的なので、ベーシックなデザインが好きな人にとってはちょっと苦手という人もいるかもしれません。

ただ、0.28mmという超極細で、よりジェットストリームの書き味を味わえるというのは素晴らしいと思います。

まだ使ったことがないという人は、ぜひ一度使ってみてほしいです。

普段使いとしては細すぎる感はありますが、一番相性がいいのは小さい手帳を使っている人だと思います。

手帳に予定をたくさん書き込まなければならない人にはぴったりの1本です。

最後に

今回は三菱鉛筆のジェットストリームエッジを紹介しました。

エッジはとにかく細く書くことに特化した油性ボールペンなのでゲルインキよりもにじみが少ないのでより細く感じるかと思います。

携帯でスケジュール管理をしている人も多いかと思いますが、手帳派の人にはかなり便利かと思います。

この記事が皆さんのボールペン選びの一助になれば幸いです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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