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【サイズが豊富で高品質】RHODIA(ロディア) ブロックロディア【レビュー】

紙・ノート
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ロディアといえばこのメモパッドが一番に思い浮かびますよね。

オレンジ色の表紙を見るだけでブロックロディアとひと目でわかる洗練されたデザイン。

さらに豊富なサイズが揃っているといった特徴があり、一度使ったら手放せなくなるメモパッドです。

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RHODIA(ロディア) ブロックロディアをおすすめする人

携帯に便利なメモパッドを探している

お洒落なメモパッドが欲しい

どんな筆記具でも書きやすいメモパッドが使いたい

RHODIA(ロディア)について

RHODIA(ロディア)は、フランスで生まれた文房具ブランドです。

代々、紙を扱う商家であったヴェリヤック家のアンリとロベールというによって1934年、フランスのリヨンという都市で創設されました。

RHODIA(ロディア)という名前はリヨンを流れるローヌ川(RHONE)に由来しているそうです。

RHODIAのロゴの上に2本の木が描かれていますね。

この2本の木には紙の原材料である木を表しているのと同時に、ロディアの創設者であるアンリとロベールの絆を象徴するマークものだそうです。

ロディアの公式サイトへのリンクです。

よかったら参考にしてください。

RHODIA(ロディア) ブロックロディアの特徴

サイズが豊富

ブロックロディア最大の特徴は全部で11種類ものサイズがあることです。

それぞれサイズによってNo.8、No.10、No.11、No.12、No.13、No.14、No.16、No.18、No.19、No.38、No.148とナンバーが振られています。

こんなにサイズがあるとどれを買えばいいのか悩んでしまいますよね。

実際に手に取って用途やライフスタイルに応じて好みのサイズを見つけるのが一番かと思います。

ナンバーとサイズ一覧

ナンバーサイズ
No.87.4×21㎝No.11と幅が同じで長さが倍
No.105.2×7.5㎝
No.117.4×10.5㎝A7サイズ
No.128.5×12㎝
No.1310.5×14.8㎝A6サイズ
No.1411×17㎝
No.1614.8×21㎝A5サイズ
No.1821×29.7㎝A4サイズ
No.1921×31.8㎝切り離した紙がA4サイズ
No.3842×31.8㎝切り離した紙がA3サイズ
No.14814.8×14.8㎝正方形

「ベラム紙」という紙でできている

「ベラム紙」と聞いてもあまりピンときませんよね。

ベラムとは

ベラムとはとは子牛などの動物の皮をなめして作った皮紙の事を指します。

日本語では「羊皮紙」と表される事が多いです。

厳密には「羊皮紙」は2種類あり、名前の通りヤギから作られる「パーチメント」と子牛から作られた「ベラム」とがあります。

「ベラム」はフランス語の「子牛」が由来となっていて、日本語では「犢皮紙(とくひし)」とも呼ばれる場合もあります。(犢は子牛を指す言葉です)

「羊皮紙」は

  • ハリがあり書き心地が良い
  • インクの浸み込みが少なく鮮明な色彩が保てる
  • 強度が高く、管理方法が良ければ1,000年以上状態を保つことができる

といった特徴があります。

また「ベラム」は「羊皮紙」を指すだけではなく質感が似た高級な紙を指す言葉であり、「ベラム紙」というのは「羊皮紙」のようになめらかで高品質な紙を指しています。

「ベラム紙」は17世紀頃にヨーロッパで発明され、長い年月をかけて改良され「羊皮紙」のような高品質な紙へと進化してきたんですね。

改めてブロックロディアの紙を見てみます。

適度な厚みがありしっかりしていますね。

透かして見ても筋のようなものは見えず、光沢さえ感じられる白色です。

紙の粒子が小さいので、手触りはなめらかで光を当てても反射することがないです。

紙の厚みは80g/m²

ブロックロディアの裏側を見ると、「80g/㎡」と書かれています。

紙の専門家であれば数字を見ればすぐに分かるかと思いますが、僕は「紙の厚さを表すのに「g(グラム)」?」ってなりました(笑)

あまりなじみがないかと思いますが、紙の厚さは重さで表現するのが一般的なんだそうです。

コピー用紙が60g/ m²、雑誌でだいたい90 g/ m²の厚さになるそうです。

紙が厚すぎると80枚重ねるとかなり分厚くなってしまいます。

紙を適度な厚みにすることでメモパッドの厚みを抑えることができるので携帯しやすくなります。

書き心地を損なうことなく、裏写りを抑えることができる絶妙な厚みとして80 g/ m²が選択されたのかと思います。

滲みにくく裏抜けもしにくい

高品質な紙、そして適度な厚みがある事でインクの滲みが少なく、また裏抜けしにくいのもブロックロディアの特徴です。

そのため、ボールペンはもちろん、ゲルインクボールペン、水性ボールペン、万年筆などいろんな筆記具で使うことができます。

写真はゼブラのサラサグランドで書いています。

裏から見ると、文字は見えますがインクはほとんど抜けていません。

よく文具店で万年筆などを試筆させてもらう時に、サッと出してくれる紙がブロックロディアだったりしますよね。

滲みや裏抜け具合などは後述しますが、この筆記具を選ばない高品質な紙が使われているということが世界で愛されている一番の理由かと思います。

罫線は全部で4種類

ブロックロディアで一番目にするのは写真左側に写っている5mm方眼かと思います。

紫色の罫線がくっきりと見えます。

このくっきりした罫線が苦手という人もいるかと思いますが、筆記に邪魔なほどではないと思います。

方眼の他、横罫、5mmドット方眼、無地があり、特殊なものではミーティングパッド、FAXといったものがあります。

写真の右に写っているのがドットです。

注意したいのは、すべてのサイズにすべての罫線はあるわけではありません。

例えばドットはNo.12、No.16、No.19の3種類ですし、無地はNo.16とNo.19の2種類のサイズにしかありません。

ナンバーとカラー・罫線一覧

ナンバー方眼横罫無地ドットミーティング
パッド
FAX
No.8オレンジ

ブラック
No.10オレンジ

ブラック
オレンジ
No.11オレンジ

ブラック

ホワイト

ライジングサン
オレンジ

オレンジ
・ロディアR

ブラック
・ロディアR
No.12オレンジ

ブラック

ホワイト

ライジングサン
オレンジオレンジ

ブラック
No.13オレンジ

ブラック

ホワイト
オレンジ
No.14オレンジ

ブラック
オレンジ
No.16オレンジ

ブラック

ホワイト
オレンジ

オレンジ
・ロディアR

ブラック
・ロディアR
オレンジオレンジ

ブラック
オレンジ

ブラック

ホワイト
No.18オレンジ

ブラック
No.19オレンジ

オレンジ
(4穴)

ブラック

ホワイト
オレンジ

オレンジ
 (4穴)

オレンジ
・ロディアR

ブラック
・ロディアR
オレンジオレンジ

ブラック
オレンジ

ブラック

ホワイト
オレンジ
No.38オレンジ
No.148オレンジ

ブラック

表には期間限定や廃盤となっているものも含まれていて、現在手に入らないものもありますのでご了承ください。

両面に罫線がある

写真は左がブロックロディアです。

メモパッドでは写真の右のように表側しか罫線が印刷されていないことが多いかと思います。

でもブロックロディアは罫線が両面にあります。

これもブロックロディアの特徴ですね。

裏抜けしにくい上質の紙を使用しているので、両面が使えるようになっているんじゃないかと思います。

実際にはメモパッドを両面使うことは少ないかもしれませんが、高品質なべラム紙を使っているという自信と誇りが感じられますね。

マイクロカット加工でメモが千切りやすい

ブロックロディアは千切りやすいのも特徴です。

マイクロカット加工でキメの細かいミシン目が入っているので綺麗に千切ることができます。

失敗して切り目がガタガタになるメモパッドもありますが、これは失敗することが少ないですよ。

メモが大きいと思ったときは手できれいに切れる

「No.11」くらいのサイズだと大きいと思うことは少ないかもしれませんが、それ以上のサイズだとメモをした後、ちょっと大きいと感じることがあるかと思います。

でもそんなときはしっかりと折り目をつけてから左右に引っ張ると、ハサミを使わなくても綺麗に切ることができるんです。

これは紙の粒子が小さいためにできるんですが、思い通りのサイズに分けることができるで結構便利ですよ。

ホチキスで留めてバラバラにならない

かなり太めのがっちりしたホチキス留められているのが見えますね。

表紙、80枚の紙、最後に厚紙がこのホチキスで留められています。

しっかりと留められているので最後の1枚まできれいに千切って使うことができますね。

ホチキスの針が表に出ない安全への配慮

裏を見ると、ホチキスの針が見えないようになっています。

うっすらとホチキスがある部分が浮き出てきていますが、ホチキスの先端は出てきていませんね。

持ち運ぶ時にカバンや衣服を傷付けないようにという安全に配慮されているんだと思います。

表紙は撥水加工が施されている

表紙は撥水加工がされているのでツルっとした手触りです。

少々の雨でもはじいてくれるので、中のメモ用紙を守ってくれますね。

表紙にある折り目通りに折るとコンパクトに開けることができる

表紙には3本の折り目が入っています。

この折り目通りに開けていくとホチキス部分が隠れ、背表紙に沿って開けることができます。

裏表紙に沿わすことができるので、無駄な厚みが出ずコンパクトに収まります。

開いた部分にはオレンジでは「RHODIA」のロゴが出てきます。

さらにホチキスの針が表も裏も完全に隠れてしまうので、もし針が飛び出してしまっていても持った時に手を傷つける心配がありません。

ちなみにオレンジやホワイトは開けると見える「RHODIA」のロゴですが、「No.13」のブラックにはないんですよね。

なんでだろう…

メモの最後に厚紙が入っていて手に持ったまま筆記できる

メモパッドの最後には厚紙が入っています。

かなり厚みがあり、簡単には折れそうにないです。

この厚紙のおかげでメモを取る際、机などの上に置くことなく、手に持ったままメモを取ることができます。

サッと取り出してメモを取りたいときには便利ですよね。

定番カラーはオレンジとブラック

ブロックロディアといえばオレンジというイメージが強いかと思いますが、ブラックも定番カラーです。

オレンジはオレンジの背景にブラックのロゴですが、ブラックはブラックの背景にオレンジのロゴになっています。

ちょうど色が反転したような感じですね。

No.11(5mm方眼)

値段は税込定価275円です。

サイズは7.4×10.5 cm

もしブロックロディアを初めて買う時に迷ったら、まず押さえておきたいのが「No.11」です。

ブロックロディアの定番中の定番ですね。

7.4×10.5cmは用紙サイズでいうと「A7」に相当します。

ポケットに入れて持ち運ぶのにコンパクトなので重宝しますよ。

千切ったときのサイズは7.4×9.0cm

ブロックロディアは千切りやすいので付箋の代わりとしても使えます。

「No.11」についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

よかったら参考にしてください。

No.13(5mm方眼)

値段は税込定価385円です。

サイズは10.5×14.8 cm

No.11のちょうど倍のサイズです。

大きさは10.5×14.8cmで、用紙サイズで言うと「A6」に相当します。

No.11より大きいくてたくさん書き込みたいという方はNo.13がいいと思います。

No.11よりちょっと大きめですが、携帯できるサイズかなと思います。

僕の持っている携帯(iphone12promax)と比べてみました。

携帯ケーズサイズが約8.5×17 cm。

携帯はいつもズボンのポケットに入れて持ち運んでいます。

「No.13」は胸ポケットには大き過ぎるかと思いますが、ズボンや上着のポケットに入れて持ち運べますよ。

千切ったときのサイズは10.5×12.4cm

千切った分A6よりちょっと小さくなります。

A4のページに4枚並べて貼ることができます。

No.13の使い方

僕は主にいろんな筆記具を試筆するのが多いですね。

これまで書いたものは100均のA6サイズが収納できるクリアフォルダに入れて保管しています。

No.16 ドットパッド

値段は税込定価1210円です。

サイズは14.8×21.0 cm

No.16は結構大きいですね。

用紙サイズで言うと「A5」に相当します。

ドットパットは通常のオレンジと違い、オレンジ地にホワイトの文字、表紙には「dotPad」と書かれています。

携帯する場合はバッグやケースに入れて持ち運ぶようになるかと思います。

僕は持ち歩かずにデスクにずっと置いていることが多いですね。

千切った時のサイズは14.8×18.8cm

A4用紙に2枚並べて貼ることができます。

No.16の使い方

「No.13」と同じく、主にいろんな筆記具の試筆用にしています。

いろんな筆記具と相性がいいですし、大きいのでたくさん書き込むことができます。

にじみが少ないのでとても重宝しています。

「No.11」、「No.13」は油性ボールペンやゲルインキボールペンを使っていますが、No.16は水性ボールペンや万年筆を使うことが多いです。

紙が白く発色がいいのでブログやインスタ用によく使っています。

「No.13」と同じく、上手く書けたものはA5サイズのクリアフォルダに挟んで保管しています。

RHODIA(ロディア) ブロックロディアをおすすめする理由

シンプルなデザインながら安全面に配慮しつつ、高機能なメモパッド

ベラム紙という高品質な紙で使う筆記具を選ばない

サイズが豊富でマイベストサイズが見つかる

千切りやすいので付箋やしおりにも便利

という感じかと思います。

人それぞれ使い方、使い道があるかと思うので、それぞれのライフスタイルに合った使い道を見つけてくれたらと思います。

メモ用紙としてはちょっと高価ですし、濃い罫線が苦手な人にとっては手を出しにくいかもしれませんが、使いだすと思いのほか便利で手放せなくなりますよ。

最後に

今回はブロックロディアを3種類紹介しました。

皆さんのブロックロディア選びの一助になれば幸いです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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