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【改造すると後戻りできないので注意】クロスタイプのボールペンでD型リフィル(替え芯)を使う方法【レビュー】

ボールペン・ローラーボール
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クロスタイプのリフィルを使っていて、もっとサラサラと書きたいと思ったことはありませんか?

クロスタイプのリフィルは選択肢が少なく、なかなか満足できる書き味のリフィルってないですよね。

そこで今回はクロスタイプの替え芯をD型リフィルが使えるようにする改造方法をレビューします。

この改造は後戻りができない方法です。

改造するとメーカー保証対象外となるので、不具合があっても自己責任ということでお願いします。

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クロスタイプ(クロス芯)の書き味に不満がある

改造方法について

簡単に説明すると

1.クロス芯のボールペンに対応するD型用リフィルアダプターを用意する

2.口金をやすりで削って広げる

というものです。

それでは詳しく説明します。

今回改造に用いるボールペンはオロビアンコの「ルニーク」

オロビアンコ「ルニーク」は真鍮製の回転繰り出し式のボールペンで、クロスタイプの替え芯です。

オロビアンコ「ルニーク」についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

よかったら参考にしてください。

D型用リフィルアダプターを準備する

以前は「ペン工房キリタ」で「ケーファー」用に拡張された口金とセットでD型用アタッチメント(「キリタ」のページでは4C芯用アタッチメントと表記していました)が販売されていました。

ただ現在は残念ながら製造終了し、在庫もなく購入できません。

自作する方法もあるようですが、今回は出来上がっているアダプターを使います。

流用するのはD型リフィルを使用しているボールペンのアダプターです。

僕が持っているボールペンでD型リフィルをクロスタイプに変換できるアダプターを使用しているボールペンは、ひとつはトンボの「ZOOM L105」です。

回転繰り出し式のボールペンで軸は真鍮製。

ストレートでシンプルなデザインながらバランスのいいボールペンです。

そしてもうひとつはOHTOの「レザーペン」です。

OHTOの「レザーペン」はG2タイプとD型タイプの2種類があります。

その中で僕が持っているものでは「LBR-10AT」「LBR-10DT」「LBR-10ET」という品番のものがD型リフィルをクロスタイプに変換するアダプターを使用しているモデルになります。

他にも同様のアダプターを採用しているボールペンがあるかと思いますが、とりあえず僕が持っているのはこの4本です。

ただ、OHTOの「レザーペン」に使用されているアダプターは、オロビアンコのボールペンにはしっくりこなかったです。

多少個体差があるのかもしれませんが、今回はトンボの「ZOOM L105」のアダプターを使います。

替え芯をクロス芯と並べて比較

上がクロス芯、下が「ZOOM L105」のアダプターがついた状態の替え芯です。

長さはほとんど一緒ですね。

ネジになっている樹脂部分も見た感じほぼ同じに見えますね。

D型リフィルを装着した状態で「ルニーク」に入れてみました。

途中までねじ込んだところで、口金部分からペン先が出てきません。

クロスタイプとD型のサイズ比較

口金が通る部分のサイズを確認してみました。

(左)クロスタイプは2.0mm、(右)D型は2.3mmです。

先ほど口金から通らなかったのは、D型リフィルの方が0.3mm太いからですね。

D型リフィルが口金を通過できるようにするためには口金を拡張するという改造が必要になります。

口金をやすりで根気よく削る

拡張するために口金をやすりで削るという作業をします。

丸型の細いやすりで手でじっくり削ってもよかったんですが、ちょっと横着して電動のやすりを使いました。

ダイソーで770円で買った電動工具です。

単4電池2本で動きます。

僕が使ったのはこの棒状になっている太さが1.0mmのやすりです。

スイッチを入れ、口金部分で円を描くようにじわじわと削っていきます。

削り過ぎないように、少し削ってはD型リフィルを口金部分から入るか確認します。

これを何度か続けます。

D型リフィルがスッと入れば完了です。

作業にかかった時間は15分くらいでした。

左が削る前の口金、右が削ったあとの口金です。

穴がかなり拡張されたのが分かるかと思います。

改造していない「ルニーク」と改造した「ルニーク」の口金部分を見比べてみます。

口金の長さは変わらず、穴の部分だけが大きくなっています。

リフィルを装着

口金の拡張が終わったのでリフィルを装着してみました。

口金からD型リフィルがきちんと出てきます。

サイズをしっかり確認しながら削ったので、ペン先がカタカタすることはないですね。

改造後の使い心地

回転の手ごたえはまったく変化ありません。

「ルニーク」らしいずっしりとした回し心地です。

クロス芯とD型とを変更してもペンバランはほぼ変化はありませんね。

トンボの低粘度油性インクリフィルはサラサラの書き心地

アダプターと一緒に「L105」に入っているリフィルを使って書いてみました。

ZOOM L105に入っているトンボの「BR-VLE33」も超低粘度油性インキでサラサラとした書き味が気持ちいいですよ。

左がクロス芯、右がトンボのリフィルです。

同じ文字を書いて比較してみました。

左は油性インクらしい擦れが見られますが、右の低粘度インクは擦れやムラが見られません。

改造したことでサラサラと気持ちよく書けるようになりました。

好きなD型替え芯を使って満足のいく書き味を楽しむ

D型のリフィルはいろんなメーカーから販売されています。

簡単に紹介すると

油性インキでは

  • トンボ 「BR-VLE33」「BR-VS」
  • パイロット 「BRFS-10」
  • プラチナ万年筆 「SBSP-150S」
  • ぺんてる 「XKBXES」
  • 三菱鉛筆の「SXR-200」
  • OHTO(オート) 「R‐4C7NP」
  • LAMY(ラミー) 「LM21」
  • ステッドラー 「92RE」など

ゲルインキでは

  • サクラクレパス 「R-GBM04」
  • パイロット 「LHRF-20C4」など

といったところですね。

おすすめはやはり低粘度油性インキですね。

三菱鉛筆のジェットストリーム「SXR-200」やパイロットのアクロインキ「BRFS-10」がサラサラとした書き味で人気ですよね。

OHTO(オート)の「R‐4C7NP」はニードルチップになっていて、筆記視野が広くなるのが特徴ですね。

D型は油性インキだけでなく、ゲルインキも選べるというところがいいですね。

これだけ選択肢が多ければ好きな書き味のリフィルがあると思います。

改造後にクロス芯を使ってみる

元のクロス芯を入れて使ってみました。

やはり口金を拡張した分リフィルと口金との間にかなり隙間が空いています。

筆記時にはペン先が多少ですがカタカタと動きました。

そこまで使いにくくなったという印象はありませんが、ペン先がグラグラするので、元のクロス芯で使っていくにはリフィルの先部分にテープなどを貼って口金部分との隙間を埋める必要があります。

何度も書きますが、一度改造してしまったペン先は元に戻せませんので、十分考慮したうえで改造してください。

この記事をおすすめする理由

クロス芯の書き味に対する不満が解消される

いろんな書き味の替え芯が使える

というところです。

オロビアンコ「ルニーク」は観賞用として持っていました。

クロス芯の書き味が嫌いというほどでもないんですが、ジェットストリームのサラサラとした書き心地にして、普段使いとして活躍してほしかったので今回の改造に踏み切りました。

5000円くらいするボールペンの改造なので、けっこう勇気がいりましたね(笑)

オロビアンコ「ルニーク」に限らず、クロスのボールペンはもちろん、クロス芯を採用しているボールペンって結構高価なものが多いですよね。

以前紹介したクロスのクラシックセンチュリーもクロスタイプで高価です。

改造にはちょっと勇気がいるかと思いますが、僕は気持ちのいい書き味になったので満足しています。

アダプターを取り出したボールペンが眠ってしまうのはちょっと心苦しかったですけど、そちらを観賞用にして楽しんでいます。

最後に

今回はクロスタイプ(クロス芯)をD型リフィルが使えるようにする改造方法を紹介しました。

皆さんのボールペンライフの一助になれば幸いです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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