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【ボールペンレビュー】CROSS(クロス)クラシックセンチュリー【クラシックブラック】

ボールペン・ローラーボール
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今回紹介するのはCROSS(クロス)のクラシックセンチュリーです。

クロスは1846年に創業したアメリカでもっとも長い歴史のある筆記具メーカーです。

今回紹介するクラシックセンチュリーは

  • クロス特有の「コニカルトップ」
  • 細身で見た目がシャープ
  • 真鍮製で重量感がある
  • 回転繰り出し式(ツイスト式)のボールペン

というのが特徴です。

それでは詳しく紹介します。

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クロス クラシックセンチュリーをおすすめする人

回転繰り出し式の高級ボールペンが欲しい

細身でシンプルなボールペンを探している

老舗文具メーカーであるクロスのボールペンを使いたい

CROSS(クロス)について

クロスは1846年創業の老舗筆記具メーカー

文頭にも書きましたが、クロスはアメリカで最も長い歴史を持つ筆記具メーカーです。

創業は1846年。

2023年現在で創業177年という老舗筆記具メーカーです。

クロスのコンセプトは、筆記具を通じて開発力、創造力、情熱、そして技術を世界中にもたらし、常に人々の「ものを書くこと」に対する認識に革新を与えることだそうです。

筆記具のデザイン、機能の分野でアメリカでは26、イギリスでは7つの特許を取得しています。

長い歴史を持つだけでなく、新しい筆記具を生み出す創造力は、まさにクロスというメーカーが挙げるコンセプトを実現させるだけの情熱が感じられます。

アメリカの大統領も愛用しているという話ですので、それだけ信頼されているという事ですね。

クロスの筆記具は「構造上永久保証制度」がある

クロス最大の特徴は1949年に導入された「機構上永久保証制度」というもの。

これはクロスの筆記具は、その使用年数にかかわらず機構上(メカニズム上)の故障に対する保証が付いているというものです。

永久というのがすごくないですか?

日常の使用で故障した場合、製品をメーカー(クロス)まで送付すれば無償で交換・修理してくれます。

ただし、替え芯などの消耗品の消耗や表面加工の経年劣化、クリップの開き、折れ、外れ等、また事故や不適切な使用等通常の仕様の範囲を超えた衝撃や負荷による故障、損傷、不都合については保証されませんので、ご注意ください。

詳細についてはクロス取扱店でご確認ください。

クロス クラシックセンチュリーの特徴

クロス特有の「コニカルトップ」

クロスの特徴として挙げられるのがこの「コニカルトップ」と呼ばれる円錐形のキャップトップ。

この形状は、1946年に創業100周年を記念して発表された「センチュリーペンシル」というモデルから採用されました。

この「コニカルトップ」デザインは他のクロス製品にも受け継がれています。

77年前のデザインとは思えない、シンプルで、かつ独創的な洗練されたデザインですよね。

クリップの上約2cmが「コニカルトップ」となっていて、クリップを使うとトップがにょきっと出てくるようになります。

胸ポケットに刺していると、このトップ部分が出てくるので、クロスを知っている人が見たら「クロスの筆記具を持っているんだ」と気付いてくれますね。

細身で見た目がシャープ

「コニカルトップ」も特徴的ですが、この細身のシルエットもクラシックセンチュリーの特徴ですね。

パーカーのジョッターXLと並べてみました。

写真では伝わりにくいかもしれませんが、結構スリムですよね。

このスリムなデザインがかっこいいですよね。

ストレートで両端に向かって細くなっていくデザインです。

特徴的なクリップ形状とCROSSの文字

クリップの形も特徴的ですね。

正面から見ると円錐型ですが、横から見ると真ん中あたりが膨らんでいて、トップに向かって軸に沿うようになっています。

クリップが主張しすぎず、軸と調和するようなデザインですね。

クリップ部分にさりげなく「CROSS」の文字が刻まれています。

真鍮製で重量感がある

今回紹介するクラシックセンチュリーは真鍮製です。

細身ながら約20gあり、割とずっしりとした感じです。

真鍮製のボールペンでは25~30g程度の重さのボールペンが多いですが、それに比べるとやや軽い部類です。

でも細いから数字以上に重く感じるかもしれませんね。

いろんなバリエーション

今回紹介するのはブラックGT(ゴールドトリム)です。

マット塗装になっているので、細身でも滑りにくいです。

そのほか、メダリスト(銀色)、ブルー、ブラックラッカー(艶のある黒)、クロームなどいろんなバリエーションがあります。

装飾も今回紹介するゴールドトリム(GT)だけでなく、クローム(CT)もあります。

どのカラーもスタイリッシュでかっこいいですよ。

回転繰り出し式(ツイスト式)のボールペン

クラシックセンチュリーは回転繰り出し式です。

グリっと回すと、芯が出てきます。

回転の手ごたえはかなり重め。

重厚な手ごたえが高級ボールペンだなというのを感じさせてくれます。

回転繰り出し式はノックの音がしない

回転繰り出し式には「カチカチ」というノックする音がしないというメリットがあります。

音を出しずらい状況、例えば会議中などでは、ちょっとした物音を立てるだけでも室内に音が響いて悪目立ちしてしまいますよね。

そんなとき回転繰り出し式のボールペンは、音を立てずに芯が出せるので便利ですよ。

替え芯は「クロス芯」

クロスのボールペンといえば、「クロス芯」ですね。

この取っ手がついていて、ネジで固定できるようになっているこの形状。

以前紹介した「ボールペン工房キリタ」の福袋公開記事で紹介したボールペンがこの「クロス芯」でした。

オロビアンコ、三菱鉛筆のピュアモルト印鑑付きボールペンがこの「クロス芯」を採用しています。

「G2」や「D型」のように互換性はほとんどありません。

書き味については後述します。

替え芯の種類

写真は上の黒がオロビアンコ、下の青がクロスの替え芯です。

替え芯の太さはF(細字)、M(中字)、B(太字)全部で3種類あります。

インクカラーは黒、青で、M(中字)のみ赤もあります。

ただ、F(細字)となっていますが、ボール径は0.8mm。

M(中字)が1.0mm、B(太字)は1.3mmと国産の替え芯のイメージだとかなり太く感じると思います。

購入の際は注意してくださいね。

替え芯の品番は表にまとめました。

0.8mm(F)黒(8514)青(8512)
1.0mm(M)黒(8513)青(8511)赤(8515)
1.3mm(B)黒(8101)青(8100)

ちなみに、筆記距離はF(細字)で3486m、M(中字)で2096m、B(太字)で1736mだそうです。

ジェットストリームプライムの「G2」規格の替え芯が1500mと言われているので、かなり長いですね。

クロス クラシックセンチュリーの使い心地

替え芯はクロスのM(中字)青

替え芯の取っ手部分がインクカラーと同じ色になっています。

今回使うのは青なので、取っ手も青色ですね。

クラシックセンチュリーの書き心地

油性インクらしいヌルっとした書き味ですね。

ヌルヌルと書けますが、低粘度インクに慣れているせいかインクが重く感じます。

ところどころかすれたようになります。

クロス芯らしい書き味ともいえますが、不評なのもうなずけます。

口金の精度はすばらしく、ペン先はまったくカタカタしません。

これで替え芯の書き味がもう少し良ければ…

替え芯の替え方

クラシックセンチュリーの替え芯の替え方です。

このクリップがついている部分を引っ張ります。

けっこうしっかりついていますが、グッと引っ張ればヌルっと抜けます。

替え芯の取っ手部分を持ち、ネジを回すようにして外します。

ネジ式になっているので、無理やり引っこ抜こうとしないように注意してくださいね。

クロス クラシックセンチュリーをおすすめする理由

老舗筆記具メーカーであるクロスのボールペンで所有欲が満たすことができる

見た目がシャープなので胸ポケットに刺しているだけで「できる」人が演出できる

回転繰り出し式(ツイスト式)なので音が出しずらい状況でも使いやすい

という感じかと思います。

僕がクロスのボールペンで初めて買ったのがこのクラシックセンチュリーです。

見た目や使い心地はいいですが、替え芯の書き味がすこし残念だなというのが正直な感想です。

そういう理由でこれまであまり使わなかってこなかったですが、とてもいいボールペンなのでもう少し活躍してもらいたいと思っています。

三菱鉛筆の他、互換替え芯もアマゾンでちらほら見かけるのでいろいろ試してみたいと思います。

最後に

今回はクロスのクラシックセンチュリーを紹介しました。

残念な点はありますが、やはりクロスのボールペンはエレガントでかっこいいですね。

皆さんのボールペン選びの一助になれば幸いです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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