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【レビュー】Thinking Power Notebook ツバメノート謹製ノート【いろんなサイズで用途もいろいろ】

紙・ノート

今回はThinking Power Notebook ツバメノート謹製ノートを紹介します。

僕が買ったのは5種が入ったBセットというセットになりますが、現在このセットは販売されていません。

現在販売されているのはCセットという4種のノートセットになります。

Thinking Power Notebookのツバメノートは種類が豊富で、いろんな場面で活躍してくれます。

それでは詳しく紹介します。

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この記事をおすすめする人

ツバメノートの書き味が好き

Thinking Power Notebookについて知りたい

どんなサイズのノートがあるのか知りたい

いろんなサイズのツバメノートを使ってみたい

Thinking Power Notebookについて

「ツバメノート株式会社」と「Thinking Power Project」の共同プロジェクトで商品化したのが「Thinking Power Notebook」です。

今回紹介する大学ノートの他、専用革ケース、本革手帳なども手掛けています。

Thinking Power Projectとは

竹村譲氏(富山大学芸術文化学部非常勤講師)と遠藤諭氏(アスキーメディアワークス アスキー総合研究所所長)の両名が「自分専用のツバメノート・オリジナルモデルを作りたい」と思ったのがきっかけだったとのことです。

長澤久吉氏(リュウド株式会社の代表取締役)、さらにイラストレーターのYOUCHAN氏、COBUのデザイナーである久永泰子氏を加え、5名のメンバーによる「Thinking Power Project」が結成されました。

リュウド株式会社について

新潟に本社があり、照明機器などの製造および輸入販売、文具や雑貨などの企画・製造・販売などを業務とする会社です。

COBUについて

COBUは小泉製作所が手掛ける革製品のオリジナルブランドです。

小泉製作所は昭和26年に創業、創業当時はカメラケースを製造、販売されていました。

現在は革製品だけでなく、光学機器の製造やプラスチック形成なども作られています。

で、このCOBUでデザイナーをされている久永泰子さんが「Thinking Power Project」のメンバーということです。

イラストレーターYOUCHAN

YOUCHAN(本名が優子さんなので「ようちゃん」ではなく「ゆーちゃん」と読むそうです)は小説の装画や子供向けの書籍イラストなどを手掛けるイラストレーターです。

トゴルアートワークスの代表をされており、2014年には「ターコイズ」という画集を発売しています。

2017年より刊行の〈脳トレぬり絵〉シリーズ(大和出版)ではぬり絵イラストなども手掛けられています。

独自の世界観を持たれており、つい見とれてしまうイラストがたくさんあります。

YOUCHANのプロフィールやこれまで手掛けたイラストなどは下のリンクをご参照ください。

ツバメノートについて

ツバメノートは昭和22年創業のノート一筋の老舗メーカーです。

その品質の高さから、日本だけでなく海外からも高い評価を受けています。

Thinking Power Notebookの特徴

YOUCHANのオリジナルイラスト

ツバメノートの大学ノートとの違いで一番目を引くのは表紙のデザインです。

表紙のイラストは先に紹介したYOUCHANさんの作品です。

YOUCHANさんがこのノートの為に書き下ろしたオリジナルのイラストです。

ツバメノートのきっちりしたデザインは伝統的で美しいです。

この伝統を継承しつつThinking Power Notebookのコンセプトである「如何に大学ノートの既成概念から脱却するか」という答えのひとつがこのYOUCHANさんのイラスト。

この楽しい表紙が、勉学に励んでいる人にちょっとした休息を与えてくれるような気がします。

サイズが豊富

ツバメノートもサイズ、種類が豊富ですが、Thinking Power Notebookは独自のサイズが展開されています。

今回はセットになっていた5種類のノートをサイズの小さい順から紹介します。

ナイト・アンド・デイ ディンプル(ミントサイズ)

ナイト・アンド・デイのサイズ

外形寸法は70mm×31mmと手のひらにおさまるサイズです。

三菱鉛筆のピュアモルトと並べてみました。

ペンに比べてかなり小さいですよね。

これだけ小さいノートですが、きちんと糸綴じになっています。

ミシン目が入っているのでメモをちぎることができます。

角が丸くカットされていて、小さいサイズと相まってかわいらしいですね。

値段は2冊で定価360円+(税)です。

ナイト・アンド・デイのデザイン

表紙のイラストを描いたのは先にも紹介したイラストレーター「YOUCHAN」さん。

表紙イラストのテーマは「星空のランブリング」と「太陽のワンダリング」だそうです。

表紙に描かれているイラストは全部で10種類あるそうで、横長のイラストを10等分したうちのひとつで、10種類全部集めて並べるとイラストが完成するそうです。

10種全部そろえてイラストを完成させてみたいですね。

購入時、イラストは選べないので注意してくださいね。

ナイト・アンド・デイの面白い使い道

Thinking Power Notebookのホームページで、このナイト・アンド・デイの商品紹介ページにいろんな使い道がずらっと挙げられていました。

その一部を紹介します。

  • 「アイデアメモ」
  • 「ポケットマイクロスケジュールメモ」
  • 「買い物メモ」
  • 「一生に一度のヒラメキ記録メモ」

このあたりはなんとなく理解できます。

  • 「合コン自己紹介メモ/時には丸ごと一冊プレゼント」

あ~ちょっと混乱してしまいますね。(笑)

  • 「小さな薄いモノ専用コレクションアルバムメモ(切手・封印・プリクラ)」
  • 「縦に二つ折りして暇な時のトントン相撲力士メモ」
  • 「事情があって途中で放棄した「飴」一時保管トレイメモ」
  • 「2枚ちぎって熟睡出来る眼鏡用遮光メモ」
  • 「無人島に辿り着いた時、トランプや花札、UNO等を描いて時間を潰すメモ」

思わずPCの画面に向かって「なんでやねん!」ってツッコんでしまいました(笑)

久々に笑わせていただきました。

その他にも面白いアイデアがたくさん掲載されていたので、ぜひご覧になってみてください。

ライモン(名刺サイズ)

ライモンのサイズ

外形寸法は55mm× 91mmと名刺サイズになっています。

罫線は方眼です。

名刺と一緒に持ち歩くのを想定してデザインされたようです。

ナイト・アンド・デイと同じく、ミシン目がついていて、簡単にちぎることができます。

ちぎったメモはクレジットカードと同じサイズになるので、メモを財布に入れておけますね。

値段は5冊セットで定価600円+(税)です。

ライモンのデザイン

また、このライモンは「雷門」を指しているそうです。

「雷門」とはラーメンのどんぶりによく描かれている渦巻きのような模様のことだそうです。

もちろんイラストはYOUCHANさん。

「毎日の暮らしの繰り返し」というテーマで描かれ、5種類のイラストがあります。

5冊の表紙を並べると、一つのイラストが完成します。

僕が持っているのは、おそらく仕事に出勤しようと地下鉄の駅に向かっている場面かなと思います。

歌を歌いながらさも楽しそうに出勤する姿がいいですね。

溜息をつきながら出勤する僕にとってはとてもうらやましい光景です(苦笑)

これも5冊全部そろえて並べてみたいですね。

トランプ(A7)

トランプのサイズ

A7サイズ(75mm×105mm)のトランプも持ち運びに便利なサイズです。

罫線は5mm方眼になっています。

常時ポケットに収納して、ちょっとしたメモをするときにはすぐに取り出して使えます。

こちらもミシン目があるので、ちぎってメモとして使えますね。

また、60枚120ページというナイト・アンド・デイやライモンよりもページ数が多いです。

トランプはフールス紙を20枚糸綴じして3つの束をまとめています。

しっかりした厚みがあり、いろんなメモを書きためていくのにもいいですね。

ただ残念なのは、このサイズは販売が終了しています。

在庫限りなので、欲しい人は今のうちに購入しておくことをおすすめします。

ページが開きやすい工夫

紙をミシンで綴じて折った部分を「山」というようですが、ツバメノートは通常はフールス紙30枚を糸で綴じてひと山になっています。

ですが、トランプはフールス紙20枚でひと山になっていて、それを3つ合わせてひとつのノートに仕上げられています。

ひと山作る労力の3倍の手間をかけてひとつのノートが出来上がっているということです。

これだけ手間をかけてでも、この形にしたのはページが大きく開きやすいノートにしたかったからだそうです。

たしかにしっかりと開きやすいですね。

開きやすいのでページを片側だけしか使えないメモ帳と違い、見開きでも使えますね。

ひと山を30枚にしなかったのは、多くの紙を束ねてしまうことで開きにくくなってしまうようです。

20枚をひと山にして、より開きやすいように工夫されているんですね。

これらのおかげで、トランプはコンパクトに持ち運べ、使う時は見開きで大きく使えるようになっています。

トランプのデザイン

トランプのデザインテーマは「Cheap Trick」(チープトリック)。

トレードマークとなっているこの男性を中心にして、ぐるっと物語がつながっているそうです。

じっくり見てみると、音が流れ込むマンションにはハートマーク。

このマンションにはカップルが住んでいるそうです。

マンションの上には月や星が輝いていますね。

月や星をつるしたロープの先にはノートブックの横断幕。

横断幕を引く車の先にはバスケットゴール。

ボールの先にはポットがあり、お湯を注ぐとコーヒーがマンションに届けられ…

まるでピタゴラスイッチかのような仕掛けが永久機関として機能しているようです。

フューチャー(A6)

フューチャーのサイズ

フューチャーのサイズはA6です。

縦長で上下に開くようになっています。

しっかりと糸で綴じられ、60ページあります。

罫線は5mm方眼となっています。

こちらもミシン目が入っていてメモを書いてちぎる事ができます。

値段は1冊250円+(税)です。

フューチャーのデザイン

フューチャーは未来とか将来とかいった意味ですね。

この望遠鏡を覗く男性が見ている先にはロケットや宇宙服を着た犬。

また潜水艦の行く先にはイルカが楽しそうに遊んでいる様子。

宇宙や海底といった人類未踏の地に文明を持つ未来予想図かのようです。

まさに未来を感じさせるデザインですね。

ネイチャー(A5)

ネイチャーのサイズ

ネイチャーはA5サイズで横長のノートです。

ちょうど縦の長さが148mmで、ボールペンなどの筆記具と長さが同じくらいです。

筆記具と一緒に持ち歩くのに便利なサイズ感ですね。

きちんと糸綴じされたノートで、60ページになっています。

こちらもミシン目入りが入っていてちぎって使うことができます。

値段は420円+(税)となっています。

ネイチャーのデザイン

ネイチャーとは自然という意味ですね。

男性が腰かけているのはコンセントでしょうか。

輝く太陽、生い茂る緑や草花、眠る月や光る星々、魚や爬虫類などが描かれています。

コンセントを抜いて科学の力を放棄し、自然を満喫しているといった感じでしょうか。

科学が発達しその恩恵の中で生きていると、なかなか自然に触れる機会がないですよね。

このイラストから自然と触れ合う大切さを教えてくれているような気がします。

それぞれのノートに専用のカンガルー・ジップ・カバー

すべてではありませんが、「ナイト・アンド・デイ ディンプル」「フューチャー」「ネイチャー」それぞれに専用の「カンガルー・ジップ・カバー」があります。

ノートを汚れや擦れから保護してくれるビニールカバーで、カバーは半透明になっています。

ジッパーが付いていて、ナイト・アンド・デイではメモ用紙を入れたり、フューチャーやネイチャーのカバーには筆記具や名刺などを入れるることが出来ます。

「ナイト・アンド・デイ」のカバーはメモ1冊がついて定価が500円+(税)。

「フューチャー」と「ネイチャー」のカバーはノート1冊ついて定価600円+(税)です。

長く最後まできれいに使いたいという人には専用のカバーをおすすめします。

Thinking Power Notebookをおすすめする理由

ツバメノートのフールス紙で作られていて書き味がいい

サイズが豊富で、いろんな用途に合わせられる

糸綴じでしっかりとしたノートで頑丈、また見開きで使用できる

YOUCHANさんのデザインがかわいい

というところです。

作りがしっかりしている分、少し高価にはなります。

でも、そのクオリティをみれば十分納得できる価格かと思います。

最後に

今回はThinking Power Notebookのノート5種類を紹介しました。

サイズ、デザインがユニークで使っていて楽しいノートなので、ぜひ一度手に取ってみてください。

この記事が皆さんのノート選びの一助になれば幸いです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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