【PR】当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
スポンサーリンク

【最強リフィル】「G2」規格のボールペンリフィル(替え芯)【ボールペンの基本】

ボールペン・ローラーボール
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

ボールペンのリフィル(替え芯)にはJIS規格が定めている規格があります。

その中で「G2」という規格があり、「パーカータイプ」や「パーカー互換」とも呼ばれ高い互換性があります。

今回は互換リフィルで最強とも言える「G2」リフィルについてです。

スポンサーリンク

この記事をおすすめしたい人

ボールペンリフィル(替え芯)の規格というのがよく分からない

「G2」リフィルについて詳しく知りたい

おすすめの「G2」リフィルが知りたい

そもそもリフィル(替え芯)の規格って何?

規格とは替え芯のサイズを基準化したもので、日本産業規格(JIS)で細かく規定され、それぞれインク別に分類されています。

油性リフィル(低粘度油性リフィルも含まれる)では「A1」~「H」に分類されています。

同じように水性リフィルは「A」~「D」、ゲルインクリフィルでは「J」~「N」というように分類されています。

ボールペンリフィルの規格についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

よかったら参考にしてください。

「G2」規格とは

油性インクリフィルの「G2」

「G2」とは、油性リフィル「A1」~「H」の中に「G2」という規格があり、JIS規格で定められた規格のひとつです。

素材は金属製のもの、樹脂製のものとがあります。

形状は大き目のインクタンクとそこから伸びたペン先が組み合わさったような形をしています。

インクが収納できるタンク容量が大きいので筆記距離が長いのが特徴です。

「G2」リフィルのサイズについては

全長98.1(+0.40 −0.35)mm

外径 6(+0.1 -0.2) mm

ペン先径2.54(+0.03 -0.04)mm

と定められています。

「G2」はイギリスのブランドであるパーカーから始まったため「パーカータイプ」「パーカー互換」「ヨーロッパタイプ」とも呼ばれています。

最近では「G2」という呼称もかなり浸透してきたかと思います。

ゲルインクリフィルの「G2」リフィル

油性リフィルだけでなく、ゲルインクのリフィルにも「G2」という規格があります。

油性リフィル同様、金属製のものと樹脂製のものとがあります。

ゲル「G2」の寸法は

全長98.1(+0.40 -0.35)mm

外径5.8(±0.1)mm

尾栓の外径6(+0.1 -0.2)mm

ペン先径2.54(+0.03 -0.04)mm

と、油性「G2」にはない尾栓の外径についても規定されていますが、その他はほぼ同じで油性「G2」と互換性があります。

油性インクとはまた違った書き味で、ヌルヌルとした書き味がゲルインクの特徴です。

「G2」は高い互換性がある

「G2」が最強な理由は高い互換性にあります。

国内外で「G2」リフィルに対応するボールペンを製造、販売しているメーカーがたくさんあります。

海外ではパーカーをはじめ、ペリカン、アウロラ、カヴェコ、 カルティエ、シュミット、シュナイダー、デュポン、デルタ、ビスコンティ、カランダッシュ、モンテベルデなど。

国内では三菱鉛筆、OHTO、トンボ鉛筆、ROMEO、セーラー万年筆、プラチナ万年筆などが製造、販売しています。

純正のリフィルを使うのが基本ですが、どうしても物足りない、書き味をよくしたい、もっと細いボールサイズのリフィルを使いたいという場合、「G2」規格のリフィルであればそれが可能です。

それぞれに互換性のあるボールペンとリフィルがあるので、メーカーの壁を飛び越えていろんなボールペン、いろんなリフィルを組み合わせて使えます。

その組み合わせは数えきれないほどで、まさに最強リフィルといっても過言ではないと思います。

「G2」リフィル一覧

いろんなメーカーの「G2」リフィルについてインクの種類別に分かる範囲でまとめてみました。

油性インク

メーカー名品番ボールサイズインクカラー
パーカーB(1.2)
ペリカン337F
M
B


アウロラ 132-NF
M
B
カヴェコKAWECO-REF-BP F(0.8)
M(1.0) 
B(1.4)
カルティエM
シュミット SC-REF-P900
SC-P900ECOM(カラー)
F M
ピンク
ターコイズ
パープル
シュナイダー Slider755
Experess739
Eco725
F
M
B
XB



ビスコンティVA3802STM(黒)
VA3817STM(青)
M
モンテベルデEF
F
M 

ダークブルー
トンボ鉛筆BR-EF330.7
セーラー万年筆18-0700-6201.0
プラチナ万年筆BSP-4000.8

低粘度油性インク

メーカー名品番ボールサイズインクカラー
パーカーF(0.8)
M(1.0) 


シュミットSC-EASYFLOWF
M

エス・テー・デュポンM
三菱鉛筆SXR-6000.38
0.5
0.7 
OHTOPS-107NP0.7
ROMEO1.0

ゲルインク

メーカー名品番ボールサイズインクカラー
パーカーF(0.55)
M(0.7)
カヴェコKAWECO-REF-G2 
シュナイダーGelion+0.5
0.7


カランダッシュ8468(黒)
8462(青) 
F
M

モンテベルデEF




ブルーブラック
ターコイズ
OHTOPG-105NP(樹脂)
PG-M05NP(金属)
0.5
ROMEO0.7

国内の高級ボールペン、海外のボールペンは油性インクを採用しているものが多いですね。

上記メーカーの他、安価に購入できる「G2」互換リフィルもたくさん販売されています。

これだけのメーカー、種類があるとどれがいいか迷ってしまいますよね。

リフィル(替え芯)の選び方

搭載されているインクの種類によって、書き味、筆記距離、用途や目的など様々です。

インク別にそれぞれ特徴があります。

油性インク

耐水・耐光性に優れ、公文書などでも使用が可能です。

ただ油性インクはもったりとした書き味で、日本ではあまり人気がなく敬遠されがちです。

また海外のリフィルはかなりボールサイズが大きい傾向にあり、日本語にはあまり適さないですね。

他のインクと比べとにかく筆記距離が長いのが油性インクのメリットで、他のインクよりコスパがいいです。

普段使いでもいいですが、契約書にサインするときなど、大事な場面では油性インクが最適かと思います。

低粘度油性インク

低粘度油性インクはなめらかでサラサラとした書き心地なので、普段から使うボールペンとして最適です。

だたし油性インクに比べると若干耐水性に劣り、インクが少し滲んでしまうことがあります。

といっても筆記線が分からなくなるほど滲むことはありません。

ゲルインク

ゲルインクは発色がよく、またインクカラーの種類が多いのが特徴です。

耐水、耐光性に優れていますが、油性インクなどに比べると速乾性に劣り、文字がかすれてしまう場合があります。

また、インクを多量に消費するため、紙質によっては裏写りしてしまったり、リフィルが長持ちしなかったりといったデメリットもあります。

インクの特徴についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。

よかったら参考にしてください。

おすすめの「G2」リフィル

「G2」リフィルは紹介したとおり、たくさんの種類があって選ぶのが大変です。

僕が気に入って使っているリフィルをいくつか紹介しますので、よかったら参考にしてください。

三菱鉛筆(uni) ジェットストリーム「SXR-600」

一番のおすすめは三菱鉛筆(uni)のジェットストリーム「SXR-600」ですね。

なめらかな書き味、0.38、0.5、0.7mmとボールサイズが豊富なのも魅力です。

1本の税込定価は660円です。

モンテベルデ セラミックゲル替え芯

次におすすめなのは、モンテベルデのセラミックゲル替え芯です。

ボールサイズはFのみですが、カラーが豊富にあるのが魅力です。

ブラック、ブルー、ブルーブラック、パープル、レッド、ターコイズ、グリーンと全部で7種類。

中でも僕が一番好きなブルーブラックがあるのはかなりポイントが高いです。

1本の値段は税込定価660円です。

OHTO(オート)PG-105NP

最後におすすめするのはOHTO(オート)のゲルインクリフィル「PG-105NP」です。

上記のリフィルは金属製ですが、OHTOのリフィルは樹脂製。

ペン先がニードルチップになっているので、筆記視野が広いのが特徴です。

おすすめする理由はコスパに優れている点で、1本の値段が税込定価110円。

他のリフィルと比べても圧倒的に安いです。

OHTOのゲルインキリフィルに「PG-M05NP」という金属製の「G2」リフィルがあり、こちらもヌルヌルで書きやすいのでおすすめですが、こちらは税込定価550円。

リフィルは消耗品なので、安い方がありがたいですよね。

「G2」リフィル採用のおすすめボールペン

これもかなり種類があって迷ってしまうと思います。

僕がこれまでにレビューしてきた中でも特におすすめのボールペンを紹介します。

三菱鉛筆 ジェットストリームプライム 回転式シングル

僕のレギュラーのひとつが三菱鉛筆の「ジェットストリームプライム 回転式シングル」です。

真鍮製でずっしりとした持ち心地に高級感のあるシンプルなデザイン。

回転繰り出し式でちょっと大人なボールペンなところが気に入っています。

値段は税込定価3300円です。

ペリカン スーベレーンK605

回転繰り出し式のボールペンです。

回転の手ごたえが軽やかで、比較的軽量でとても扱いやすい一本です。

値段はおおよそ30000~36000円と高価なので、ここぞという時に使って普段は大切に保管しています(笑)

一生もののボールペンをお探しならおすすめですよ。

パーカー IM

パーカーのIMというボールペンです。

金属軸で、程よい太さと重さがあります。

先に紹介した回転式とは違いノック式と手軽で扱いやすいボールペンです。

高級筆記具の中では税込定価が3300円と入門用としてちょうどいい価格帯なのでおすすめです。

OHTO(オート)GS02

最後におすすめするのがOHTO(オート)のGS02というノック式のボールペンです。

かなり人気で発売当初は品切れでなかなか手に入らないボールペンでした。

リフィルはゲルインクを採用していて、ヌルヌルの書き味がクセになります。

ステンレス削り出しの軸でずっしりとした持ち心地で、六角形のグリップが持ちやすいです。

最後に

今回はボールペンリフィルの「G2」という規格について解説しました。

他にも「G2」リフィルを採用したボールペンはたくさんあります。

これからもいろんな「G2」リフィル採用のボールペンを紹介していきますので、ボールペン選びの参考になれば幸いです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

ブログランキング・にほんブログ村へ
ボールペン・ローラーボール
スポンサーリンク
スポンサーリンク
しのわんをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました