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【インクレビュー】パイロット 色彩雫【冬将軍】

インク
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パイロットの色彩雫シリーズは色のバリエーションが豊富で人気のボトルインクです。

色彩雫シリーズは、インクそれぞれのネーミングが秀逸でつい手に取ってしまいます。

今回は、「冬将軍」という名がピッタリな淡いグレーのインクを紹介します。

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色彩雫「冬将軍」はこんな人におすすめ

染料インクを使いたい

淡いグレーのインクを探している

パイロットの色彩雫「冬将軍」ってどんな色か知りたい

色彩雫「冬将軍」の特徴

淡いグレーで控えめな印象

写真でうまく伝わるかどうかですが、ざっくり言うと淡いグレーです。

この淡さがいいですね。

やや青みがかったグレーで、いまにも雪が降りそうな曇り空を感じさせます。

色味的には強い主張はしてこない控えめな印象です。

発色が淡く、線がはっきりとしない感じがします。

濃縮して使う方もおられるようですが、僕はこの淡さが好きなのでこのまま使っています。

水性染料インク

色彩雫シリーズは初心者にも扱いやすい染料インクです。

pHは10.2と色彩雫の中では一番強いアルカリ性となっています。

インクの「pH」に着目した記事を書いています。

興味のある方はこちらの記事を参照してください。

ペーパークロマトグラフィーで色素を分離してみた

「ペーパークロマトグラフィー」で「冬将軍」の色素を調べてみました。

その結果がこちら。

冬将軍から深めの青色が上り、さらにピンク色が上ってきています。

こんな感じの色素で構成されていたんですね。

ペーパークロマトグラフィーって何?

ペーパークロマトグラフィーとは、紙と水(アルコール)を使って混合物を分離させる仕組みのことです。

準備した物品は、コーヒーの抽出に使うフィルター、瓶です。

あとはハサミ、水があれば準備オッケーです。

ペーパークロマトグラフィーの手順

フィルターを細長く切ります。

フィルターの端くらいに「冬将軍」を乗せます。

瓶の底に少し水を入れておきます。

乗せたインクが水に浸からないようにフィルターの端を水につけます。

徐々に水が毛細管現象で吸い上げられて色素が分離していきます。

最初に深めの青系が残り、さらに上昇すると徐々にピンク色が出てきました。

ペーパークロマトグラフィーは今回初めてしてみましたが、初心者でも簡単にできました。

これはけっこう楽しいですね。

今度いろんなインクで試してみたいと思います。

「冬将軍」をいろんなペンで使ってみた

いろんなペンで試してみたいと思います。

万年筆に入れて文字を書く

パイロットのカクノに入れて使いました。

ペン先の太さはEF(極細字)です。

思ったよりはっきりと文字が見えますね。

強い主張はしてきませんが、文字の輪郭ははっきりしています。

色彩雫はインクの粘度が低く、結構サラサラな感じです。

EFくらいの細いペン先だとにじみは気になりません。

つけペン いろうつしで使ってみる

いろうつしの太さはM(中字)です。

細字よりしっかりとした印象ですね。

カクノで書いた文字より少し濃く見えます。

細字で書くよりも、すこし太いペン先で書いた方がいいかもしれませんね。

サラサラと気持ちよく書けますが、その反面にじみやすいという特徴があります。

中字程度の太さで書く場合、紙質によってはにじんだり裏うつりしてしまうので注意してくださいね。

カリグラフィー

カリグラフィーペンで使ってみます。

使用するのは、このエルバンのカリグラフィーペンです。

字体はイタリック体です。

線が太くなると、インクの濃淡が出やすくなります。

この濃淡の感じがいいですね。

少し使ってみたいという人にはミニボトルがおすすめ

色彩雫のミニボトルシリーズは3本セットになっています。

その3本とも自分の好きな色を3色選べます。

2本選んであと1本を何にしようか悩んでしまったとき、この「冬将軍」を選択の候補にどうでしょうか?

ミニボトルについてはこちらの記事で紹介しています。

よかったら参考にしてください。

最後に

冬将軍という言葉を調べてみると、厳しい冬の様子を擬人化したということだそうで、

日本では冬季に南下してくるシベリア寒気団のことのようです。

冬の厳しさをインクで表現するとこんな感じになるのかと、ひとりで納得してしまいました。

インクの色だけでなく、名前の由来とかも調べてみると面白いですね。

ほかのインクもいろいろ調べてみようかな。

この記事が皆さんのインク選びの一助になれば幸いです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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