カリグラフィーは西洋の書道と訳されることもある、美しいアルファベットの表現方法です。
こちらの記事でいろんな書体を紹介しています。
今回は「ファウンデーショナル体」を紹介します。
いろんな書体がある中でファウンデーショナル体は、カリグラフィーの基礎として適しているといわれている書体です。
この記事をおすすめしたい人
- これからカリグラフィーを始めたい
- カリグラフィーの基礎を知りたい
ファウンデーショナル体とは
19世紀頃に生まれた書体です。
当時、初心者の学生に教えるために考案されたということなので、まさにこれからカリグラフィーを始めたいという人に向けた書体といえます。
基本が詰まった書体なので、これからいろんな書体にも対応できるようになります。
文字の骨格を確認しよう
まずは、文字がどんな構造をしているかを確認していきます。
骨格を見ると文字の形を把できて、どの線がどんなふうに重なっているかが分かりますね。
ざっと写真で見てもらいました。
なんとなくこんな感じで書けばいいのかな?
というのを知ってもらえたらと思います。
それでは実際に書いていきましょう。
カリグラフィーペンを準備する
今回はパラレルペンを使ってみました
今回使っているペンはパイロットのパラレルペンです。
ペン幅は3.8㎜のを使っています。
パラレルペンについてはこちらの記事を参考にどうぞ。
インクは染料インクの黒
インクは黒のカートリッジインクを使っています。
今回は初心者に扱いやすい染料インクにしました。
慣れてきたら顔料インクを使うのをおすすめします。
理由は、顔料インクの方がにじみが少なく、線がシャープになるからです。
染料インクや顔料インクの特徴についてはこちらの記事を参考に。
用意する紙は自由
用意する紙はなんでもいいと思います。
できれば毛羽立ちにくいサラッとした感じの紙の方が書きやすいかな?
それでは書いていきましょう
a.b.c.d.e
f.g.h.i.j
k.l.m.n.o
p.q.r.s.t
u.v.w.x.y.z
書くときのコツ
まず、ペンを一定の角度を保ったまま書くというのが難しいかと思います。
それから、カリグラフィーはひと筆で書ける文字を分けて書く事が多いので最初は戸惑うかと思います。
分けて書く事で文字のバランスを取るのが意外と難しいですよね。
最初はそれぞれのパーツをひとつずつ練習していくのがいいと思います。
こちらの記事でカリグラフィーを書くときのコツや練習方法について書いています。
使っているペンはセーラーの「ハイエースネオクリア・カリグラフィー」という万年筆です。
基本は同じなので参考にしてくださいね。
最後に
今回は「ファウンデーショナル体」を紹介しました。
カリグラフィーの基礎になるので、是非練習してみてください。
また「ゴシック体」や「イタリック体」といった書体も紹介していきたいと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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