パイロットのプレラ 色彩逢い(iro-ai)は透明軸でインクの色を見て楽しめる万年筆です。
ペン先はF(細字)、M(中字)、CM(カリグラフィー)の3種類。
今回はCM(カリグラフィー)を紹介します。



こんな人におすすめ!
- 手軽にカリグラフィーを始めてみたい。
- 透明軸の万年筆を探していた。
- お手頃な万年筆が欲しい。
プレラ 色彩逢い(iro-ai)の特徴
手軽にカリグラフィーを始められる
カリグラフィーに興味があって、前に「セーラーのハイエースネオクリア・カリグラフィー」を購入してカリグラフィーを楽しんでいます。
他にも万年筆でカリグラフィーが書けるペンがないか探していたところ、「プレラの色彩逢い(iro-ai)」を発見!ペン先にCM(カリグラフィー)があると知り、即購入しました。
カリグラフィー用の万年筆は、ペン先がペンポイントのない平らな形状なのが特徴です。

このプレラのCM(カリグラフィー)もペンポイントはなく、ペン先は平らになっていますね。
ペン先が平らなので、縦に書くと太い線、横に書くと細い線が書けます。
透明軸でいろんなインクを楽しめる
コンバーター(con-40)がついてきます。

透明軸の醍醐味はなんといってもいろんなインクを入れて、見て楽しむこと。
プレラはカートリッジ・コンバーター両用の万年筆ですが、ぜひこのコンバーターを使っていろんなインクを使って楽しんでほしいです。
パイロットに色彩雫(iroshizuku)という万年筆インクがあります。全部で24色。好みの色が見つかると思います。
「大きなインクボトルは使いきれない」という人にはこのminiボトルがおすすめ。
キャップの閉まる感じが心地いい
「書く」ということとは直接関係ないかと思いますが、このキャップの閉めるときの手ごたえが何とも言えず心地いいです。


写真左)ちょうどこの辺りで少し抵抗があります。
写真右)閉めるときに、「ヌルっ」という感じで入って、優しく「カチッ」と閉まります。
「パチン!」と閉まるのではなく、「ヌルっ」「カチッ」というこのキャップが閉まる感じ。
言葉では伝わりにくいと思いますが、僕が気に入っているところです。
プレラ 色彩逢い(iro-ai)の書き味
色彩雫「深海」を入れて書いてみました

軸の色が透明ブルーなので青系インクの色彩雫「深海」を入れてみました。

インクフローがとてもいいです。スラスラと書けます。
ペン先が平らになっていますが、紙に引っかかる感じはなくなめらかです。
縦と横で線の太さが変わるので、カリグラフィーはもちろん、独特な文字が書けます。
ペン先が開きやすくなっているのか、少し力を入れて書くと、より太い線が書けます。
ショート軸なので、軸だけだと短くてちょっと使いにくいです。
キャップを軸の後ろ側につけたほうが持ちやすいですね。
ペンのバランスも良くなって書きやすいです。
ハイエースネオクリア・カリグラフィーとの比較

セーラーのハイエースネオクリア・カリグラフィーのペン幅1.0mmと比較してみました。
ペン先はプレラの方が細いですね。
ペン先の見た目通り、書いてみてもプレラの方が縦の線が細いですね。

どちらもインクフローはとてもいいです。
なめらかで書きやすいのはプレラですね。セーラーは少しガリガリという感じの書き味。
イタリック体など、さらさらっと書ける文字には適しているかと思います。
ゴシック体など線の強弱がはっきりしている文字はセーラーの方がいい感じですね。
書こうとする文字によって、セーラーかパイロットのプレラか、使い分けるといいかも。
プレラ 色彩逢い(iro-ai)をおすすめする理由
透明軸でインクを入れて、見て楽しめる万年筆です。
購入時からコンバーターがついているのもうれしい点ですね。
今回紹介したペン先がカリグラフィーを選べるというのがいいですね。
それと、個人的にはこのキャップの閉まる感じが好きで、使わない時でもキャップを開けたり閉めたりしてしまいます(笑)
ただし、あんまりキャップの開け閉めをやりすぎたり、雑に扱うとインクが飛び散ったり、もれたりするので優しく開け閉めしてくださいね。
お手頃な値段なので、手軽にカリグラフィーを始めたい方はもちろんですが、線の強弱がついた独特な字を書きたいという方におすすめです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
コメント