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【インクレビュー】パイロット 色彩雫【紅葉】

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パイロットの色彩雫シリーズは色んな情景をイメージして作られた万年筆用インクです。

その中で秋を彩る鮮やかな赤「紅葉」を紹介します。

本当に鮮やかな赤色で、かなり気に入って使ってます。

それでは詳しく紹介します。

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色彩雫「紅葉」をおすすめする人

染料インクを探している

鮮やかな赤色が好き

紅葉の構成色やpHが知りたい

万年筆以外でも使いたい

色彩雫「紅葉」の特徴

水性染料インク

色彩雫シリーズは水性染料インクです。

染料インクは色が鮮やかに表現でき、種類が豊富なのが特徴です。

またメンテナンスがしやすいのも染料インクの特徴ですね。

その分水や光に弱いのが難点で、保存書類などには不向きです。

「紅葉」は鮮やかな赤色

「紅葉」をざっくり表現すると鮮やかな赤色です。

「紅葉」について調べてみました。

「紅葉」色(もみじいろ)について

紅葉色とは、晩秋の赤く色づく楓のようなあざやかな赤色を指しています。

古くからの色名で、もとは平安装束の重かさねの色目『紅葉もみじ』に由来しているんだそうです。

さらに「紅葉」について調べると

「もみじ」とは「色を揉み出ずる」が語源で、植物が色づくことを指していたそうで、

中でも楓が最も美しく色づくことから、いつしか楓を「もみじ」とも呼ぶようになったということです。

紅葉の花言葉

それから紅葉には花言葉があります。

葉っぱなのに花言葉?

と思われるかもしれませんが、調べると花言葉が出てきました。

紅葉の花言葉は「大切な思い出」「調和」「遠慮」などだそうです。

色彩雫「紅葉」の構成色とpH

「紅葉」の構成色は

準備したペーパーに「紅葉」をのせ、ペーパーの端を水に浸けます。

だんだんと赤が登っていきます。

うっすらと色が分離してきましたね。

結果はご覧の通りです。

ちょっと光の加減で色が分かりにくいですが、鮮やかなピンク色が登り、上には濃いピンクの中に黄色が見えますね。

「紅葉」は赤色だけと思いきや黄色が使われていたんですね。

「紅葉」のpHは9.5

このpHは趣味の文具箱のNo.47に掲載されていました。

9.5は弱アルカリ性ですね。

これまで趣味の文具箱を参考にしていましたが、どうしても自分でpHを測定したくてAmazonでニードル型のpH計を見つけたので買ってみました。

それがこちら。

slyfoxのpH計です。

一緒に写っているのはジンハオのX159です。

X159も結構大きいですが、それよりpH計の方がはるかに大きいので最初見たときにはびっくりしました。

このpH計で「紅葉」を測定してみました。

結果は9.03でした。

まだ弱アルカリ性は保てていますが、少し酸性に傾きつつある感じですね。

  • 購入してからしばらく(といっても1年くらい…かな?)経っている
  • 使うたびに蓋を開けたことでインクが空気に触れた

というのが原因で、少し劣化したのかもしれないですね。

まだこの程度であれば全然使えますし、万年筆にも影響はないレベルですね。

このpH計についてはまた詳しく紹介したいと思います。

ツバメ インクコレクションカードを使う

インクが増えてきたので、きちんと整理しようとツバメのインクコレクションカードを買ってみました。

これからコツコツとカードを作っていこうかと思います。

「紅葉」の黄金フラッシュ

コレクションカードに光の角度を変えてみるとインクが黄金に輝いているのが見えます。

これでは分かりにくいのでもっとアップにした写真で確認。

きれいにフラッシュしていますね。

フラッシュはsheen(シーン)とも呼ばれます。

むしろシーンの方が一般的だそうです。

フラッシュというのは意図した色(今回は赤)とは違う色(金色)が見える現象です。

そのためフラッシュするのを好まない人も多いようですが、この幻想的な現象、見ていて楽しくないですか?

僕はこのフラッシュ現象が好きで、フラッシュしているのが見えるとワクワクします。

このフラッシュについてはまた詳しく紹介したいと思います。

インクの消費が少ない人にはミニボトルがおすすめ

色彩雫の通常ボトルは50ml。

ボトルデザインがおしゃれですよね。

でもそんなに使えないよ、という人にはミニボトルがおすすめです。

15mlとちょっと割高な感じはしますが、コンパクトで収納がしやすいボトルデザインなので僕は気に入ってます。

色彩雫「紅葉」をいろんな筆記具で使ってみる

万年筆 パイロット「カクノ」

パイロットのカクノママレッドに入れてみます。

同じ赤系統で合わせてみました。

「紅葉」に関する正岡子規の俳句です。

カクノのペン先はF(細字)です。

鮮やかな紅葉色がきれいですね。

つけペン パイロット「いろうつし」

いろうつしのペン先はM(中字)です。

同じモチーフですが、線が太くなると印象が変わりますね。

赤の具合が柔らかくなった感じがします。

エルバン カリグラフィーペン

ゴシック体で「PILOT iroshizuku momiji」と書いています。

インクのつける量を失敗して書きはじめがにじんでしまってますが、ご了承ください。

程よい濃淡がいい感じに味がでてるんじゃないかと思います。

「紅葉」でカリグラフィーも楽しいですね。

最後に

今回はパイロットの色彩雫シリーズから「紅葉」を紹介しました。

万年筆だけでなくつけペンやカリグラフィー、絵を描いたりといろんな使い方ができて楽しいですよ。

金色に輝くフラッシュ現象も魅力的なインクです。

皆さんのインク選びの一助になれば幸いです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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