ライティブは2021年12月にパイロットから発売された万年筆です。
定価は2200円(税込)です。
「デザイン性と機能性を追求した気軽に使える大人の万年筆。」というキャッチコピーで販売されています。
このライティブという名前の由来は、「LIGHT(軽い)」と「ACTIVE(活動的)」を組み合わせた造語だそうです。
このキャッチコピー、名前の由来通り、比較的安価で手に入りますし、しかも書きやすい。
まさしく大人が気軽に使える万年筆です。
初心者にはもちろん、コレクターにもおすすめの万年筆です。
僕も気になって買ってみたので、詳しくレビューしたいと思います。
ライティブはこんな人におすすめ
万年筆初心者でも手軽に使える万年筆を探している
安い万年筆を探している
大人っぽいデザインの万年筆が欲しい
カートリッジ・コンバーター両用式の万年筆が欲しい
ライティブの特徴
良い感じの価格帯
![](https://shinowanblog.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_2113-1024x768.jpg)
パイロットの万年筆で初心者向けと言えば、「カクノ」という万年筆が大人気です。
また、少し価格帯が上がると「コクーン」という万年筆があります。
このライティブはちょうどその中間くらい。
「ライティブ」は「カクノ」を持つにはちょっと恥ずかしい、「コクーン」はかっこいいけどもう少し安い万年筆が欲しいという人向け。
「カクノ」「コクーン」のどちらもいい万年筆でとても使いやすいですが、デザインや価格帯で購入を悩んでいる人には、ちょうどいい感じの価格帯の万年筆が出た!って感じですね。
軽くて丈夫でデザインもいい感じ
![](https://shinowanblog.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_2157-1024x768.jpg)
キャップや軸は樹脂製です。
とても軽くて扱いやすいです。
カラーもイエロー、ネイビー、レッド、ホワイト、ノンカラー、ブラックの6種類。
僕は、マットな感じで落ち着いたブラックを選びました。
明るいカラーのもいいですし、インクの色を楽しむならノンカラーもいい感じですね。
インクが渇きにくいインナーキャップを採用
![](https://shinowanblog.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_2162-1024x768.jpg)
「パチン」といれる嵌合式というタイプのキャップになります。
パイロットが開発したインナーキャップで、ペン先の気密性を確保してインキの乾燥を防いでくれます。
キャップについてこんな記事を書いています。
よかったら参考にどうぞ。
書きたいときにはすぐに書き出せるので、ペンケースで持ち運んで使えるようになっています。
なにかメモをするときに、サッと万年筆が出てきたらかっこいいですよね。
名前の由来にある「ACTIVE(活動的)」には常に持ち歩いてほしいという願いが込められているようです。
カートリッジ・コンバーター両用式
![](https://shinowanblog.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_2169-1024x768.jpg)
カートリッジインクはもちろん、CON-40、CON-70というコンバーターが使えます。
コンバーターは別売りですので、別に買う必要があります。
最初にカートリッジインクが一本ついてくるので、カートリッジを差し込めばすぐに使えます。
いろんなインクを入れてみたいという人はぜひコンバーターを使ってみてくださいね。
それからパイロットの万年筆は独自規格です。
他のメーカーのカートリッジやコンバーターは使えませんので注意して下さいね。
万年筆の規格ってなに?という人はこちらの記事を参考にどうぞ。
パイロットのボトルインクは色彩雫が有名ですね。
初心者におすすめするのは色彩雫シリーズのミニボトルのセット。
3色自分の好きな色を選べます。
大きいボトルは使いきれるか心配になりますが、ミニボトルならお試しサイズで場所もとらないです。
ミニボトルなので見た目にもかわいいし、デスクの上に並べておいてもおしゃれな感じです。
色彩雫のミニボトルについての記事も書いています。
よければ参考にどうぞ。
ライティブの書き心地
インクは色彩雫の冬将軍
![](https://shinowanblog.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_2171-1024x768.jpg)
今回は付属のカートリッジインクは使わず、コンバーターを使ってみます。
使ったコンバーターはCON-40。
回転式のコンバーターです。
インクはこちら、色彩雫の冬将軍です。
グレーのインクですが、ネーミングが秀逸すぎて衝動買いしました。
インクの吸入はスムーズでした。
書き心地
![](https://shinowanblog.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_2172-1024x768.jpg)
![](https://shinowanblog.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_2173-1024x768.jpg)
ペン先の太さはM(中字)です。
インクの流れが良く、サラサラよりはヌルヌルという感じの書き味です。
とても書きやすいですね。
マットな質感で手になじみやすいです。
ペンバランスもいいですし、ずっと使っていられます。
パイロット ライティブをおすすめする理由
![](https://shinowanblog.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_2161-1024x768.jpg)
比較的安価ですが、書きやすく、見た目もいいです。
この価格帯であれば初心者でも買いやすいですし、持ち歩いていろんな場面で使ってほしいですね。
名前の由来のように
仕事のアイデアを思いついたときや
休日に咲いている花を見つけたときなど
「LIGHT(軽い)」フットワークで出かけて
「ACTIVE(活動的)」に万年筆を使って
出先でのちょっとしたメモやスケッチ。
ガンガン使いたおしたい万年筆です。
最後に
![](https://shinowanblog.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_2177-1024x768.jpg)
気持ちよく書ける万年筆に出会うとテンションが上がりますね。
ペンケースに入れて持ち歩こうと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
コメント
お値頃お値頃言うなら記事内にいくらか書きなさいや
ご指摘ありがとうございます。
記事内に定価を追加しました。
いいんだけど、コクーンと同様ペン先にEFサイズが無いんだよなあ
漢字を使う日本人には手帳使用には必須のサイズと思うんだけど
コメントありがとうございます。
仰る通り、パイロットの万年筆ではライティブ、コクーン、プレラあたりの価格帯はEFがないですよね。
EFのある万年筆はカクノ、ペン習字ペン、あとは価格帯がグッと上のモデルになってしまいますね。
ライティブはエントリーモデルに最適ですよね!
使っていくうちに
細かいことが気になるかもですが
その時には上のモデルを買いましょう
と言うことで。
私はなんだかんだ気に入って使ってます。
僕もエントリーモデルに最適だと思います。
まずはライティブで万年筆の良さや楽しさを体験してくれたらと思います。
コメントありがとうございました。