スポンサーリンク

【レビュー】OHTO(オート)万年筆DUDE(デュード)【シルバー】

万年筆
スポンサーリンク

今回はOHTOの万年筆DUDEを紹介します。

DUDEの特徴は

  • 六角形の独特のフォルムをして、金属軸でしっかりとした重みがある
  • 手頃な値段で手に入れることができる
  • カートリッジの規格は欧州規格なのでいろんなインクを試すことができる
  • インクフローがよく書きやすい

という感じです。

それでは詳しく紹介します。

スポンサーリンク

OHTO (オート)万年筆DUDE(デュード)をおすすめする人

国産の万年筆を探している

金属軸の万年筆が好き

インクフローのいい万年筆を使いたい

OHTO (オート)万年筆DUDE(デュード)の特徴

金属軸のしっかりとした作りでほどよい重みがある

軸やキャップはアルミニウム製です。

このキャップの先端部分(天冠といいます)と軸の先端部分(尾栓といいます)、それとこの首軸部分には真鍮が使われています。

しっかりした作りになっていますね。

首軸と軸のつなぎ部分のネジはなめらかです。

精度の高さが分かりますね。

重さは約24gとほどよい重さ

カートリッジインクやコンバーターが付いていない状態で測定しました。

結果は23.45gでした。

金属軸なので、樹脂軸の万年筆に比べ重みがありますね。

軸やキャップに使われているアルミニウムは軽い素材ですが、天冠や尾栓、首軸は真鍮なので重みがあります。

アルミニウムで軽量化を図りつつ、真鍮の重みでペンバランスをとっている感じですね。

クリップはSK材

クリップ部分はSK材という金属が使われています。

SK材というのは炭素工具鋼鋼材と呼ばれています。

SK材は「エス・ケー材」と読み、SはSteel(鋼)、Kは日本語の工具(Kougu)を指しています。

「炭素工具鋼鋼材」という名前のとおり工具類をはじめあらゆる製品に広く使われます。

以前OHTOの「アメリカンテイスト」というボールペンを紹介しましたが、このボールペンのクリップもSK材でできていました。

かなり頑丈な作りで、あまりしならず固いです。

メモ帳などを挟むにはちょっと固すぎかなって感じもします。

六角形の独特なフォルム

素材の話が続きましたが、次に見た目に注目してみます。

この六角形のフォルムが独特でかっこいいですね。

両端は角をとるように丸みを帯びています。

どことなくボルトやナットを連想させる形ですね。

綺麗に塗装されており手触りはつるつるしている

今回紹介するのはシルバーです。

光沢のある塗装が施されていて、つるつるとした手触りです。

シルバー以外にブラック、ブルー、バイオレットと全部で4種類のカラーがあります。

ただ、2023年8月現在でブラックとブルーは生産が終了しているので、在庫として持っている店舗でないと入手は困難です。

キャップは嵌合式

キャップはパチンと閉める嵌合式(かんごうしき)というタイプです。

キャップを閉めるときはカチッと閉まり、グラグラせずしっかり閉まっています。

キャップを開けるとき、2段階で開きます。

写真の左はキャップが閉まっている状態。

写真右は1段階目で開いた状態です。

この少し開けた部分でコツっと軽く止まります。

さらに開けるとカチッと外れます。

ペン先の気密性を保つための工夫がされているのかなと思います。

キャップ内にインナーキャップ

写真では分かりにくいかと思いますが、キャップ内に多分樹脂製のインナーキャップがあります。

インナーキャップはペン先の乾燥を防いでくれます。

ペン先はステンレススチール製

ペン先はステンレススチールでできています。

ペン先には「IRIDIUM POINT」と刻印されていますね。

万年筆のペンポイントと呼ばれるペン先部分にイリジウムという金属が使われているという意味かと思います。

イリジウムは摩耗に強いのが特徴で、ほぼ全ての万年筆のペン先にはこのイリジウムが使われています。

ペン先の太さはM(中字)のみ

ペン先の太さはM(中字)のみとなっています。

なので、ペン先の太さは選べません。

細字が好みの人にはかなり太く感じるかと思いますので、あまりおすすめはできないです。

書き味については後述しますね。

カートリッジ式の万年筆

購入時、軸の中にショートタイプのカートリッジインクが2本入っています。

インクの色はブラックです。

カートリッジの規格は欧州規格

カートリッジの規格は欧州規格と呼ばれる共通の規格です。

ヨーロッパタイプとか、ヨーロッパ統一規格などとも呼ばれています。

同一の規格であれば、他メーカーのカートリッジインクも使えますね。

ここでいう規格というのは、首軸とカートリッジの接続部分のサイズの事です。

この規格が違うときちんと装着できないですし、使用することもできません。

またむりやり入れようとすると壊れてしまう場合もあるので購入する際にはこの規格を必ず確認するようにしてくださいね。

欧州規格で軸の中に納まるサイズであればコンバーターも使える

公式ホームページでは「カートリッジタイプ」とありますが、欧州規格のコンバーターも使うことができます。

欧州規格を採用しているメーカーは沢山ありますが、コスパが一番いいと思ったのはアマゾンで見かけたこちらのコンバーターです。

10本セットで税込445円、1本あたり44.5円は相当安いですね。

問題なく装着できますし、きちんと軸内におさまりました。

OHTO (オート)万年筆DUDE(デュード)の使い心地

付属のカートリッジインクを使ってみた

購入時に付属しているカートリッジインクを使用してみました。

色はブラックです。

カートリッジインクを装着する場合は、首軸をしっかりと固定してまっすぐにはめ込むようにしてくださいね。

キャップは軸にしっかりとハマる

全体の重さは約24gですが、キャップを外した状態での重さは17.24gです。

(カートリッジインクやコンバーターを装着していない状態の重さです)

キャップがない状態では重心が中心からややペン先側になっているので扱いやすいです。

重い方が好みの人であれば、キャップが軸につけてもいいと思います。

しっかり軸にハマり、ぐらぐらしたりはしないですね。

ただ、キャップを軸につけると、キャップ側に重みを感じるようになります。

僕はキャップをつけない方が使いやすかったです。

インクフローはかなりいい

まずは英語での名言を書いてみました。

インクフローはかなりいいですね。

ヌルヌルとした書き心地で気持ちがいいです。

ペン先は滑らかで、引っかかりなどはないです。

インクが真っ黒なので、あまり濃淡はありませんね。

次に日本語での名言を書いてみました。

僕が好きでよく書いている、松下幸之助の名言です。

日本語特有のとめ、はね、はらいの表現はしやすいですね。

小さな文字は書けないので、普段のメモに使うとかには不向きですね。

書写やペン習字といった用途に向いているかと思います。

OHTO (オート)万年筆DUDE(デュード)をおすすめする理由

金属軸で程よい重みがある

六角形のフォルムが独特でかっこいい

欧州規格のカートリッジやコンバーターが使える

インクフローはかなり良く書き味はなめらか

手頃な値段で手に入る

という感じですね。

ペン先の太さが選べないのは残念な感じはしますね。

ですが、金属軸でこの値段でこの書き味は十分満足できるクオリティだと思います。

初心者にもおすすめできる一本ですね。

最後に

今回はOHTOのDUDEという万年筆を紹介しました。

以前は同じDUDEという名前の水性ボールペンもあったようですが、そちらは製造終了しているようです。

OHTOの筆記具はどれもが個性的で見ているだけでも楽しいです。

値段も手ごろなのでついいろいろと買ってしまいます。

手元にまだ紹介出来ていないOHTOのボールペンや万年筆が数本あります(笑)

またじっくり紹介したいと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

ブログランキング・にほんブログ村へ
万年筆
スポンサーリンク
スポンサーリンク
しのわんをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました