ラミーはドイツのハイデルベルクに本社がある筆記具メーカーです。
ラミーの「サファリ」という万年筆が人気で、毎年限定カラーを展開しています。
ラミーの万年筆「サファリ」についてレビューしています。
よかったら参考にしてください。
今回紹介するのはラミーから、ローラーボールのエントリーモデルとして販売されているティポというモデルです。
ローラーボールといえば高級筆記具のイメージが強いかと思いますが、この「ティポ」はオール樹脂で定価1650円(税込)と買いやすい価格でありながら、本格的なローラーボールを楽しめる一本です。
ローラーボールって何?という人はまずはこちらの記事を参考にしてください。
それでは詳しく紹介します。
「ラミー ティポ」はこんな人におすすめ
安価なローラーボールを探している
ローラーボールがどんなものか知りたい
ラミーが好き
ラミー ティポの特徴
軸は樹脂製とアルミニウム製の2種類
グリップ部分は樹脂製、軸は樹脂とアルミニウムの2種類があります。
樹脂軸のティポが定価1650円(税込)ですが、アルミニウム軸は定価1870円(税込)と樹脂軸に比べると少し高くなっています。
僕は軸も樹脂製のコール(黒)にしました。
樹脂軸は他にレッド(赤)、ライム(黄緑)、ホワイト(白)があります。
アルミニウム軸はさらにカラーバリエーションが豊富です。
バールローズ、シャンパンゴールド、コーヒー、パープル、シルバー、ブルーブラック、モス、コッパーオレンジなど
また、限定カラーもあります。
2022年の限定カラーはブルーブラックとモス。
数量限定で、ブルーブラックはもう入手困難となっています。
気になる人は早めにチェックしてくださいね。
ノック式
このクリップを下げると芯が出てきます。
クリップの先が本体のこの穴の部分にひっかかり、芯が出たままで安定します。
芯を引っ込めるには、このクリップの上部の突起部分を押します。
僕はボールペンを胸ポケットに入れて持ち運びますが、よく芯を出したままで入れて服を汚してしまいます(汗)
そうすると、どんどんインクが服に滲み出てきて大変なことになってしまいます。
油性マーカーでやってしまうと、もうその服は着れないですよね。
そんな大惨事を経験した人は少なくないはず(多分)
ですが、このティポはクリップを使おうとするとロックが解除されて芯が引っ込みます。
僕みたいなうっかりしている人にはちょうどいい仕掛けですね(笑)
替え芯(リフィル)は「スイフト」と共通
「LM66」という替え芯です。
ラミーのキャップレスタイプのローラーボールに対応しています。
替え芯は、ブラック(黒)、レッド(赤)、ブルー(青)の3種類。
替え芯の太さは1種類だけで選べないので注意してください。
ティポに使われている替え芯は「スイフト」という機種と共通です。
「スイフト」もノック式のローラーボールです。
ノックして芯を出すとクリップ部分が本体に収納されるという珍しい構造をしています。
ラミー ティポの書き味
軸とグリップ部分がネジ式で外れるようになっていて、替え芯を交換、装着できます。
今回はブラック(黒)の替え芯を使ってみます。
水性インクなので発色がいいですね。
はっきりとした黒色がかけるのは水性インクの魅力と思います。
とてもサラサラとなめらかに書けます。
発色が良くサラサラとかける反面、紙によっては裏うつりしてしまうのが難点。
写真は、ノートの裏を写したものです。
けっこう裏うつりしています。
レポート用紙など、片面に書く分には問題ないですが、ノートなど両面を使う場合には裏うつりに注意してくださいね。
ラミー ティポをおすすめする理由
安価で手に入り、ローラーボールを楽しめる
ノック式で手軽に使える
スタイリッシュなデザインで機能性が高い
発色が良く、サラサラと書きやすい
といったところかと思います。
残念な点としては、
裏うつりする
また水性インクなので、水がかかるとにじんでしまう
替え芯の太さが1種類しかない
というところですね。
水性インクなので長期保存する書類などには不向きです。
水性インクの特性についてこちらの記事で解説していますので、良かったら参考にしてください。
難点もありますが、使ってとても扱いやすかったですし、ローラーボールのエントリーモデルとしておすすめです。
最後に
今回はローラーボールのエントリーモデルとして最適なラミーのティポを紹介しました。
ローラーボールの魅力を、安価で体験させてくれるティポ。
ローラーボール初心者にはおすすめの一本です。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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