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【レビュー】Schneider(シュナイダー)万年筆406【透明軸】

万年筆
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シュナイダーというメーカーをご存知ですが?

シュナイダーは1938年に創業したドイツの老舗ブランドです。

パーツその他すべてドイツでの製造にこだわり、また日常での使用を意識した高い耐久性が魅力です。

手の出しやすい価格設定と、年齢、性別を問わないシンプルなデザインで幅広く受け入れられています。

今回紹介するのはシュナイダーの「406」という透明軸万年筆です。

それでは詳しく紹介します。

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シュナイダー万年筆406をおすすめする人

透明軸の万年筆が欲しい

細身の万年筆が使いたい

海外製のお手頃な万年筆を探している

シュナイダー万年筆406の特徴

透明軸でインクを見て楽しめる

まず一番の特徴はこの透明軸。

透明軸は、中のインクが見えるので、色や残量が一目でわかります。

軸の素材は樹脂製です。

透明度が高いのでコンバーターがハッキリ見えますね。

万年筆の軸に使われている素材についてこんな記事を書いています。

よかったら参考にして下さい。

キャップは嵌合式

キャップはパチッとはめ込む嵌合式というタイプです。

結構しっかりとハマります。

しっかりハマりすぎて、キャップを外す時は結構固いです。

かなりグッと力を入れないと外れないです。

インナーキャップでペン先が乾きにくい

軸は濁りのない透明ですが、キャップは若干白色っぽい透明です。

また軸と違い、シリコンっぽい弾力があります。

このグレー部分がインナーキャップになっています。

このインナーキャップは固定されてなくて、簡単に外すこともできます。

で、キャップをするとこのインナーキャップがペン先にしっかりハマって閉まります。

天冠側には抜けないようになっているので、キャップした時に外れることはなく、しっかり固定されています。

このインナーキャップがあるおかげで、ペン先が乾きにくくなっているんですね。

キャップ側面には「schneider」(シュナイダー)そして「Made in Germany」の文字。

キャップのこんなところにも「GERMANY」の文字がありますね。

幅広の金属クリップ

クリップに「Schneider」とメーカーロゴが刻印されています。

シンプルながらけっこう頑丈そうな作りですね。

板ばねのような感じで結構柔らかく動きます。

メモ帳などに挟みやすいです。

細身で軽量

樹脂軸なので軽量です。

細身でスマートな印象ですね。

首軸と胴軸をつなぐこのネジ部分、

安い万年筆ではこの辺りが雑になりがちです。

回すと樹脂がきしむような擦れる音がするものがあります。

ですがこの406はとてもなめらかに付け外しができます。

これは僕的には結構ポイント高いです。

グリップ部分は握りやすい形状

写真で波紋状の模様が見えるのが分かりますか?

ここが少しザラっとした感じになっていてグリップが滑らないようになっています。

指をそえるだけで正しい持ち方ができる丸みのある三角形状になっています。

滑りにくく、持ちやすい工夫がされているんですね。

パッと見はこの工夫が分かりにくいですが、このグリップは結構持ちやすいですよ。

ペン先はイリジウム

イリジウムというのは万年筆のペンポイントに使用される摩耗に強く、腐食しにくいという特性を持っている金属です。

この金属を使用したペン先なので、錆びにくく、また摩耗につよいので日常的に使用することができますね。

ペン先の太さはEF(極細字)です。

ペン先に刻印されています。

またペン先にはシュナイダーのメーカーロゴが刻印されています。

ペン芯は独特な形をしていますね。

書き味については、このあと紹介します。

また、ペン先についてはこんな記事を書いています。

良かったら参考にして下さい。

カートリッジインク・コンバーター両用式

買ったときにコンバーターが1本、カートリッジインク(黒)が1本ついています。

ボトルインクを持っていなくてもカートリッジインクを差し込むだけですぐに使えます。

コンバーターに「Schneider」と浮き彫りされています。

インクが入っていない状態とインクを入れた状態です。

ちょっと写真では分かりにくいですかね。

コンバーターの裏側には「Made in Germany」とありますね。

ドイツ製アピールがすごいです。

406のカートリッジ・コンバーターはヨーロッパ統一規格

同一規格のものであれば他のメーカーのカートリッジやコンバーターが使えますね。

カートリッジやコンバーターの規格ってなに?

という人はこちらの記事を参考にしてください。

付属のコンバーターは回転式です。

コンバーターを使っていろんなインクを試してみたいけど、コンバーターの使い方が分からないという方はこちらの記事を参考にしてください。

シュナイダー万年筆406の書き味

シュナイダーのボトルインク「アイスブルー」を使ってみた

今回この406と一緒にシュナイダーのボトルインク「Ice Blue」(アイスブルー)を買ってみました。

コンパクトなボトルインク(15ml)で見た目がかわいらしいです。

今回はこの「アイスブルー」を入れてみます。

コンバーターのつまみを回せばインクが吸入できます。

ピストンの動きはスムーズで、インクもスムーズに吸入できました。

透明軸だからインクが入っていく様子がよく見えます。

ペン先は硬め、でも割となめらかな書き味

EF(極細字)というのもあるかと思いますが、ペン先はやや硬めの印象です。

でも細くてもガリガリという感じの尖った感じはなく、割となめらかに書けますね。

線の強弱はほとんどつかず、一定の幅で書くことができます。

インクフローはペン先の極細に合わせたやや渋めの設定かと思います。

かすれたりすることはありませんが、筆記によるインクの濃淡は少ないですね。

濃淡を楽しみたい人にはちょっと物足りないかもしれません。

「アイスブルー」は澄んだ空の色

名前からもっと冷たい印象のインクかと思いましたが、鮮やかな水色で、雲のない澄んだ空のような青色です。

これは綺麗ですね。

けっこうサラサラとしたインクで扱いやすいです。

筆記時のキャップは軸にしっかりハマる

キャップは軸にしっかりとハマります。

ですが、キャップをつけるとかなりバランスが後ろになります。

全体的に軽いのでそれほど気にしなくてもいいかもしれませんが、僕はキャップをつけないほうが書きやすかったです。

シュナイダー万年筆406をおすすめする理由

海外製でお手頃な値段で買いやすい

細かなところ(ネジ部分など)の精度が結構いい

透明軸で中のインクが良く見える

細身で軽く使いやすい

という感じです。

僕が買ったときの値段は税込み1760円でした。

このクオリティでドイツ製というのを考えると結構お手頃な値段じゃないかと思います。

シンプルなデザインなので年齢、性別を問わず使いやすいです。

ペン先はかなり頑丈な感じなので、万年筆を普段使いしている人におすすめですね。

カートリッジは便利ですが、せっかくの透明軸なのでいろんなインクを入れて楽しみたいですね。

最後に

今回はシュナイダーの406という万年筆を紹介しました。

シュナイダーの万年筆を初めて使ってみましたが、

細部まで使用者に配慮されたドイツを感じさせるクオリティの高さに感心しました。

シュナイダーの万年筆ってどんなものなのかな?

という程度でなんとなく買ってみたんですが、

使ってみたら結構使える万年筆だったので買ってよかったなと思いました。

シュナイダーの万年筆は406のほかにもいろんな万年筆がラインナップされています。

買いやすい値段なので、他のもいろいろと買って試してみようと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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