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【万年筆レビュー】Pelican (ペリカン)スーベレーン「M400」【ブルー縞】

万年筆
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ペリカンのフラッグシップであるスーベレーンシリーズ。

スーベレーンとはドイツ語で「卓越した」「優れた」という意味。

スーベレーンM400は軸のストライブが印象的な本体吸入式の万年筆です。

ペン先には金が使用され、見た目にも美しく、またとても書きやすい万年筆です。

今回紹介するスーベレーンM400のペン先はB(太字)です。

それでは詳しく紹介します。

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スーベレーン「M400」をおすすめする人

ペリカンの万年筆が好き

本体吸入式の万年筆が欲しい

末永く付き合っていける万年筆を探している

スーベレーンM400の特徴

ペリカンというブランド

「ペリカン社」は創業当時、絵具やインクを製造していました。

1929年にペリカン初の万年筆が発売され、吸入メカニズムが当時画期的であったと評価されました。

日本でもスーベレーンをはじめとした高級筆記具から、ペリカーノジュニアなど初心者向けの筆記具まで幅広いターゲットに向けた商品を展開しています。

僕がこれまでに紹介したペリカンの万年筆

ペリカーノアップ

ペリカーノアップはカートリッジ・コンバーター両用式の万年筆です。

軸やキャップはアルミでできており、シャンパンカラーが印象的です。

ペン先はスチールで、さらさらとなめらかな書き味です。

軽くて見た目がおしゃれ、そして書きやすい一本です。

デモンストレーターM205

デモンストレーターは本体吸入式となっています。

インクの吸入機構が見えるのがかっこいいです。

ペン先はステンレススチールですが、結構しなって線の強弱がつけやすく、

使うのがとても楽しい一本です。

本体吸入式

ペリカンの万年筆で発売当初から評価されているのがこの吸入方式です。

この尾栓を回して、軸内にあるピストンを上下させてインクを吸入します。

スーベレーンM400の「M」はドイツ語でMechanik(機械)の意味で、

本体の吸入機構の事を指しているんですね。

ちなみにペリカンの万年筆で「P」とあるものがあります。

この「P」はドイツ語でPatronen(カートリッジ)の意味で、カートリッジ式万年筆という意味です。

万年筆の吸入方式についてこちらの記事で詳しく紹介しています。

よかったら参考にしてください。

400はサイズを表している

M400の「400」はサイズを表しています。

スーベレーンシリーズは「300」「400」「600」「800」「1000」とあり、この数字が大きくなるほどサイズも大きくなっていきます。

サイズにかなり種類がありますね。

サイズだけでなくそれぞれに書き味も違うので、どのサイズのも欲しくなってしまいますね。

話が逸れましたが、この「400」は下から2番目のサイズということになります。

「M400」の全長は約149mm、重さは約15gです。

「400」は収納時はやや小ぶりです。

「M205」デモンストレーターと比較するとほぼ同じ大きさですね。

普段はコンパクトですが、キャップをつけるとちょうどよい長さになります。

また太さも扱いやすいサイズなのでとても持ちやすいですよ。

金色の装飾が美しい

「M400」に施された金色の装飾が美しいですね。

細部を見ていきましょう。

クリップ部分のペリカン

ペリカンをモチーフにしたクリップデザインはまさにペリカンらしさを演出しています。

金色が美しいですね。

キャップ部分の装飾

「PERIKAN SOUVERAN GERMANY」という文字が見えますね。

この細やかな装飾もきれいですね。

天冠のペリカン

ペリカンの親子がデザインされています。

天冠は胸ポケットにさしたときによく見える部分です。

このペリカンが見えたらちょっとかっこいいですよね。

数字の下2桁は装飾のカラー

「400」という数字の下2桁ですが、他のモデルを見ると「00」と「05」と2種類あります。

これは「00」はゴールドトリム、「05」はシルバートリムを示しています。

以前紹介した「スーベレーンK605」というボールペンはシルバートリムでしたね。

ゴールドトリム(GT)とシルバートリム(CT)についてはこんな記事を書いています。

よかったら参考にして下さい。

鮮やかなブルーストライプ

スーベレーンと言えばこのストライプ柄ですね。

このストライプ部分ですが、高級樹脂と透明セルロースを何重にも重ねて作られています。

職人の技術によって生み出されたこの縞模様はペリカンらしさを十分に伝えてくれます。

シンプルながら手の込んだデザインは長い年月を経てもすたれる事がありません。

持った時のこの樹脂の感触もいいですね。

スーベレーンのカラーランナップ

今回紹介するブルーストライプの他、グリーンストライプ、ブラック、ブラックストライプ、ボルドー、ホワイトトータス、ブラウンなどがあります。

どれも魅力的ですが、スーベレーンを象徴するグリーンストライプはぜひ一本持っておきたいカラーですね。

キャップはネジ式

スーベレーンのキャップはネジ式になっています。

ネジ式の特徴はペン先が密閉されインクが乾きにくいというところです。

乾きにくいので、しばらく使わないでいてもすぐに使いたいときに使えます。

万年筆のキャップについてこんな記事を書いています。

よかったら参考にしてください。

ペン先は14金でロジウム装飾

ペン先の装飾がきれいですね。

金と銀のバイカラーで高級感があります。

素材には14金が使用されています。

金ペンというだけでテンションが上がりますね。

今回ペン先の太さはB(太字)を選びました。

書き味については後述しますね。

ペン先についてはこんな記事を書いてます。

よかったら参考にしてください。

スーベレーン M400の書き味

インクはペリカンのブルーブラック

ボトルインクのブルーブラックを使用します。

本体吸入式なので、本体をしっかり手で固定して尾栓を回します。

インクの残量は見た目では分からないのでどれだけ吸入できたかは分かりません。

インクの吸入はスムーズにできました。

濃淡がでやすくカリグラフィーっぽい書き味

インクフローはとてもいいですね。

書き味もなめらかで気持ちがいいです。

太字になるとインクの濃淡が出やすくなるので書いていても楽しいですよ。

また、若干ですが縦と横とで書ける線の幅が違いますね。

日本製の万年筆では太字は縦も横も同じように太くなりますが、

ペリカンの万年筆は縦の線が横の線に比べて太くなります。

ちょっとカリグラフィーっぽい感じになりますね。

カリグラフィーはもちろんですが、ペン習字にもいい味が出て楽しいですね。

濃淡がしっかり出ていていい感じです。

ペリカンのブルーブラックは筆記時は結構鮮やかな青ですが、徐々に深い青に変化していくうつろい系ですね。

太字のニブとブルーブラックの組み合わせは最高ですよ。

キャップは軸につけた方がいい

キャップ収納時は127mmと小ぶりですが、キャップをつけた状態では149mmになり、ちょうどいい長さで持ちやすいです。

キャップなしだとさすがに短くて扱いにくいですね。

ペンバランスもキャップを装着した状態でバランスが良いので、キャップは軸につけて使用した方がいいと思います。

スーベレーン M400をおすすめする理由

ペリカンというブランドを堪能できる

手におさまるちょうどいいサイズ感

金ペンでなめらかな書き味

末永く付き合える飽きのこないデザイン

全てが完成された万年筆なのでぜひ一本は所有したいですね。

とうぜん難点としては高価であることです。

簡単に手に入れられる値段ではないので、購入には慎重になってしまうかと思います。

購入に悩んだ分、手に入れた時の喜びや感動を与えてくれるのもこのペリカンのスーベレーンだと思います。

僕もこのスーベレーンを購入するのに1年悩み続けましたから(笑)

最後に

今回はペリカンのスーベレーン M400という万年筆を紹介しました。

ペリカンクオリティをたっぷり堪能できる一本で、これからずっと大切にしていきたい万年筆です。

これで僕が所有しているペリカンの万年筆は3本目になりました。

ボールペンを含めると4本。

じわじわとペリカンコレクションが増えてきました。

これからも少しずつ集めていきたいと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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