万年筆の形と聞いてどんな形が思い浮かびますか?
万年筆の形は
ひとつは「ベスト型」といって両端が平らになっているもの
もうひとつは「バランス型」といって両端が丸くなっているもの
このふたつの型に当てはまらないものもあり、多様化してきていますが、大きく分類するとこの2種類になります。
形は万年筆を選ぶ際の要素のひとつです。
今回は万年筆の形に焦点をあてて紹介したいと思います。
この記事はこんな人におすすめ
万年筆にはどんな形があるの?
形の特徴を知りたい
自分好みの形を知りたい
注)僕の持っている万年筆での説明になるので、話が偏ってしまいますがご了承ください。
「ベスト型」と「バランス型」
「ベスト型」の万年筆
「ベスト型」は万年筆の両端、つまりキャップの先端と、尻軸が平らになっているタイプになります。
「ベスト型」の名前の由来ですが、洋服のベストポケットに収まるように両端を平らにしたということだそうです。
僕の持っている万年筆でこの「ベスト型」なのを少し紹介すると
ペリカンのM205、パイロットのカスタム912、パーカーのIM
といったところでしょうか。
その他、僕が持っているベスト型の万年筆では、
セーラーのハイエースネオクリア、パイロットのエラボー、パイロットのライティブなどですね。
ほかにもベスト型の万年筆はいろいろあり、ちょこちょこ紹介しています。
よかったら参考にしてみてください。
「バランス型」の万年筆
「バランス型」とはキャップ、尻軸の両端が丸くなっているタイプになります。
「バランス型」のという名前の由来ですが、シェーファーが1920年代に発表した「シェーファー バランス」というモデルからだそうです。
シェーファーの万年筆は持っていないので今回は紹介できませんが、また使ってみたいブランドの一つです。
日本では先端が丸くなっているのをすべてバランス型と呼んでいますが、海外では先端がやや尖っているのをバランスタイプというようです。
魚雷型(ドーピード)とも呼ばれているようです。
僕が持っている万年筆でバランス型なのは
モンブランの146、プラチナ万年筆の#3776、セーラーのプロフィットJr
みたいな感じかと思います。
そのほか、モンブランの145、プラチナのプレジール、ジンハオのX750などがバランス型ですね。
こちらも紹介していますので、よかったら参考にどうぞ。
バランス型の万年筆もこの他いくつか紹介しています。
よかったらこちらも参考にしてみてください。
その他の形
ノック式
「ベスト型」、「バランス型」、このふたつの分類に当てはまらない形があります。
ひとつはノック式の万年筆。
僕が持っているノック式の万年筆は「プラチナ万年筆のキュリダス」です。
その他にノック式といえば「パイロットのキャップレス」とかですね。
ノック式はキャップを外す手間がなく、使い勝手の良い万年筆です。
持ち運びに便利ですし、サッと出して書けるので手軽でいいですね。
「キュリダス」はこちらの記事で紹介しています。
よければ参考にどうぞ。
多様な形
手軽に万年筆が買えるようになり、いろんな形の万年筆が増えてきました。
僕の持っている万年筆で「ベスト型」、「バランス型」、「ノック式」に当てはまらない、もしくは分類に悩むのはこちら。
1本目はこちら、エルバンの万年筆です。
キャップの先は丸く、軸尻は平らになってます。
「ベスト型」「バランス型」のどちらとも言えない独特な感じ。
これはこれで面白いですね。
こちらの記事で詳しく紹介しています。
2本目はこちら、パイロットのカクノです。
先端が平らなようで丸みもある、可愛らしいフォルムをしてます。
これも「ベスト型」、「バランス型」どちらかに分類するか悩むところですね。
カクノについてはこちらの記事を参考にどうぞ。
さらにこのカクノに新しいファミリーが登場しました。
カクノファミリーといって、ペン先の顔がそれぞれ「パパ」や「ママ」、「ベビー」などがあり、顔に合わせて軸も綺麗な透明カラーになっています。
思わず全種類買ってしまいました。
また詳しく記事にして紹介したいと思います。
最後に
今回は万年筆の形に焦点を当てて紹介しました。
お好みの形はありましたか?
皆さんの万年筆選びの一助になれば幸いです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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